学習者の言葉と行いそのものが真相説明になる
文/アメリカ大法弟子
【明慧ネット2004年3月27日】アメリカの台湾ビデオテープ店の支配人が、最近私に彼が見た一つの出来事を教えました。新唐人テレビ局が主催したアメリカ政府地区華人新年夜会の前夜、アメリカ首都区の法輪功学習者達はボランティアで、中国商城で切符売りを助けました。この時、年寄り一人が切符売り場を通りかかって、法輪功をののしりました。居合わせた一人の女性の学習者が心性をしっかり守り切れず、年寄りと言い争いを始めました。
台湾ビデオテープ店の支配人がこの口論の事件を目にしてから、私は彼に法輪功学習者が自ら自分の修煉経験を述べた本を見せました。彼は、この中の迫害事実は本当ですかと聞きました。彼に法輪功の迫害真相を説明しても、半信半疑で「あなたは大陸に行ったことがありますか?」と質問しました(どうして本当の迫害事実が存在しているとわかっているのかという意味でした)。彼はまた自分は、自分の目と自分の判断能力を信じていると言いました。
台湾ビデオテープ店の支配人のこの教訓をみなで一緒に考えて見ては如何でしょうか。私自身もこの事件からいつかの教訓を得たいと思います。
1、私達の言葉と行いは最も力強い事実なのです
良い事は外に出回り難いですが悪い事は千里に伝わります。表面上では“言い争って勝った”という感じですが実のところ、多くの生命はこれによって救い済度される機会を失ってしまいました。特に公共の場所で、多くの人はこの支配人と同じように、一方で冷淡に傍観しますが、彼らは自分達の観察から得た情報で法輪功の良し悪しを判断します。
2、真相資料は真相説明そのものを取って代わることができません
もともと私は、彼が毎日法輪功学習者が経営している真相新聞をみているとして、てっきり彼が載っている真相報道を受け入れていると信じていました。話し合いを通じて、例え、彼が毎日無料新聞を見ていたとしても彼は、彼の大陸籍の隣近が伝えるうわさをもっと信じていました。なぜなら、彼は自ら店に来てうわさを撒き散らしているからです。しかし、法輪功学習者達は、めったに彼に真相説明を行いません。ただ、真相資料を彼に“配る”だけでした。
3、目の前の人を見逃してはいけません
このビデオテープ店の支配人が入り口のところに真相資料を置いて2年余り経っています。彼は真相資料を見て2年余りで、その上大法が迫害される前には、かつてニュージャーシー州で法輪功学習者とアパートメートになったことがあるそうです。しかしいまだに法輪功を煉功することと『転法輪』を読むこととの関係をわかっていません。3月24日になって、彼は我慢できずはじめて私にこの基本的な問題を質問しました。質問は“法輪功は組織がないのか”、“迫害は存在しているのか”など彼が早くしっておくべきことに至りました。なぜなら、多くの法輪功学習者達は、彼がすでに知っていると“仮定”して、積極的に彼に真相説明を行っていなかったからです。
付き加えていくつかを説明します。
1、このビデオテープ店の前には、毎日法輪功が経営している真相新聞を並べています。彼も毎日これらの新聞を2年余り見て来ました。現地の法輪功学習者は、いまだに度々真相資料(VCDを含む)を持って行って彼に見せます。しかし彼は、自分の目で確実に法輪功学習者が人と言い争っているのを目撃して、忘れ難い印象を残しました。
2、ビデオテープを借りに来る顧客と支配人との雑談は欠かせないものであって、このビデオテープ店はうわさを互いに伝え合う場所となっています。支配人本人は、近所と顧客から多くのマイナスのデマを耳にして、さらに彼が目にしたものをおそらく雑談に入れ込みます。
3、この支配人は法輪功に対して本当の興味を持ちはじめて、様々な問題(まだ完全に受け入れていませんが)を聞いています。法輪功学習者達の身を持って経験した迫害経歴の新しい本は、一定の効果があると思います。
上述した出来事がみなさんの闘争心の除去と口を修めること(悪い言葉を口にしない)に参考になればと期待しています。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/3/27/70972.html)
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