国連人権委員会の第1日目、法輪功学習者はジュネーブで請願を行った(写真)
文/ヨーロッパの法輪功学習者
【明慧ネット2004年3月16日】3月15日月曜日、第60回国連人権委員会の第1日目、スイス、ドイツ、フランス、オーストリア、イギリス、オランダ、ベルギー、イタリア、ギリシア、スロバキア、ロシア、リトアニア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイルランド、台湾、米国、オーストラリア、イスラエルなどの20数ヵ国からやって来た5百数名の法輪功学習者はジュネーブ市内でパレードを行い、国連ビル前の万国広場で記者会見を行い、煉功するなどを通して、国連と各国政府、および非政府組織に、中国で起きている法輪功に対する弾圧を停止させるよう呼びかけた。ジュネーブの人権委員会の期間中に、法輪功学習者が公衆へ呼びかけるのは、1999年7月に江氏集団が法輪功を弾圧し始めてから、今回で5回目となる。
|
|
|
パレード隊列 |
パレード隊列と観衆 |
真相チラシを一枚どうぞ |
|
|
|
国連ビル前の万国広場 |
記者会見でのスイスの国会議員Ueli Leuenberger氏 |
オーストラリアの法輪功学習者潘宇氏は記者会見で自分が受けた迫害を紹介した |
|
|
|
|
|
|
今回の法輪功学習者の呼びかけのテーマは、迫害の直接責任者江XX、羅幹、劉京、及び周永康を公開の法廷で裁判を行うこと、江氏集団が経済的利益を操ることにより、法輪功の弾圧をヨーロッパにまで広大したことに対する抗議、そして最近の例では2004年、中国春節期間中の胡錦涛のフランス訪問時、パリでのフランス警官の法輪功学習者に対する不公正な対応である。国連ビル前で、数十幾つかの人目を引く各国語の横断幕は、法輪功に対する迫害を停止させるよう通行人に情報を伝えていた。会議に出席する各国の多くの官吏がここを通る時、歩調を緩め、学習者達が手渡すチラシを受け取っていた。
12時の記者会見で、2人のスイスの国会議員Maria Roth-Bernasconi女史とUeli Leuenberger氏、およびヨーロッパ法輪大法協会の主席Peter Jauhal氏は演説をした。ジュネーブの緑の党議員David Hiller氏、非政府組織の多信仰国際(Interfaith International)の事務総長Charles Graues博士と世界公民協会(Association of World Citizens)の主席Reue Wadlow氏は集会で挨拶をした。最後にオーストラリアの法輪功学習者潘宇氏は彼が2000年初めから同年の5月まで中国の労働教養所で受けた迫害経験を述べた。
演説の中で、2人のスイスの国会議員Maria Roth-Bernasconi女史とUeli Leuenberger氏は人権と法輪功の平和的抗争に対する彼らの支持と激励を表明した。法輪功学習者の法輪功に対する迫害の直接責任者を、法に照らして制裁する呼びかけの要求に対して、Roth-Bernasconi女史はこう言った:“いかなる宗教、いかなる組織も、いかなる人に対しても残虐な体刑で迫害する権力は与えられていません。もしこれを行えば、彼らを厳重に処罰することができます。法輪功に対する弾圧に反対する問題で、私はあなた方と同じ立場にあります。”
国会議員Ueli Leuenberger氏は、フランス政府の2004年、中国新年の時の、法輪功学習者に対する不公正な対応に不満を表明し、同時に国連人権委員会に対して下記の要求を出した:“国連人権委員会は法輪功の迫害に反対する問題で、‘多大な努力’を、払っているというがそれをどのように理解しているのでしょうか?”彼はまた法輪功学習者を励まして:“私はあなた方が更に強靱で力強くなることを願い、勇気を持って、あなた方の運動を堅持してください。あなた方の努力が報われることを望んでいます。私はあなた方に保証します。あなた方と同じく、私の心は世界のすべての人権被害者と一つになって、中国だけではなく、全世界の人権迫害を受けた人たちと常に一緒にいることを保障します。”
オーストラリアの法輪功学習者潘宇氏は、彼が中国の監獄で受けた5ヵ月間に及ぶ迫害の状況を話した。彼は警官に4万ボルトの電撃棒で長い時間電撃されたことがあり、しかも敏感な部位だった。彼はこの上なく心の痛みを感じ、大小便を漏らし、彼の心身はほとんどぼろぼろの状態で、崩壊の淵に立たされた。彼は中国では同様な例がまだとても数多くあり、このような迫害はまだまだ続いていると話した。
かつて中国の労働教養所に不法に2年間拘束され、昨年末にオーストラリアとその他の国の法輪功学習者により、救出された李迎女史は今年初めてジュネーブに来て請願した。彼女は記者の取材を受け、国連の人権委員会に“中国の人権状況を重視するよう、中国での人権状況に対して、法輪功の受けた迫害を独立して公正に調査を行うよう”にと呼びかけた。
明慧ネット3月15日の報道によると、封鎖を突破して中国から伝えられてきた法輪功学習者の迫害死亡者数は現在907名に上っている。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/3/16/70082.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/3/16/46114.html)
|