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新唐人テレビ局が放送した法輪功創始者へのインタビュー番組を見た感想

 【明慧ネット2004年1月22日】ニューヨークマンハッタンで「第一回全世界華人新年夕べの集い」を2回行って、海外の華人に注目された新唐人テレビ局は、アメリカ東部時間の2004年1月20日夜9時に、衛星ネットとケーブルテレビを通じて、法輪功創始者である李洪志先生とのインタビューを放送した。そしてアメリカ時間の1月21日0時30分にそれを再放送した。これは法輪功創始者の李洪志先生が1999年の年末以降、初めて記者のインタビューを受け入れたもので、一般視聴者に向かって現在幅広い人々が関心を持っている話題について話したものである。明慧記者はこの話題について視聴者にインタビューし、この番組を見た感想について話し合った。

法輪功が残虐な迫害に対して平和的に抗議することは政治に参与することか?

 ニューヨークのある不動産会社の副社長とそこで勤めている王氏は、「法輪功が残虐な迫害に対して平和的に抗議した4年間の間政治に参与したかどうかについては良く分かりませんでした。でも李洪志先生の話しを聞いて、彼が言った通りだと思います。実はこの道理は明らかで、法輪功修煉者は政治に興味を持たず共産党と権力を争ったりしないからです。このような世俗的な成功に無関心である修煉者に武力を加え、残虐に迫害しながら、無実を訴えさせず、政治的目的があると言って、民衆を騙し、更に迫害する理由をつけるのは、これ以外に民衆を納得させることができないからでしょう。李洪志先生の話を聞いて、私は法輪功が4年間ずっといろんな方法を取って迫害の真相を伝え、無実を訴えたことが理解できました。」と言った。

 また他の視聴者である劉氏は、「私が理解した法輪功は確かに政治に参与せず、平和的に煉功して、ただ迫害に反対し、煉功の自由と基本的人権を求めていました。一部の人は法輪功が深刻な人権侵害に反対するのは政治だと思っていますが、これは大きな誤解です。法輪功学習者の4年間の努力は、実は中国が真に安定し、全人類の文明に対しても非常に良い事になっている。そして法輪功学習者が表わしている堅忍、寛容、平和、理知などは、非常に尊敬されることで、素晴らしい風格を立てています。」と言った。

 またある視聴者によれば、李洪志先生の話によると、法輪功は修煉者に「真善忍」を守るように教えているので、迫害されている4年間にも、法輪功学習者は政治に参与しませんでした。しかし、中国の人を騙す宣伝機構は、法輪功は政府を倒す意図があると言い、一般民衆に錯覚を与えています。われわれは共産党を打ち倒そうとも、政治体制のことにも触れず、誰を打ち倒そうともせず、いかなる政治的な要求もありません。われわれはただ信仰と煉功の自由と安定を求めるだけです。法輪功学習者がしているすべての行為は迫害に対するものです。

過去4年間にいずれかの政府機構が法輪功に経済的支援を与えたかどうか?  アメリカの親戚を訪問しに来た張氏老人は、「この問題について李洪志先生はお話しましたが、99年7.20から今日まで、法輪功はいかなる政府や大企業からも一切お金をもらったことがありませんと言いました。信じない人に対して、李先生は、人は修煉者を理解することが出来ませんと言いました。当時、キリスト教が三百年の迫害を受けている時、彼等は非常に残虐に迫害されました。それでも彼らを迫害して亡くすことは出来ませんでした。そればかりか逆にますます盛んになりました。なぜでしょうか?実はこの問題は人の信仰に関わるからです。法輪功の学習者が表したある状態は、常人社会の修練しない人とは大いに異なっています。」と言った。

 張氏は、「アメリカに来る前、私は中国が宣伝していることを信じ、法輪功は外国の政府機構や財団に支持されて、政治活動をしている。資料をこんなにたくさん印刷して、こんなに長く続けられるということは、経済的支援を受けなければ出来ないことだと思いました。しかし、アメリカに来てから、自らたくさんの法輪功学習者と合うことができました。そして法輪功の民衆に対する活動を経験し、初めて彼らがしているすべてのことは法輪功学習者自身のお金を使っており、いかなる外部の経済的援助や利益報酬もないということが分かりました。最初は、なぜこのようなことができるのかが理解できませんでした。法輪功学習者とより多く接触し、より深く理解できると、これらのことは彼らが真面目に「真、善、忍」に従って修錬し、心からすべての人に善良に対処しているからであり、信仰の力は偉大であることが分かりました。」と言った。

法輪功が伝えられて多くの中国民衆に愛され、政府にも支持されたのに、なぜ弾圧されたのだろうその原因は何だろう?

 インタビューの番組を見たある視聴者は、この問題について、李洪志先生は次のように答えている。法輪功は病気治療と健康保持の方面で不思議な効果があるから、法輪功を修煉する人が多くなったため、あの「首魁」は嫉妬心が出てきてたまらなくなりました。中国共産党の政権の下では、こんなに多くの民衆が法輪功を信じることは許されず、我慢できません。社会に対しても良いことだし、民衆に対しても良いことです。しかし功を学ぶ人が多くなると、一部の人の目には自分の権力しか見えず、彼は民衆の苦しみに無関心ですから、こんなに多くの人が法輪功を学ぶのを許さなくなりました。こんなに多くの人が「李先生」と呼ぶのを見て我慢できませんでした。彼の嫉妬こそが、法輪功が国や民衆に対して利益があるのを無視し、多くの人の反対を無視して法輪功を弾圧することを命令したのです。これは常人社会の表面から見たのです。修煉者の立場から問題を見れば、もっと深い原因も分かります。

 ある国際輸送会社のオーナーである女性の張氏は、「私は新唐人テレビ番組で法輪功が迫害されている真相のニュースをたくさん見ました。そして初めて中国の「江氏集団」が法輪功を弾圧している真実を理解しました。その残酷さ及びその影響の大きさに、私は非常に驚愕し、弾圧の命令を下した者の残酷さを感じました。そんなに多くの無実の生命が迫害されて死亡し、そんなに多くの人が捕まえられて判決されたり、労働教養されたり、精神が侵されたりしているので、多くの迫害事件は悲惨でみていられません。私が見たところ、弾圧者は必死に法輪功を弾圧して行こうとしているのが見えます。今私は分かりましたが、当時最高権力を握っていた者の嫉妬心により民族の災難が起きたのです。」と言った。

 中国の進歩と発展に関心を持っている龍氏は、「江沢民は最高権力を握っていたが、虚栄心が極めて強いのです。自分の権威が取られそうになると、自分の権力が揺れるのではないかと思って、必ず権力を振るって報復します。現在、中国人はみんな知っていますが、公な場所で江沢民は手段を選ばず中国の新指導者の権威を取ろうとします。江沢民の強い嫉妬心は人々の目の前にすっかり現れています。江沢民は完全に嫉妬心によって法輪功を弾圧したので、不思議だと思われるかも知りませんが、これは確かです。」と言った。

 近年以来江氏集団が国を出ると、法輪功学習者は何時も大規模な煉功で抗議活動を行ったが、去年12月温家宝がアメリカを訪問した時は、法輪功学習者は「温家宝のアメリカ訪問を歓迎する」という横断幕を挙げ、「江沢民を厳罰せよ」と要求した。これは何を意味するのだろうか。

 張氏は、「李洪志先生はインタビューでお話しましたが、実は法輪功が真相を明らかにするのは迫害に対しです。その対象となっている人は法輪功を迫害している「首魁」らのグループである。法廷に告訴する目的は法律手段によって彼らを厳罰することです。中国政府の多くの人に対して、法輪功の迫害に参与していない官僚及び中国民衆に対しては、法輪功は慈悲に対処します。」と言った。

 張氏は、「ただこのことから見ても、私は法輪功が非常に偉いと思います。彼らはあんなに酷く迫害されても冷静さを保ち、すべての世の人に善良に対処しています。迫害を引き起こした「首魁」及びそのグループの責任を立派に追及しています。私は、法輪功のその非凡な寛大さ、冷静さと智慧に敬服せざるを得ないです。これらのことから、私は法輪功の「真善忍」について更に広く理解できました。」と言った。

 法輪功は現在50ヶ国以上に広がっており、迫害を止めさせようとの声がますます大きくなっています。現在中国当局は法輪功を迫害したため非常に困った状態になっているが、この形勢が続くと迫害の結果はどうなるのだろうか?

 龍氏は、「李先生は現在の形勢を詳しく分析しました。江沢民が引き起こした法輪功に対する迫害は、中国と中国人民に大きな損失をもたらしていますが、一般民衆は注意しなければこの事が分かりません。しかし、弾圧は中国の安定と発展に著しい影響を与え、法輪功の問題を解決しなければ、中国の多くの重要な問題が解決出来ない事を、中国の指導部は分かっています。例えば社会の安定と風紀、経済発展などの問題は根本的に解決されません。しかし、法輪功の問題を解決しようとすれば、名誉を回復してくれなければなりません。これは、迫害を引き起こした直接責任者を法に照らして容赦なく裁判することを意味しています。これは中国人民の損失を減少する唯一の方法であると私は思います。」と言った。

 張氏は、「中国の民間には「恨みには相手があり、借金には主人がある」という言い方がありますが、非常に理性があります。さんざん悪事を働いた人の結果は歴史上には多くあります。古代ローマ時代、キリスト教を迫害した暴君ネロ、現代歴史上には前ルーマニア大統領チャウシェスクなどはその一部の例です。江沢民は法輪功を弾圧したため、これらの人と同類になってしまい、彼は決まっている結果に向かっており、他の人もこの事実を避けることは出来ません。」と言った。

インタビューを受けた理由は新唐人テレビ局が真実を報道する勇気を持っているからである。

 上述の視聴者の紹介によれば、李洪志先生はインタビューで次のように話したそうである。彼が新唐人テレビ局のインタビューを受けた理由は、新唐人テレビ局が真実のことを報道する勇気を持っているからです。特に法輪功問題について勇気を持って真実の報道をするが、これは他のマスコミでは出来なかった事である。

 龍氏は、「中国の現代歴史を知っている人は皆知っていますが、「反右」から中国のマスコミは真実の報道が出来なくなっています。権力を握っている人の意志しか伝えられないので、人民の真実の声はなくなってしまいました。数十年以来ずっとこの状態でした。法輪功の問題に対して、当局はマスコミを更に厳しくコントロールしています。捏造された嘘のほかには、法輪功からの声は全く報道しません。それだけではなく、中国当局は経済、外交、政治などの手段に加えて、海外のマスコミまでコントロールしようとしており、法輪功問題について真実の報道をさせないようにしています。李先生が新唐人テレビ局のインタビューを受けたことは、法輪功が真を求める精神の表われだ。」と言った。

法輪功創始者がすべての人に向かって言った話

 張氏は、「インタビューが終わる時、李先生はこのように言いました。大体の意味ですが、人はなんの為に来たのでしょうか、人は何故世の中に生きているのでしょうか、千万年の歴史の中で人はずっとこの答えをしきりに探していました。しかし、あなたが探しているものは、あなたが現在知っているものかも知れません。機縁を絶対逃さないでください。」と言った。

 張氏は、「李先生の話は、彼の慈悲心を感じさせました。人はなんの為に来たのでしょうか?人は何故世の中に生きているのでしょうか?私は物質的な生活がどんなに豊かでも、人の精神世界はあくまでもより高いものでなければ本当の充実ではないと思います。この二つの問題は、確かに深く考えなければならないと思います。」と言った。

 新唐人テレビ局は非営利的な中国語のテレビ局であり、本部はニューヨークにある。2002年2月から北アメリカで放送を始めた。2003年7月から、新唐人テレビ局は衛星を通して24時間全世界に向かって放送している。週7日24時間全世界の中国人に中国語の番組を無料で提供している。短い2年間の中で、新唐人テレビ局はすでに2本の映画がコロンバス国際映画際で賞を受賞した。その中でも「偽火」は最も注目されている。

 2001年1月23日、数人が北京天安門広場で焼身自殺したが、女性一人はその場で死に、他の人は酷い火傷をした。その中には女の子も一人いた。中国政府筋のマスコミはこの焼身自殺事件を速やかに報道したが、自殺者は法輪功学習者だと言い切った。続いて、中国政府は世界中に自殺事件を報道した。しかし、視聴者は中央テレビ局の番組を見た時、常識に合わないたくさんの疑問を発見した。「偽火」は、正義を主張し、人権支持を主旨としている新唐人テレビ局がこれらの疑問を系統的に分析したものである。そして天安門焼身自殺は、中国政府が法輪功に罪を着せ、法輪功を弾圧する口実を造るために捏造したものである。ということを暴露したのである。

中国語サイト: http://minghui.ca/mh/articles/2004/1/22/65522.html