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アメリカの法輪功学習者は真相を知らせ、薄熙来を告訴した(写真)

 【明慧ネット2004年4月23日】(明慧記者王瑞林の報道)2004年4月22日の夕方、中国の副総理呉儀と中国の商務部部長薄煕来及び中国の貿易代表団は、アメリカ・ワシントンDC Fairmont Hotelでパーティーを開いていた。その時法輪功の学習者達はホテルの前で平和的な請願及び真相を訴えると同時に、人権の悪漢薄煕来を直ちに追い出すことを呼びかけた。

 今回のパーティは中国代表団がワシントンDC訪問中の唯一の公式の活動である。法輪功学習者達は繁華街にあるM通りのFairmont Hotelの道沿いに静かに並んで、自分達の心の声を刻んでいる横断幕を開いた。その中には「法輪大法は素晴らしい」「全世界で江澤民を審判しよう」「人権侵害の悪漢・薄熙来を追い出せ」「610事務室を解散させろ!薄煕来を法律に従って処罰する」等が多かった。同時に法輪功学習者達は通りすがりの人々に真相資料を配った。

 薄煕来を起訴する

 新任の商務部部長薄煕来はかつて2001年1月〜2004年2月まで遼寧省の省長を勤めていた。明慧ネットの資料によると、彼が勤めていた2004年4月18日まで、すでに遼寧省で迫害されて死亡した法輪功学習者は103人に達しており、全国第4位になっている。薄煕来は遼寧省の中国共産党副書記、遼寧省省長、大連市委員会書記及び大連市市長を歴任中、江沢民と手を合わせて法輪功に対する迫害に全力を尽くし、遼寧省の法輪功に対する迫害を直接指導し指揮してきた。その手段は残酷で、迫害は極めて残忍だった。遼寧省には多くの労働教養所例えば馬三家労働教養所、大北刑務所、張士教養所、龍山教養院、大連教養院等で法輪功学習者を迫害するその手段は極めて残酷である。

 薄煕来は直接法輪功の迫害を指導、指揮した主要責任者の一人で、江沢民が遼寧省の省長に昇格させた者である。
 
 今年3月、薄煕来は25日にドイツを訪問する予定であったが、しかし、その前にドイツでは人権団体の抗議と激しい非難が広まり、ドイツ政府に彼の入国を拒否するように要求していることを知り、中国側は薄煕来の今回の訪問予定を変更した。

 4月22日午後6時40分頃、薄煕来一行がFairmontホテルに入ろうとするその時、集団虐殺の罪、人道に反する罪、拷問の罪等の訴状を本人に手渡した。その訴状は法輪功学習者が原告となっており、4月22日にアメリカ・ワシントンDC地区の法廷への起訴状である。

 道を行く人々の声援は高かった

 道を歩いている多くの人々はスローガンを見て、薄煕来は誰で、どうして彼を追い払うのかと尋ねた。彼が直接法輪功を迫害している主要な責任者の一人であることを知った時、人々はスローガンの内容に頷いた。一人のお年寄りの女性は、歓迎行列の中国大陸の留学生に向かって「江沢民は起訴されている、薄煕来は逃げられないよ。」と言うと、あの留学生は「当然です、当然です。」と答えた。

 車に乗って通過して行く多くのアメリカ人は車の窓から手を出して学習者に向けて親指を立てていた。また、赤信号を待つ間車から降りて真相資料を請求されたと、資料を配っていた陶さんは言っていた。道を歩いていた或るアメリカ人は学習者達から請願目的と迫害真相を知らされ、自発的に「迫害をやめろ!」の横断幕をもって、学習者達の中で長く立っていた。

 始めてワシントンにやって来たメキシコ人がちょうどFairmontホテルの前を通りかかった時、好奇心で学習者に話しかけ、かつて法輪功のことを耳にしたことは無かったと言った。彼は法輪功と迫害の真相を詳しく知った後、自らも支持すると言ったが、残念ながらその時はもう真相資料を配り終えて品切れになっていた。彼は名刺を残して、学習者達にもっと多くの情報を提供してもらえるよう望んでいた。

 中国大陸から来た留学生に真相説明をした

 一部の留学生は「人権侵害の悪漢薄熙来を直ちに追い出そう」のスローガンが理解出来なかったが、説明を通じて薄煕来が大連市市長、遼寧省省長を勤めていた間に江澤民と手を組んで法輪功学習者達を厳しく迫害していた真実を知ってから、又、馬三家労働教養所を含め遼寧省の労働教養所で起きている法輪功学習者に対する残酷な迫害事実を知ってからは、皆押し黙ってしまった。 

 又、多くの学習者達が留学生の行列に入って真相を説明しているうちに、友達になっていた。アメリカの或る大学の教師を勤めている劉先生は「行列の中で私を知っている留学生が彼らの行列にいる私を見つけて、先生は何故こちらに来ているのですか?」と聞かれた。私は笑いながら私達はあちらこちらの区別はないと答えた」と言っていた。隣にいる大学の学生会代表は「そうですね、皆さん今後はそんな区別なんかしないで。皆中国人ですから?」と言っていた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/4/23/73024.html