日本明慧


妻が外出した後

【明慧ネット2004年2月4日】一人の女性の同修が強制労働を受けている期間に多くの地方の同修と知り合い、この同修は釈放された後に彼女たちと連絡する中で、地方の同修が師尊の近頃の説法が見えないため全体を形成することができず、更に協力というのはもっとほど遠いため、その結果現地の環境はまたとても険しいということを知った。この同修は何度も苦労して彼女たちと会い交流し初めて効果が現れ、今度は私の妻と一緒に会いに行くことを相談し、大体一週間で戻ることを決めた。 

妻が行ってから数日間の内、私の学法と煉功、大法の仕事はすべて正常な運行をしていた。日の経つにつれて、私は彼女達二人のことが気になり始めた。一週間が近づいても、まだ伝言がなかった。行く前には、戻るまでの間私に伝言を打つと約束し、帰ってきた時にも私が迎えに行けるよう私に伝言を打つと約束したのに。私はいらいらし始めて、常人の心が出てきた。どうしてまだ何の連絡もくれないのか? 始めはいくつか責める考えもあったが、しかし後で私は明白になった。この時は学法、煉功、発正念をするのも静かではなくなり、いつも彼女たち二人が頭から離れることができなかった。心配、気がかり、各種のよくない考えが次々と出て来て、私は甚だしきに至ってはどのように意外なことに対応するかを想像していた。それは私達二人がいくつの場所の後方勤務をしているからだ。 

一週間がすでに大きく過ぎても、まだ何の気配もないので、私はすでに度々伝言を見る習慣を身につけていた。タイプ印刷する時も、伝言が鳴るのが聞こえないことを恐れて、それを近くの位置に置いた。私は精神が緊張していることを感じ始めた。同修に彼女たちは帰ってきたかと聞かれて、私はまだないと答え、心の中はとても辛かった。ある時師尊に線香を差し上げた後に、私は私のこの心配の状態がすでにとても正常ではないと思った。心が重すぎる、私に何を修めるよう求められているのか? 私は自己を改めて考えるようにした。“私”なのか、情なのか、黒手の妨害なのか? 私は彼女達二人の立場に立ってものを考え始めた。ああ、今度もし5つの地方に行くならば、ただ車に乗る時間だけでも3、4日近くが必要で、同修とも交流するにも一つの地方で2日間は要るだろう。たとえ急いでも10日間以上はかかる。私はなぜそんなにせっかちで、彼女たちは何をしに行ったのか? 同修と交流し全体の向上を図るために行ったのに、自分は彼女たちがすぐに帰ってくることばかり考えていて、それでは本当に利己的ではないのか? 

実は私の情が邪魔しているのだ! それも,私達夫婦二人は外で流離して二年半になる。本当に影と形のようにいつも離れない間柄だ。摩擦があっても最後には雲散霧消することができて、こんなに長い間別れるのはまた本当に初めなのだ。私は黒手が私の情と結合して私を邪魔することを意識した。私は初め彼女たちが直ちに戻らない理由を探し、人の方法を使って私の気がかりを解説しようとしていた。私の多くの考えが本当の真の自分から来るのではなく、邪魔であることを意識した時、私は発正念の時あれらの腐敗物質に対し明確に警告した。私はこれからあなた達の按配を承諾することはしない、私はあなた達を承諾しないだけでなく、あなた達を取り除く。しかし黒手は絶えまなく手口を変換しながら妨害した。それは1秒間の間に何種類も悪い考えが湧いてきた。私が取り除くと、その時に黒手は萎縮するが、しかし黒手は決して妨害を放棄しないで、1歩退く姿勢で私に対する進撃を維持していた。例えば、二人とも捕まれたことが、一人だけ捕まえたになったことなどだ。この時に少しでも注意しなければ、情がまた立ち上がる。私は固い一念を持ちつづけ、誰も触ることを許さない、返ってあなた達のこれらの妨害を消滅させる。私のここは決して譲歩することはできない。師尊はおっしゃった、「正念を堅固するのが最もよい方法である」《2002年ボストン法会での説法》。 

私がこの時、不法に拘禁された同修が譲歩しないで堅固に今まで歩いて来られたことを連想した。これから私は旧勢力の黒手があれらのつき物と同じく、それらがあなたを迫害しようとすれば、あなたの同意と承諾を通らなければならなく、さもなければそれらは勝手にできる勇気がない、何故ならば生命の道は自らが選択するものだからだということを悟った。旧勢力の黒手の迫害を否定することは口の上で表現するだけではなく、あのような恐怖心、疑心、潜在意識の中の素直に従うこと、このような思いの各一念をしっかり把握しなければならない。本当に金剛のように動かぬことがなければならない。このような潜在意識の中の素直に従うことはとても気づきにくく、近頃同修の書いた1篇の交流文章の中で言及することを見ると、関難の中で悪と対して、悪警察に捕まえることを否定し、意識の中で強制労働を否定しながらも,しかし思想の深い所は服、お金、かけ布団をたくさん持たなければ、労動教養所の中は寒いからと思うのだという。黒手の手口はあまりに陰険悪辣で、ほんの少しの順従と受け入れが利用されて迫害に遭う。それはあなたがすでにそれを承認したためだ。『転法輪』の中で講じられた偽気功師の話を聞くように、心では否定しようと思っても、しかし耳は聞いており、それなら入っていくことになる。

私は持続的に絶えず黒手のわなを一掃して、精神を集中し心を静かに学法し、煉功をし、発正念をした。9日目の午後5時を過ぎたばかりの時、妻の伝言が私を迎えにいくように呼び出した……

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/2/4/65498.html