日本明慧


李先生の講習会に参加した日々

【明慧ネット2004年3月13日】93年年末、父親がとても丁重に扱いながら一冊の“法輪功”を私に贈ってくれた。父に:この本は乱暴に扱ってはならない。本を読む前に必ず手を洗い、姿勢を正しくして読むように厳しく言われた。私は父の言う通りにして読み終わった時、この本はより良い人になるように指導してくれる素晴らしい本であることを確信し、“法輪功”を学習することに決めた。

94年、父は私に数枚の入場券をくれた。“李先生が説法に来られる。私達が李先生の説法を聞けるなんて、なんと幸せなことだろう!と感動しながら言った。

私は李先生に初めてお会いした時、先生はまさに私が追随したい方であると確信した。私はまるで家を長く離れ、辛酸を嘗め尽くし心身共にぼろぼろになってやっと優しい母親の元に戻ることができて、母親の温もりを感じ、嬉しさ、安堵感で本当に幸せに満ち溢れている子供のようであった。

講習会では、私はいつも李先生の説法に聞き入っていた。もっともっと沢山のことを話してほしいと常に思っていた。大法が私に全く新しい世界を見せてくれたことはまさに私の期待通りだった。今振り返って見れば、李先生の講習会に参加した日々は本当に喜ばしい日々だった。私は李先生の説法を聞いてからは、名利の争いから離れそれを捨ててしまい、それまでに負った精神的な傷を治したのみならず、いろんな疾病も治り新しい人生を歩み始めることができた。李先生が私を泥水の中から引き上げ、綺麗に洗ってくださり、明るい清い大道へ押し出し、前進する方向まで導いてくださったのである。これはもうこれ以上の幸せはないのではないか!

私は李先生の説法だけでは物足りなくて、説法をテープに録音しようとしたが、できなかったので、説法が早く本になることを期待していた。後に、 “転法輪”を入手した時は、本当に李先生に感謝の気持ちで一杯だった。

私は先生の講習会に2度の受講ができ、全部で20回の説法を聞くことができた。数日間かかる講習会の初日は大体席の争いや会場内の混乱状態が生じるが、李先生の説法を聞いた後はこのような現象は必ず無くなる。会場内の通路はどんなに狭くても学習者達は常に秩序良く出入りするようになる。

講習会が始まる時、李先生が“皆さん席について下さい”の一言だけで、数百人数千人がいる会場内は直ぐにしんと静まり返り、李先生の説法する力強い声だけが会場内に響き渡っていた。講習会が終了するまでは物音一つなく、喋る人もタバコを吸う人もいない、勿論歩き回る人もなく、小さい子供までが静かにしていた。

私は小学校から大学卒業までに沢山の授業や会議に出席したが、生まれてからこのような静粛な状況での体験はなかった。そればかりではなく、李先生の講習会で感じるあの和やかさと素晴らしさは他に比類がなかった。

李先生はいつも早めに講習会に到着され、いつも時間通りに講義を始められ、学習者達の時間を無駄にされることはなかった。私は一回目の講習会に参加した時、主催者側が先生と学習者達の記念写真の撮影をした。団体で写真を撮る合間に、先生は私達家族と単独で写真を撮ってくださってから、急いで小走りに自分の席へ戻られた。

どんな時でも李先生は人の時間を無駄にされない、人を待たせることをされない。教師を務めている私は本当に恥ずかしく思った。

主催者側から李先生の証明書類を確認するために担当者を派遣した。担当者が李先生のところに着き、主旨を話す前に、国から授けられた《最も歓迎される気功師の賞》、《学際科学進歩賞》、《特別金賞》の全書類を、李先生は机の上に既に並べられていた。担当者は非常に驚き、李先生は変化自在の神通力があり絶対に普通の人ではないことを確信した。彼はこのことを自分の家族に話した後、一家は法輪功学習者になった。

勤務先の機動部部長は腰痛を患っていて、李先生に治していただこうと先生にお会いした。李先生は彼と雑談されただけだった。彼は李先生がとてもユーモアのある方だと思いながら会話をしている内に、腰痛のことをすっかり忘れてしまっていた。すると、自分の腰部にとてつもなく大きな温かい手が当てられ非常に気持ちが良いと感じた。それから彼の腰痛は治った。彼はその後、人に会う度に“李先生はすごいお方だ”と話している。

二人の農村の老婦人も受講はしたいが入場券を買うお金がなかった。李先生はそのことをお知りになり、スタッフに無料で受講させるように指示された。李先生のこの心を知った人々は皆このことに感動した。

このような出来事はまだ沢山ある。今回はここまで。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/3/13/69867.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/3/28/46501.html