台湾：１万人の法輪功学習者は大統領官邸前で江沢民に対する告訴を声援した（写真）
——各党の指導者と人権団体も支持のため参加した

【明慧ネット2003年11月15日】台湾法輪功学習者は17日台湾高等裁判所に江沢民を人類残害の罪で告訴する予定である。この告訴を声援するため、今日(15日)午前台湾各地からやってきた1万人余の法輪功学習者は台湾大統領官邸前に集まり、「人類に対する残害を制止する、基本人権を守る、全世界で江沢民を公判する、1万人が大会を声援する」などをテーマで活動を行い、記者会見を行った。

該当万人声援大会活動に参加したのは、台湾各地からやってきた1万人余の法輪功学習者以外、また最近大陸で20日非合法に拘束された法輪功学習者林暁凱、及びかつて迫害を受けた6人の台湾法輪功学習者、及び林暁凱救出のために引き起こした「人権迫害を制止し、法輪功学習者を家に戻そう」をテーマで全島を回る自転車隊員、立法院各党代表、台湾人権団体代表などがいる。彼らは大統領官邸前の凱達格蘭大通りに集まり、共同に7人の台湾法輪功学習者の台湾高等裁判所での刑事告訴案件を声援した。この告訴は前中国共産党主席江沢民、前国務院総理李嵐清、及び中国共産党中央政治局常務委員羅干ら三人に対する告訴である。かれら三人は＜人込み残害に対する処刑条例＞の＜人込み残害の罪＞に触れている。

今日午前6時から少なくとも18県市の1万人を上回る法輪功学習者が続々と中正記念堂に集まった。朝8時、既に数千人の学習者が集まり、多くの学習者家族は年寄りを助け子供の手を引きやって来た。全ての学習者は“法輪大法”とプリントされたＴシャツを着ていて、集合秩序も立っていた。声援の現場では、約1万人が静座し、人権を守り、迫害を制止するために台湾全島で集めたサインが書かれた横旗を展示した。約10万人がこのサイン活動を支持したと思われる。この大会に出席した貴賓には民進党立法府林濁水、国民党立法府孫国華、台湾立法院リーダー廖本煙、台湾人権学会会長魏千峰、中国人権協会理事呉恵林らがいる。

1999年7月20日江沢民が法輪功に対する弾圧をはじめて以来、この四年間、中国大陸からは酷刑による迫害事例が無数に伝わってきた。台湾の法輪功学習者も例外ではなかった。有効ビザを持ち大陸に出張し、或いは親戚の訪問に行った台湾法輪功学習者は中国共産党による非合法な拘束、虐代、暴力により証拠を示されるなどの迫害を受けた。台北から来た一人の法輪功女性学習者は、彼女が2002年アイスランド及び2003年香港に法輪功活動参加のため行ったとき、いずれも中国政府が当地に圧力を掛けたため、他の一部の学習者と一緒に空港で非合法に拘束された、と表した。今台湾で迫害を受けているのは、法輪功学習者だけではなく、一般の民衆さえも法輪功学習者と名前が同じの場合、台湾同胞証明書をもらえない。

貿易会社に勤める一人の法輪功学習者はこう表した。大陸で法輪功を弾圧してから、全世界の各地で法輪功学習者は絶え間なく平和的な請願を続けている。各種方式で世人に真相を伝えている。デマによる毒害を暴きだしている。しかし四年たった現在も迫害はかえって激烈になっている。われわれは告訴の方式で江沢民を審判台に引き出し、早めに今回の迫害を制止させようとしている、と。

一人の瀋姓の医師を務めている法輪功学習者は、彼は既に法輪功を5年余修煉している。彼は基本人権を守る立場からこの活動に参加しに来たと表した。彼はまた、人権はこの世で普遍的な価値があり、現在全世界の通信と交通は発達しており、世界が一つの自由村みたいになっている。この状況で、如何なる国家或いは如何なる地区に人権を尊重しない事例が存在することは許されない。そうしないと全世界に不安定な危険が存在することになるだろう、と表した。

瀋医師はまた、人の官職がいかに高くとしても国王が犯罪行為を犯したら、庶民と同じ罪であり、如何なる犯人も必ず審判を受けるべきだ、といった。

花蓮東華大学一年生の一人の学生は法輪功を修煉して2年が経ったといい、「人の心身ともに利益を与える功法はこのような弾圧を受けてはいけない。私は今日台湾人だけではなく、法輪功学習者でもあるのでここに来てこの活動を声援する責任があります。人権には国境がありません。人権は世界のことであり、台湾人だけではなく、全世界の人がみな人権を守る立場からこの活動を声援すべきです。」と語った。