カナダ法輪大法協会はBBCに手紙を書き、大陸の偽ニュースの転載がもたらした損失を補償するよう要求した
【明慧ネット2004年1月10日】2003年12月31日、BBCは中国新華社が法輪功を誣告して罪に陥れるために捏造した偽のニュースを転載した。これに対し、カナダ法輪大法協会はBBCに手紙を書き、大陸の偽のニュースの転載によってもたらされた損失を償うように要求した。
カナダ法輪大法協会は手紙の中で、2003年12月31日、BBCは中国政府が揚言する「法輪功修煉者が乞食を毒殺したため死刑判決が言い渡された」偽のニュースを繰り返して報道した。カナダ法輪大法協会はBBCのこのように責任を負わず、殺人常習犯を私たちと結びつけるのは私たちに対する巨大な侵害であり、カナダ全国に対してこのような報道を繰り返して放送することは、私たちに対する潜在的な差別と迫害にさらにエスカレートをもたらすものと考える。私たちはこの問題の重大さと如何にこの過失を正すかについて、BBCの執行主任と編集者との面談を要求する。
私たちはマスコミ、特にラジオ媒体は彼らの報道した情報に対して公正、正確、完全徹底と平衡を取るべきだと理解している。しかし、この殺人事件は証拠が足りず、人に疑いをおこさせている。二ヶ月前ひとつの国際調査組織が調査を行い、この報道自体が矛盾していることを見つけた。またBBCはこの報道の前、法輪功修煉者に対して取材したこともなく、中国政府のこの公言に対していかなる調査もしていない。
しかし、過去の四年間、中国当局の法輪功に対する迫害は明白な事実となっている。CNNは江氏集団が「なるべく早く法輪功を根絶しないと、中国共産党に対する致命的な弱点となりうると考えている」と報道した。国際アムネスティや政府組織、世界媒体は江氏集団の支配の下で中国媒体の報道は“偽”、“人に疑いを抱かせる”、“人を驚かせる”、“根拠がない”、“憎しみの扇動”、“マスコミ宣伝運動”だと称している。公衆に対して洗脳を行い、人々に法輪功を憎むようにし、中国共産党の暴行を隠す。しかし江氏集団こそが千名を超える法輪功修煉者の死に責任を負うべきで、まさに彼らはずっとカナダ国内でカナダのマスコミと政府官員に法輪功を憎ませる資料をばらまき、法輪功に対するカナダの支持を阻止しようと企んでいる。
1994年以来、法輪功、この精神修煉方法は既に北アメリカとヨーロッパ各地に広まり、過去10年間に、法輪功とその優雅な功法は既に世界の多くの人々に伝わった。法輪功修煉者の中にはエンジニア、医師、商人、家庭主婦や学生がいる。彼らは社会に対して貢献し、「真・善・忍」の原則を社会に持ちいれようと努力している。
過去の二年間、世界人民の有力な支持の下で、私たちは既に中国政府の酷刑虐待から一部の私たちの親族を救い出した。かつて私の親族救援で手を貸してくれた政府官員と支持者は私たちに教えてくれた。私達が救援を行う中でもっとも重要なのは絶えず民衆の支持と連合することであり、彼らが法輪功問題を知り、それから彼らが私たちの請願に署名し、救援のために手紙を書くようにすることだ、と。
しかし、中国政府が捏造した私たちを攻撃する報道が西側の主流媒体で繰り返されるとき、それは私たちが人民の命を救う中で得た公衆の支持の力量を直接邪魔することになる。
同じく私たちを心配させることは、中国政権が返ってBBCの放送を利用し、中国で西側マスコミも法輪功に対する迫害を支持していると報道することだ。中国媒体は将来中国でBBCの放送を繰り返して、法輪功に対する迫害の合理性を証明するだろう。同時にBBCは中国政府の宣伝報道を繰り返して放送する中で、中国政府に彼らの本国公民の人権の大きな侵害に対して間違った情報を送っているのである。
法輪功に対する迫害運動は事実である。世論宣伝は今回の迫害に対して主導な作用をした。カナダマスコミは新華社と中央テレビ局の如何なる法輪功に対する報道を繰り返してはいけない。周知のように、中国マスコミが宣伝するのは中国政府の宣伝部が作った物である。彼らの言論を繰り返すのはあそこで発生している迫害に直接手を貸していることになる。同時に自らの報道の完全、誠実の声誉を汚すことになるだろう。
上記に基づいて、カナダ法輪大法協会は手紙の中でBBCがなるべく早く下記の問題について会談を行うよう要求した。この不実な報道が引き起こす事態の重大さに対する認識、如何にこの不実な報道を更正するか、また似たような事件が再び発生しないように保証するかなど。
カナダ法輪大法協会は補償するかどうか、どう補償するかは、BBCのニュース報道での誠実、公正なる声誉を守ることに非常に重要な影響を持つだけではなく、同様にさらに重要なことは、それが直接中国政府が西側社会に憎しみの宣伝を入れ込み、無辜な人々を毒害することを制止することに影響を与えることである。
中国語原文: http://www.minghui.org/mh/articles/2004/1/10/64515.html
|