日本明慧


奇蹟が起きて黒い大鉄門が開き......
—19名の大法弟子が正念をもって看守所から歩去っ た

大陸大法弟子筆

【明慧ネット2004年2月5日】2002年1月27日、遼寧省鞍山市第三看守所に違法監禁されていた19人の法輪功弟子が、看守所から不思議と歩き去り、悪警の監視から脱出した。2002年1月29日夜8時半、鞍山市公安局は警官数千人を緊急徴集し(病気休みと出張者以外は全員) 、全市町村を捜査し、一定期間内に19名を捕えるよう、償金まで用意した。職務怠慢であった鞍山市公安局第三看守所所長、当直責任者と当直幹部警察は、全員停職を言い渡され、処置されることになった。

2002年1月27日(日曜) の朝6時に全世界の大法弟子が正念を発っした後、鞍山市第三看守所の203号室において一人の弟子が、ゴミを取りに来た人がドアに鍵を掛け忘れたことを発見した。すぐに他の同修達に知らせ、皆急いで服を着、二人が先に出て他の同修が居る二部屋のドアを開けて彼らを起した。長い廊下を歩いている時、一人が立掌発正念と小声で注意を与えた。

私達は正念を発しながら一階のホールまで来た。そこには床掃除をしている人が居て、私達は全員一斉に彼に向かって、動くな、と念を発した。彼は本当に凍りつき、私達一人一人が出て行くのを、モップを手に持ったままボーと眺めていた。医務室にも一人居たが、私達を一目しただけで何の反応も示さなかった。建物の外に出ると、もう起き出した人が少なからず居たが、私達は正念を発し続けて、黒い大鉄門の前まで来た。閉じられた大きな門の前で他に方法がなく、私達は立掌して正念を発し、師父の加持を請うた。

この時の空気はまるで凍りついたようで、庭に居る人達は皆私達の方を見ていたが、反応はなかった。たった数分が過ぎ去っただけであったが、私達にとっては長い長い時間のように感じられ、鉄門は閉じられたままであった。突然建物から男子大法弟子が数人出て来て、私達に加わった。その一人はもう何日も絶食抗議していたので、行動する体力がなかった。この時分ったのだが、慈悲深い師父は一人の弟子をも残したくなかったのである。これで、ここに監禁されていた19名の弟子全員が揃った。

この数名の男子同修が大鉄門の前に到着した時、不思議なことが起きた。その大鉄門がゆっくりと、ギギーと音をたてて開いたのだ。私達はさっと外に出たが、そこにはもう一つ電子制御されている門があり、閉まろうとしていた。その危機一発の際に、一人の女子同修が急進し、自分の体でドアが閉まるのをくい止めた。私達は一人一人急いで出た。

私達は懸命に市外へ通じるたった一本の道を走った。皆が疲れきった時、突然目の前に3台のタクシーが現れた。このような早朝にこのような田舎の、舗装もされていない道にタクシーが現れるなど、信じられないことであった。その時の私達の気持は言葉では現せないものであった。私達は涙をためて言った。師父よ、私達はこれが全てあなたの慈 悲の按 排であることを知っています!


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/2/5/66638.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/2/24/45431.html