法輪功学習者は東京の中国大使館の前で燭光を持って劉成軍を哀悼し 元凶を厳罰に処し、迫害を止めるよう呼びかけた
文/日本大法弟子
【明慧ネット2003年12月31日】12月30日夜、法輪功学習者は東京港区にある中国大使館の前に来て、燭光を持って12月26日に死亡した吉林省の法輪功学習者劉成軍を哀悼した。そして犯人を調査し、元凶江沢民を厳罰に処すように強く呼びかけた。劉成軍は2002年3月長春で法輪功の真相番組をテレビに流した主要な人物である。
2002年3月5日夜8時頃、吉林省長春市にあるケーブルテレビの八つのチャンネルに「法輪大法は世界に広がる」、「焼身自殺か嘘か」など法輪功の真相番組が四、五十分流れた。しかし法輪功に対する叙述が当局の宣伝と全く異なるため、長春を激しく揺るがした。この長春での放送事件後、吉林省では一度に5000人以上の法輪功学習者が捕まえられた。劉成軍は2002年3月24日に捕まえられたが、直ちに警察に脚を銃で打たれて重傷を負った。その後19年の懲役を言い渡された。劉成軍は放送事件のため迫害されて死亡した第8番目の法輪功学習者である。目撃者の話しによれば、劉成軍は死亡した時鼻の穴、耳、腿などから血が出ていたそうである。劉成軍の遺体は当日死体検査もされずに政府筋によって強制的に火葬された。
千葉県の女性法輪功学習者蓮本李那氏は涙を流しながら言った。昨日夜インターネットで劉成軍の死亡のニュースを見たが、心が非常に沈んだ、と。彼女は、2002年3月スイスにおける人権会議の時の事を今でもはっきり覚えていると言った。長春での初めての放送事件の後、江沢民は「法輪功学習者の罪を許さず殺せ」と秘密命令を下し、法輪功学習者を5000人以上逮捕したというニュースを聞いた、と。1年9ヶ月後、江氏集団は法律と国際社会の叫び声を無視して、公然と劉成軍を苦しめて殺害したと言った。彼女は、国際アムネスティが去年長春放送事件で逮捕された法輪功学習者の安全問題について緊急援助の命令を出した。そして世界の世論が注目しているにも関わらず、8人の人が迫害されて死亡した。このことをみても中国で名前も知られていない法輪功学習者が何人殺されたか想像も出来ないと言った。また彼女は、より多くの力を集結させて、法輪功に対する残虐な迫害を止めさせるよう呼びかけなければならないと言った。
少し前から日本に来ていた女性黄氏は言った。劉成軍の死は、長春での放送事件後法輪功学習者が逮捕されるという恐怖が東北地域を覆っていたことを思い出させると。また放送事件は江氏集団が法輪功を迫害し、言論自由を封鎖した結果だとも言った。中国国内では、法輪功学習者は言論の自由及び法律に保護されているすべての権利を剥奪されている。そのため法輪功学習者がテレビを通じて嘘で思想が固められている民衆に真相番組を放送したのは正義な行為である。
練馬区の女性劉氏の話は非常に啓示性があった。「12月26日、つまり劉成軍が死亡した当日は、中国の政府筋が広州でサースの患者が再び現れたと公表した日です。偶然かも知れないこの二つの事件の関連制をみると、人々に中国の嘘による統治と言論自由の封鎖がわれわれに傷害をもたらした事を思い出させ、将来ももたらされるであろう傷害に注意を払うよう希望します。悲痛の経歴がある人々は、嘘が暴露される時世界中にもたらされる可能性のある巨大な災害を避けられると意識しています。劉成軍がわれわれの世界にもたらした祝福を必ず大切にするだろうと私は信じます。彼は江氏が人類道徳の根本を汚した邪悪な嘘を生命を持って暴露し、人類全体が認める価値である真善忍を生命で守りました。劉成軍はわれわれ民族の誇りです。」
当日の夜、日本明慧学校の先生と生徒も中国大使館の前で劉成軍ら迫害されて死亡した法輪功学習者を哀悼した。
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