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ドイツ連邦国会議員がEUのアメリカ政府を支持する決議に賛成

 【明慧ネット2004年4月12日】ドイツ連邦国会議員、ドイツ政府の人権委員会キリスト教民主党支部主席のヘルマン・グロー(Hermann Groehe)議員は4月6日にドイツ法輪大法学習者への返信の中で、EUがアメリカ政府の人権決議案を支持する決議を賛成すると発表した。

 グロー議員は手紙の中で、4月1日に法輪功学習者たちから手紙をもらったこと及び学習者が中国における最新情報を提供したことに感謝した。中国大陸の政治や人権状況は常に我々の中心議題である。グロー氏は、我々は連邦政府のみならず、中国政府にも再三法輪功学習者が中国で弾圧されている問題について言及してきたと言った。

 グロー氏はまた、われわれは連邦政府人権委員会の会議で、政府人権専任者の第60回国連人権会議の進展についての報告を聴講するとともに、再三にわたり国連の人権会議で中国の情況を改善することを勧めた。またアメリカ政府の決議を支持したEUに賛同していた。ドイツキリスト教民主党/キリスト教社会連盟と自由民主党共同で国連人権委員会に“国際政治における人権の働きを強めよ——第60回国連人権会議へ”をテーマとするように提案した。我々はその中で、ドイツ政府は欧米の同盟国と一緒に対策を探し、決議を作成すべきだと提案した。さらに、その決議は明白中国大陸特にチベットや新彊地区の国民の自由と基本的な権利が広い範囲で奪われていることを表明する。そして中国政府に対して既に同意した国連人権協議(第8条)を守るように要求すべきだと指摘した。

 彼はこれまでと同様国連人権委員会にアメリカの決議に対する非動議提案が届けられることが推測できると述べた。私の知っている限り、EUはこれらいわゆる非動議提案を拒絶する。もし、国連人権委員会が中国の問題について討論できるのなら、少なくともドイツはそれを支持する。第60回国連人権会議が終わってからも、我々は連邦政府人権委員会としてこれまでの仕事をまとめる。そして中国問題への対処は必ずわれわれの中心的議題となる。我々は引き続き中国の情況に注目し続け、今後も中国に人権を守るよう促すことに努めるので、安心してくださいと言った。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/4/12/72174.html