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温家宝氏のカナダ訪問の最後一幕

【明慧ネット2003年12月14日】12月11日夜、温家宝氏のカナダ訪問における最後の活動は、カナダの文明博物館を見学することであり、その際、カナダ総理が送別の特別宴会を設けた。

夜7時過ぎ、カナダの政府関係者と中国代表団の車隊が、“温家宝氏のカナダ訪問を歓迎、江沢民を厳罰に処する”と“法輪大法は素晴らしい”といった横断幕の前を通過した。夜8時を過ぎると、他の団体は続々と帰って行ったが、法輪功の学習者は静かに、煉功したり、法を学んだりしていた。

交通整理をしていた警官が、「寒いから、早く家に帰ってください」と学習者に勧めた。学習者は、まず感謝を表し、その後中国での迫害真相を伝え始めた。「中国では、真・善・忍を信仰するだけで虐殺されうる。わたしたちは今日ここで、中国大陸で迫害を受けている法輪功学習者に代わって、中国の指導者に法輪功の真相を伝えたい」と言った。

「中国の新政府は、この問題を解決する可能性があるのでは?」という警官は言ったが、「わたしたちは、政治には無関係である。しかし、迫害はまだ続いており、真相を知ったいかなる人も、道徳と良知を踏み躙り、善良な人間性を打ち壊す、この迫害を黙認すべきではないと思う」と学習者は答えた。

9時過ぎ、突風が吹き荒れ、一列のバリケードと横断幕を支える竹の竿が、吹き倒されたが、警官らは竹の竿を起こしてくれた。

9時50分頃、車隊が博物館からゆっくりと出てきたが、その真正面及び両側には、“温家宝氏のカナダ訪問を歓迎、江沢民を厳罰に処する”と“法輪大法は素晴らしい”の大きな横断幕が掲げられていた。