中国に二人の留学生を学校に戻し、法輪功迫害を中止するよう要求
——アイルランドの三郡の議会は全会一致で決議を可決した
【明慧ネット2004年2月13日】2004年2月9日、アイルランドのフィネゴル(Fingal)郡、南ダブリン(South Dublin)郡とダン・レアリー(Dun Laoghaire)郡の議会は別々に決議を可決した:「中国が精神信仰である法輪功に対して迫害していることを厳しく非難する。そして拘禁されている中国留学生劉鋒と楊芳をアイルランドに戻し、学業を続けさせよるよう呼びかける」。皆全会一致で可決し、そして熱心な支持討論会を行った。議員たちはまた決議文をアイルランドの各郡の議会、首相と外交部長および駐アイルランド中国領事館に配布することを決めた。ある郡はまた当地の総合大学と単科大学にも配布する。
フィネゴル(Fingal)郡の議長Sean Dolphin先生は次の様に言った。「アイルランドは小さな国だが、国民に中国でどのような迫害が発生しているのかを知って貰いたい。同時に、中国政府に法輪功への迫害を停止するよう、できる限り私達の声を伝えるべきです」;「今月26日、アイルランドはEU当番国として、今年のEUで中国の人権に関する対話を主催します。外交部長と首相は中国の特使と中国代表団にこれらの問題を提出し、彼らに私達のこの問題についての態度を分かるよう望みます」。
議員Ruth Coppinger先生は:「私は法輪功学習者が中国政府に迫害されていることをよく知っています。今日可決した動議は二人のアイルランドの中国留学生(劉鋒と楊芳)と関係がある。彼らはいまだに中国に拘禁されている。私達は直ちに彼らをアイルランドに戻すよう呼びかけています。」と語った。
現在西側諸国の多くは中国と経済的な関係があるため人権問題の現状に手をこまねいている。このことについて、Coppinger先生は次の様に言った。「貿易の利益が人権を圧倒させるわけには行かない、これはとても重要なことです。わが国の政府、ヨーロッパと北米は中国で発生している法輪功学習者に対する迫害と残虐な体刑、信仰に対するあらゆる迫害を見て見ぬふりをしないようにと考えている。」
議員Robert Kelly先生は3年前から法輪功を知っており、この数年来広く伝えている座禅、心を修める功法に興味を持っている。人は人の精神信仰を持つべき、ただお金のために生きていくのはいけないことだと考えている。
聞くところによると、劉鋒と楊芳はアイルランドのダン・レアリー(Dun Laoghaire)学院の留学生で、それぞれ中国の大連と瀋陽から来た。99年暮れのクリスマス休暇で中国に帰った際、法輪功に対する弾圧の制止を平和的に呼びかけたことで不法に逮捕された。その後釈放されたものの、アイルランドの入国を禁止され、アイルランドに戻って学業を続けることができなかった。2002年、楊芳は空港で手続きチェックの時不法に搭乗を禁止され、強引に実家の瀋陽に戻された。同年、劉鋒はアイルランドに帰る準備でショッピングしている最中に不法に連行され、大連市姚家収容所に送られた。駐アイルランド中国大使館の情報よると、不法に大連教養院に拘禁された劉鋒は、今「(収容)所外にて医者にかかる」状態である。いわゆる「(収容)所外にて医者にかかる」というのは普通、人が危篤状態に陥った後、凶悪犯が責任を逃れるために取る措置です。そのため劉鋒の現在の状況が非常に心配されます。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/2/13/67322.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/2/24/45415.html)
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