(明慧日本)最近、多くの国で法輪功学習者は、次々と駐在している中国大使館へと行き“江沢民、羅乾、劉京、周永康を法律によって処罰する”ことを呼びかけています。法輪功迫害の首謀者である江沢民とその共犯者である羅乾、劉京と周永康氏らは、4年余りの迫害の中、残虐な犯行を続けています。
江沢民政権の厳重な情報封鎖によって、外界は未だに迫害の真相を十分理解することができません。しかし、そのような中からでも、漏洩してくる情報によって、公安部副部長であり、法輪功迫害の専門組織“610オフィス”の中心人物である劉京は、ひたすら江氏のために命がけで働き、舞台の裏表で、法輪功迫害におけるボディガード的役割を果たしていることが分かります。
ジュネーブにおける虚言
2000年4月、ジュネーブでの国連人権委員会席上で、“中国政府代表”の劉京は、中国で発生した数千万人もの法輪功学習者に対する残酷な迫害を覆い隠して、中国の人権状況は、歴史上で最もよい時期であり、法輪功学習者を誰一人として“不法に逮捕し、暴行を加えたしたことがない”と虚言を言いました。さらに、機に乗じて、法輪功を中傷しました。
2001年3月、ジュネーブで行った国連人権委員会で、残虐な体刑によって死に至った多くの事実を目の前にしても、劉京は再度公然と世界を騙し、これらの名前があり、住所もある残虐な体刑事件は、“いずれも事実ではない”と述べました。
国連人権委員会で、江氏を弁護した劉京は、法輪功迫害の専門組織“610オフィス”の中心人物なのです。
“610オフィス”を通じて迫害を推進する
“610オフィス”は、1999年6月10日に設立された秘密機関で、中央の政治と法律委員会書記である羅乾氏下の法輪功弾圧の専門機関であり、法輪功を迫害するためだけの存在です。各省、市、自治区、直轄市は“610オフィス”を設け、中央から地方へ、上から下へと連なる組織を形成しています。江氏、羅氏の支配下で、“610オフィス”は無法の限りを尽くし、立法、行政、司法に対し、絶対的な権力を持っています。
“610オフィス”は、江氏の法輪功迫害の尖兵の一つであり、この機関は全ての法輪功に対する世論攻勢、罪を着せるなどの迫害を画策しています。しかし、大半の中国人は、中国にこのような機関が存在していることすら知りません。江氏は、無数の極秘命令を発し、“名誉を汚し、経済的に破綻させ、身体を消滅させる”、“打ち殺したら自殺にする”、“殺しても咎めない”等の政策は全部“610オフィス”で具体的に実施しています。
“610オフィス”が行ったことは、すべて公にできないことばかりです。例えば:秘密逮捕;公然と法輪功学習者を連功する;尋問なしで法輪功学習者を直接刑務所あるいは労働教養所に送り込んで刑罰を下す;全国各地で残酷な「洗脳クラス」を設け、強制的に法輪功学習者は自分の信奉を放棄するようにさせ、屈しない法輪功学習者には精神と肉体上で非人道的な苦痛を与える;刑務所あるいは労働教養所の中で、各種の古今東西見られない残虐な体刑で法輪功を迫害し、老人、子供でさえ例外ではありません。
2004年2月15日現在、迫害虐待を受け死亡した法輪功学習者が少なくとも、884人であると確認されています。実態を知る一部では、“610オフィス”は、中国の“ゲシュタポ”とも呼ばれています。法輪功迫害の中で犯した犯罪は、あまりにも多く、“610オフィス”の中心人物である劉京は、いずれその責任から逃れることはできません。
“法輪功を取り除く”ためにスパイに直接行動指針を授けさせる
2000年8月8日、北京から遼寧省馬三家教養院に向かうパトカーの中に、“法輪功学習者”6人が座っていて、“610オフィス”の劉京が自ら馬三家教養院に送り込んでいました。途中、劉京は彼女たちに直接行動指針を授け、彼女たちの中には手錠をかけられた人がいれば、素足のままの人もいました。表面上は、法輪功学習者のようですが、馬三家について何日も経っていない内に屈し転化して、至る所で法輪功の旗を掲げては虚言をばらまいていました。この6人は、劉京が自ら北京に手配したスパイなのでした。
これらの“似非学習者”は、法輪功の書籍を持ち、歪曲した話をしては、学習者を動揺させ騙しました。彼女たちは、至る所で遊説、講演、報告をし、その影響はきわめて悪いものです。劉京が、このようなスパイによる破壊工作を使用する目的は、内部から法輪功学習者を騙し惑わせ、“真・善・忍”の信条を放棄させるためです。彼女たちは、4ヶ月間を馬三家で過ごしては、北京に戻りました。その後、その中の1人は、交通事故で死亡しました。
劉京は、いつも羅乾と共に馬三家へ行き、洗脳の情況を調べ、かつては自らが、強制的に法輪功学習者の信条を放棄させるよう馬三家の警官へ指示しました。馬三家教養院は、法輪功創始者と法輪功を誹謗する、劉京の演説を放送したこともあります。法輪功に対する信奉を放棄しない学習者には、精神と肉体の残虐な体刑で苦痛を与えました。
羅乾、劉京は、馬三家での法輪功に対する凶暴残虐な手段を全省及び全国に広め、遼寧省の全ての留置場、留置所、教養院、刑務所で、法輪功に対する野蛮な迫害が発生しました。瀋陽郊外地区に位置する遼寧省馬三家教養院は、全国で法輪功迫害の最も残酷な地方の一つであり、すでに数名の法輪功学習者がここで迫害され死亡し、その上18人の信条を放棄しなかった女性法輪功学習者は、服を剥がされ、男性の牢獄へと入れられました…。
“天安門焼身自殺事件”を捏造し法輪功へ罪を着させた
2001年2月末、国連人権事務高級専門官の羅賓遜は、北京で犯罪問題シンポジウムに出席しました。2月27日、羅賓遜は北京で行った記者会見で“法輪功構成員の人権は現在中国で犯されている。これは明らかである”と述べました。彼女は法輪功構成員の個人的権利は必ず尊重されるべきだと述べました。
国際社会は、中国権力者の残酷な手段による法輪功迫害を痛烈に批判しました。2月27日、成立して間もない国務院の“X教の防止と処理事務所”責任者の劉京は、珍しく記者会見を開いて、羅賓遜を無知であると非難し、しかも自分が利用した当時起こしたばかりの“天安門焼身自殺事件”をもって、法輪功に罪を着せ、法輪功への迫害を弁護し、法輪功学習者が警官に虐待された事実をも包み隠しました。
記者会見で、劉京は、法輪功学習者が拘禁中に警官に殺された事件について、触れられないよう問題をはぐらかしました。しかも、彼の事務所は“610オフィス”を取次ぐのではないかと質問された時、“610オフィス”の実態が暴露されることを恐れ、話題を逸らすことに努めました。
劉京は自ら“天安門焼身自殺事件”を画策実施し、憎しみ宣伝の扇動に関与しました。この悪質なる“天安門焼身自殺事件”は、江氏の法輪功に罪を着せた最大の嘘です。真相を知らない人々を扇動し、法輪功への憎しみを生じさせ、法輪功迫害への口実を作り、しかも迫害を加速させました。
“天安門焼身自殺事件”の真相に関して、国際教育発展組織(IED)が、2001年8月14日、“天安門焼身自殺事件”は、“中国政府が監督したものである”と指摘し、真相の資料を用意しました。2003年11月、“天安門焼身自殺事件”の捏造を暴露した映画《偽りの火》は、第51回コロンブス国際映画テレビ祭の栄誉賞を得ました。中央テレビ局の映像のスローモーション分析で、次々と真相が発見されました。自殺者の一人である劉春玉は、頭の後を打撃され、その場で死亡したのでした。何人かの自殺者も、法輪功の学習者ではありません。
“銃で撃ち殺すことができる”との命令を下した
2002年2月の旧正月の前夜、劉京は吉林省長春市南湖ホテルで、法輪功迫害会議を開きました。会議で劉京は、烈火のごとく怒り、吉林省は仕事に最善を尽くしていないと批判し、“徹底的に取り除く”との死の命令を下しました。丸腰で素手の法輪功学習者を“銃で撃ち殺すことができる”という命令は、この会議で配置されました。
その後、長春市は恐怖に陥りました。2002年旧正月の前夜、長春市公安局は法輪功学習者に対して、連日連夜大捜査を行いました。その際、法輪功学習者がビラを貼ったり、横断幕を掛けたりするのを目撃した場合、発砲し撃ち殺しても構わないという指令が下されたのです。明慧ネットは、黒竜江省密山市と遼寧省鞍山市は、次々と法輪功学習者を銃撃する事件が起こっていると報道しました。
2002年2月16日(旧暦の正月5日])、遼寧鞍山市の警官が、不法に3人の法輪功学習者を逮捕する、発砲し、一人の警官は続けて4発も発砲し、一人の学習者の足を撃ちました。しかも、黒竜江省密山市の警官杜永山は、年明け早朝2時前後、法輪功学習者の姜洪禄が、法輪功真相チラシを貼っているのを見て、発砲し足を切断させました。
長春テレビチャンネルハイジャック法輪功学習者を捜査逮捕して虐殺した
2002年3月5日夜8時頃、長春の一部の法輪功学習者は、CATV(ケーブルテレビ)ネットを利用して、吉林省長春市と松原市で《法輪大法は世界に伝わる》、《自殺なのかそれともペテンなのか》などの法輪功真相のドキュメンタリーを放送しました。江沢民政権のでっち上げを突き破り、人民に対して行った罪悪行為を暴き出し、数十年来初めて、民間人が、政府メディアの壁を突破しました。江沢民政権は恐怖に慄きました。
2002年3月5日、長春CATV(ケーブルテレビ)が、法輪功真相のドキュメンタリーを放送した後、江氏らは狂気のごとく報復を行い、自ら法輪功学習者を逮捕して“殺害しても咎めなし”の命令を出し、しかも全国各地で死亡名簿を制定しました。江沢民は、何度も羅乾、劉京などの人を吉林省に派遣しては、さらに迫害を増長させ、国安、公安、住民委員会(町内会)、武装警察、国営部門でスタッフを派遣出動させ、毎日24時間体制で、町の道路交通の要路、鉄道、空港に検問を設け、法輪功学習者を逮捕しました。また、気に入らない人は勝手に逮捕しました。
吉林省全域が逮捕騒動に巻き込まれ、長春地区だけで6,000人余りの警官が出動して、長春一ヶ所で5,000人余りの法輪功学習者を逮捕しました。長春で残虐な体刑の苦痛を与えてから、また省内各地刑務所に送られて虐待を続けています。3月の捜査でも、少なくとも6人の法輪功学習者が撃ち殺され、他にも15人が不法に4年〜20年の判決を受けました。
ケーブルテレビで法輪功真相のドキュメンタリーを放送した侯明凱さんは、“610オフィス”から5万元の賞金をかけられました。そして、2002年8月21日に逮捕されましたが、2日後に死亡しました。人殺しは悠然と法の手から逃れただけではなく、経済的“奨励”と官位を与えられました。
江沢民政権は、家族をも巻き添えにするという手段をとり、多くの法輪功学習者の家族は、散り散りとなり、肉親を失うなどの窮地にまで追い詰められました。その上、警官らは、強引に不法侵入しては、手当たり次第に金品を奪い、抵抗する人は逮捕します。テレビ、ラジカセ、コンピューターなどの家電製品をも奪い取っていきます。警官らは、私腹を肥やすために、勝手に罰金を課し、ある法輪功学習者は何度も逮捕され、財産を全部吸い取られたあげく、家まで売却するということになりました。警官らは、法輪功学習者を逮捕して場合、先ず所持金を出させ着服します。上は80歳以上の老人、下は数歳の子供に至るまで、誰一人として逃れることができません。
長春法輪功学習者劉成軍さんは、今回のケーブルテレビにおける法輪功真相のドキュメンタリーを放送した主要な人物の一人です。2002年3月24日に逮捕され、手錠と足かせを掛けられた上、足部を銃で撃たれ、重傷を受けました。劉京が“発砲して撃ち殺せ”との命令を下した後の結末なのです。当日、吉林省刑務所管理局の中心病院へ送られ、両手に手錠に掛けられたまま、ベッドに縛られました。4月1日、劉成軍さんの写真が中新ネットに流出しましたが、拷問を受けたことをはっきりと現しており、すでに、座る力さえありませんでした。
5月1日、鉄北留置場に転送されて、残虐な体刑で自白を強いられ、52日間も刑具に座らせるなど拷問を受けました。9月18日、長春市中級人民法院で19年の判決を受け、すぐさま吉林刑務所に移送されました。長期的な残虐な体刑の苦痛の中で、2003年12月26日午前4時、劉成軍さんは、長春吉林大学中日聯誼病院で死亡しました。江沢民、羅乾、劉京らは、法輪功真相のドキュメンタリーを放送した法輪功学習者を不法逮捕した上、残酷な体刑と虐殺行為に、責任を背負わなければならないはずです。
民衆に憎しみを煽り立てて毒害する
2003年12月23日の夜、武漢市公安局講堂で、法輪功を中傷する名目を装った芝居が行われました。“長江日刊新聞”2003年12月24日第1面に(編集責任者田和栄、王善秋、ジャーナリスト王志新、レポーター兆雲、夏凱ら)中国共産党中央委員、公安部副部長の劉京、科学院アカデミー会員何祚?(学術的成果はほとんど無く、科学研究能力に全く欠けている“アカデミー会員”であるが、ここ数年“アカデミー会員”の看板を掲げては、法輪功を誹謗して、江沢民政権による迫害に口実を作った。学術の道徳と人間の良知を失っており、科学技術界の恥ずべき存在である)、湖北省委員会紀律検査委員会書記(省の610リーダ)の黄遠志などが、この芝居を見たと報道しました。
この芝居は、善悪を転倒させ、事実を歪曲し、法輪功と修煉者を誹謗しています。報道は、武漢市は2003年に二回ものこのような“大規模文芸出演”を行い、各区は類似の小型“文芸活動”を20回余り行っているとしています。法輪功学習者に対して、残虐な体刑と虐殺を行うと同時に、江沢民政権は、様々な方法で虚言を広め、強制的に各種団体を組織化し、政治的任務としてきました。その目的は、民衆を騙し、害毒し、洗脳し、法輪功迫害の口実を作ることにあります。
上述は、江沢民政権の憎しみ虚言の宣伝のごく一部に過ぎません。劉京らは、自ら出動し、憎しみを扇動し、虚言を振りまき、江沢民が法輪功迫害の責任から、逃れられる様画策しています。
劉京は直ちに法律によって処罰される
現在、法輪功の真相を知る人が徐々に多くなり、国内外で、江沢民政権下の迫害加担グループを法律で処罰すべきであるという声が、徐々に高まっています。明慧ネット2004年1月22日報道によると、中国で法輪功を迫害した不法官吏は、すでにカナダ皇室警備関係の名簿に記載され、この監視名簿には法輪功を迫害した責任者の数が45名となり、江沢民、李嵐清、羅乾、王茂林、劉京を含む45名は、不法人員の中に入っています。彼らは、カナダに一歩でも踏み入れれば直ちに尋問を受けます。
江沢民の法輪功迫害におけるボディガード的役割をしている劉京は、虚言と憎しみの宣伝、法輪功に対する中傷、残虐な体刑と虐殺まで直接指導をしました。これによる罪悪はこの上なく重く、江沢民、羅乾、周永康と共に、法律によって処罰されるべきものです。
(原稿:明慧記者林展翔)