ロサンゼルス学習者がマスコミに声明を発表し、国連に人権を守り、法輪功への迫害を停止するよう呼びかけた
【明慧ネット2004年4月11日】午前中、ロサンゼルスにある14の団体が中国領事館で「人権を守り、迫害を停止しよう」との集会を行い、国連人権委員会に中国の人権問題を直視し的確な措置を行い、人権を守るよう呼びかけた。以下は法輪功学習者がマスコミに発表した声明。
ロサンゼルス在住の法輪功学習者として、この集会に参加できたことは幸せです。私達がまず始めに言いたいことは、海外にいる中国人として、中国の人権問題に注目し、中国当局の人権侵害を批判し、譴責することこそ、本当の「愛国」だと思います。なぜなら、「愛国」は特定の政党を愛することではなく、特定の権力を握っている人を愛することでもない。「愛国」は中国人民、特に暴政に迫害を受け、虐げられ、虐殺されている無実な民衆を愛することです。
中国江沢民集団の法輪功に対する迫害はすでに4年半が経過しました。現在既に名前がわかるだけで936名の法輪功学習者が中国で虐待により死亡したことが民間のルートによって確認されました。今年に入ってからも、さらに83名の法輪功学習者が虐待により死亡しました。その内26名は2004年1月1日から4月5日までの3ヶ月間で死亡したことがわかりました。大陸の各労働教養所と刑務所は依然として数万人の法輪功学習者を拘禁しており、彼らの多くは本心を偽って自分の信条を放棄することを拒絶したため、労働教養所と刑務所で警官および警官の指図する刑事犯罪者による残虐な体罰を受けています。
法輪功のウェブサイト《明慧ネット》には毎日法輪功学習者自らが受けた迫害が掲載されています。1つの例をあげますと、明慧ネットは2004年1月7日に大連教養院の警官・苑齢月が女性法輪功学習者に対する虐待について報道し、その中の一人の被害者・仲淑娟さんに言及しました。彼女は苑齢月に牢屋に入れられ、「五馬分屍」の刑を受け、大の字にして縛りあげ、つるしあげ、同時に五方向に引っ張り、両足は横に大きく開き、下にひとつの椅子を放置します。彼女は吊るされた状態から下に落ち、椅子の先の角に陰部にぶつけてしまいました。仲淑娟は悲鳴をあげ、下半身は血が止まらず、歩くこともできませんでした。彼女の太ももの筋は引き裂かれて機能を失い、しゃがむこともできず、トイレへ行くにも人の介護が必要となり、3ヶ月間は自分ひとりでは何もできませんでした。
もう一人の被害者:孫燕さんに対しても、宛齢月が何度も彼女を小さな牢屋に拘禁して虐待をし、「五馬分屍」の刑を行ない、腟の中へ唐辛子を詰め込んだこともありました。ブラシを使って腟をこすり、毎回も気絶するまで止めず、傷が途絶える事はありませんでした。毎回牢屋から出されたとき顔色が青く極度に衰弱していました。教養院での2年という長い間、孫燕はずっと足を引きずり、指は曲がり伸ばすことができませんでした。このような暴行は大連教養院で何度も発生しました。その他の労働教養所と刑務所においても各種の非人道的な手段で法輪功学習者を迫害しました。迫害の原因はこれらの被害者が自分の信条を放棄することを拒絶したためでした。江沢民集団はこれらの暴行を行いながら、極端に労働教養所と刑務所内の実態を粉飾し、海外メディアを見学に招待しました。その行為はかつてのナチスグループがユダヤ人収容所をメディアに公開した事とぴったり符合します。
法輪功学習者は社会のさまざまな階層にわたっています。特に中国大陸において、多く人々は修練によって一部病院でも治療することができない重病や診断のつかない病気から開放されました。更にこれらの人々は法輪功が提唱する道徳の向上を心から受け入れ、法輪功を心から信じています。信仰の自由は人間の最も基本的な人権です。しかし中国大陸で、法輪功に対する信仰を堅持している人たちは江沢民集団によって迫害され虐殺されています。
中国大陸において、宗教と信仰に対する迫害は決して法輪功学習者に限らず、たとえばキリスト教の家庭教会の友人も野蛮な迫害に遭っています。中国共産党がコントロールしているいくつかの宗教組織と宗教人はただ中国共産党当局が民衆そして国際社会を欺く道具に過ぎません。現在彼らの中の幾人かとその他数人の中国共産党が操っている各界の名士によってジュネーブの国連人権会議の席上で、大陸に発生しているとされる人権迫害への弁明が行われています。しかしペンで書く嘘は血で書く事実を覆い隠せないのです。私達は国連人権会議が中国共産党グループの人権侵害を厳しく非難することを呼びかけ、本当に中国国内で人権迫害を被る民衆のために確固たる態度をとっていただきたいのです。同時に海外の中国人と私達が一緒に中国大陸において発生している人権への迫害を厳しく非難することを望みます。中国を愛し、関心を持つ人達は中国人民への迫害を見て見ないふりをしてはならないのです。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/4/11/72107.html)
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