日本明慧


吉林省大法弟子の李順鳳氏が迫害され死亡した内幕

2004年1月29日

【明慧ネット2004年1月29日】吉林省白山市撫松県泉陽鎮大法弟子の李順鳳氏、女、57才。2001年2月8日に李順鳳氏は上京し、法輪功のために陳情に行っただけで、三日の間迫害されて死亡した。北京警察のほうは“ビルを飛びだして自殺”と言ったが、家族は遺体の頭から足までなにの傷も無く、皮膚の怪我も無いのに気がついた。家族が警察にどうしてビルから堕ちても怪我が無いのかと質問したときに、警察は絶句した。事情に詳しい人によると、李順鳳氏は高圧水蛇口を浴びられてから外に引っ張りだされ生きながら凍って死んでしまったのだ。

吉林省白山市撫松県泉陽鎮大法弟子の李順鳳氏は長年、病気をかかっており、特に出産後リューマチが再発して、すでに、七〜八年も全身不随になっていた。あらゆるところに薬と医者を求めたが、少しも効果が無かった、98年10月になると、既にひと月余りご飯を食べられなかった、死にそうになっても、家族全員がてのほどこしようも無かった。絶望に堕ちているところに彼女の娘があるひとに母親の病気のことを話して、何か望みがあるかと聞くと、一冊の《転法輪》を送ってくれて、「まず見せてみて、もしうまく行ったら続けて見せて、もし駄目だったら、帰してください」と言われた。 娘さんが《転法輪》を持ってきてから、李順鳳氏はまだ二講を読み終わらないうちにご飯を食べ始めた、一ヶ月満たないうちに病状は日に日に良くなって、煉功場へ煉功を学びに行き始めた。そして体がみるみる回復して、精神も安定した。彼女が全身不随になってからは、家族全員が冬の服も買えず、治療のために公に借りたお金も返せなかったのだ。体が良くなって、家族たちの生活も楽になり、彼女は人に会うと「大法は私の命を助けてくれた、私の家族を助けてくれた」と言った。彼女は別人になったようだった、それから、家のなかはいつもきちんと片つけられ、そのうえ旦那さんの農業の仕事も手伝うことができた。

99年7月に法輪大法が中傷されてから、彼女は自分の経験を通じて人々に大法が自分に巨大な変化をくれたばかりでなく、更に自分を道徳が高尚な人にさせられた、国家にも個人にもよいと教えた。ところが、このような良い人でも林業局政保科科長の宮士順、王守亮及東風警察所の人にしょっちゅう家が捜査され、二回も彼女を泉林第二警察所に連行して非法に審問したことがある。泉陽鎮公安局と林業公安局の人も捜査に来て、時には二箇所の悪警はぶつかったりした。それらの日日に彼女と家族の生活は撹乱され安寧できなかった。

2001年正月十三日に李順鳳氏は北京に陳情に行ったが、十五日に泉陽警察所の徐家森は李順鳳氏の家に行って彼女の夫に “あなたの妻は北京に行った、上の人はあなたに千元を持って人を迎えにこさせろ”と言った。彼女の夫はあらゆるところに金を借りて、北京に行こうと思っていると、翌日、退職事務室の于占魁が彼女の家に来て:“あなたの妻はビルから飛び飛び降りた、遺骨を取って行きなさい”と知らせたので、彼女の夫と家族はみな驚いた。

李順鳳氏の夫は正月十七日の夜に北京に着き、北京にある白山事務所の四階の建物に行った。公安人員は「李順鳳がこのビルから飛び出したのだ」と言った。一日を経って、李順鳳氏の夫はまた北京公安局法医検査鑑定センターに行ったが、公安人員は李順鳳氏の家族全員にFAXを出して「すべてビルを飛び出して自殺したことを認めるように、すべて五指で印を押すように」と脅かした。彼女の夫も強迫され自殺を認めさせられた。手続きが終わってから始めて昌平葬儀社に遺体を見に行くことを許した。当時は李順鳳氏の遺体は裸にされ、彼女の服は一塊まとめて側に置かれていた、頭から足までに少しの怪我も無かった。彼女の夫はこの光景を見て、心が刺されたように涙がぽろぽろ零れた。「どうして服が剥がされたのか?」と問うと、「法医の鑑定が必要」と答えられた、「どうして少しの傷も無かったのか」と問うと、誰も答えられなかった、警察たちは絶句した。何の証拠も無かった。

事情に詳しい人によると、彼女は高圧水蛇口に浴びられ、電気棒で通電され、更に外に引っ張りだされたので凍って、最後に死んでしまった。一人の善良な良い人だが、一言の公道の話しのために、悪警に残酷に虐殺された。悪人たちはまた真相を誤魔化そうと家族を騙したがった。

彼女の夫はまだ遺体とあえないときに法医の検査で1000元、遺体を運ぶのに20元借り解剖尸80元、整容20元、火葬30元、葬儀社400元、全部で1550元を出した、これらの手続きが終わってから始めて霊安室に行った。

今のこのような “法制”の社会の中で、このような善良な国民は迫害され、家が破られ、理を言うところもないのだ。四年以来、各地の労働教養所、拘禁所、監獄、洗脳班に非法に監禁されるうちに、公安に「自殺」「正常死亡」と宣布された法輪功学習者はどのぐらいいたのだろう?更に多くの残酷な迫害真相は次々に暴きだされると思う。