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カナダの法輪佛学会長は法廷で証言し、法輪功についての情況を述べた

【明慧ネット2003年12月1日】モントリオールの明慧記者からの報道によると、11月24日午前、モントリオール高等裁判所は“華僑時報”による名誉毀損案件審査の最終日、カナダ法輪佛学会長の李迅氏を証人として、出廷させた。李氏は法廷において、「誹謗中傷により、彼及び家庭が傷つけられてきたこと。中共が海外の中文メディアに圧力を掛け、デマを飛ばし民衆を惑わせ、憎しみを扇動させ、法輪功への迫害を海外でも伸展させている。カナダ法輪佛学会は、法輪功の学習者によって非営利的に行われ、寄付も受け入れず、無私で社会に対し貢献しているものである」と述べた。

また、目下海外においても中国共産党が、法輪功を迫害していることを示す“見証”“Compassion誌”“天安門焼身自殺事件の真相”中国語と英語の法輪功真相の新聞と小冊子などの資料を提出した。そして、李氏は「中共は大陸の弾圧に力を合わせるため、海外で虚言をまき散らし人心を惑わせ、社会の調和を破壊している。法輪功の学習者の作成した真相の資料は、これらの虚言を明らかにすることに用いている」と述べた。
 
法廷が、これらの資料の出所及び印刷費用等について尋ねると、「資料にある迫害の内容や写真は全て事実であり、全て米国やカナダ、世界各地の法輪功学習者らが自費で編集し、製作したものである」と答えた。

 さらに、「中国政府の法輪功に対する惨い迫害を直ちに停止することを呼びかけるため、真相の資料は、全て原価で配布されており、学習者らは自らの意志により購入し、無料で社会へ配布している。“華僑時報”が法輪功を誹謗中傷する記事を掲載した際にも、法輪功の学習者は、ここモントリオールにおいて、事実関係を明らかにする資料を無料で配布した。“華僑時報”は、2001年〜2002年まで連続して何度も、法輪功を誹謗する文章を掲載し、彼と妻の名前を列挙した。氏名を掲載していない場合でも、“華僑時報”の誹謗の文章は、全ての法輪功学習者を的にしていることが明らかである。これらは、自分と家庭を侮辱するのみならず、“真・善・忍”の法輪大法、法輪大法の創始者及び全ての法輪功学習者に対する卑劣な辱めである」と述べた。

李氏の妻である周露茜女史は、7歳の息子は機会あるごとに、友人や先生に法輪功の功法動作などを説明しているが、“華僑時報”の法輪功に対する誹謗宣伝により、学校で友人から罵られ、現在息子は他の人へ法輪功について話すことを望まなくなっていると述べた。今年の夏、息子が「なぜ法輪功を修煉する人は、馬鹿で悪人と言われるのか?」と聞いてきた。どこで聞いたのかと尋ねると、「友人が父親の着ている法輪功の黄色いシャツを見た後に言った」と答えた。周女史は、「息子は数ヶ月後に勇気をもって、はじめてこれを私に伝えた」と言った。

周女史は、「華人の集まりがあると、おおよそ20人くらいの人は手に“華僑時報”を持っている。迫害の事実について説明している時に、“華僑時報”に掲載されている内容を叫ぶ人がいた。そこで、根気よく事実を説明して、何人かの人は見方を変える様になった」と述べた。ある人は、「あなたの言うこれらの事実を知っているが、大使館の関係者がここにいるので、ここで話してはいけない」とそっと伝えたと言う。

人にとって、肉体上での傷は比較的忘却しやすいかもしれないが、精神上の傷は、その人に一生伴うようになりやすい。