日本明慧


心に正念をもつと、脅されても危ないことはない

 文/中国大陸大法弟子

 【明慧ネット2004年5月4日】2000年末、私は北京へ大法を実証しに行った。12月25日、私は天安門広場で“法輪大法はよい”の横断幕を開いて、自分の長い間の願いを実現した。あの時、 私は天安門が沈黙したと感じた。10数秒後、一人の武装警察が突き進んできて、横断幕を奪って行った。その後数人の警官が私をパトカーの中に押し込み、天安門支局に引っ張っていった。その場所で、数十人の大法修煉者は一緒に《心自明》を暗誦する声が響いており、全世界に届いた。それから私と数人の同修は昌平公安支局の大型バスに連れて行かれ、その下の各派出所に転送された。
 ある派出所で、私達の7、8人は一緒になり、それから一人一人が審問された。警官は私に姓名と住所を聞いたが、私はそれには応えなかった。そして言った「あなた達に伝えると、現地の労働教育所に返される。私は陳情に来て、まだ目的を達していない。あなた達は私を返してどうするつもりか」。一人の警官はしっかり私のオーバーの襟をつかんで、私の首を閉めようとした。また私の服のポケットをひっくり返して、何か手がかりを探した。また私を脅す。「言わないと、あなたを泥棒として逮捕する。」その時私は、絶対彼らに伝えない、という正念がとても強かった。   私は義正をもって厳しく言った。「あなた達は私に濡れ衣を着せている。私は大法弟子で、絶対泥棒することはない。」私が帰った後に、一人の女性の同修がひどく打たれているのを見た。二日目の朝、もう一度私を審問して、私の態度が断固としていることを見て、審問はすぐに終わった。夕方、彼らはジープで私とその同修の女性を汽車の駅まで送った。そこにはまだ4人が警官に見張られており、みな法輪功修煉者であった。彼らは私達6人を内モンゴルへ行く列車乗せ、下車した。
 列車の中で、私は最寄りの駅で下車しょうとばかり考えていた。これは私の家に帰る方向と相反する。その中の一人のおばあさんが直ぐに私にどこから来たのかと問いた。私は応えなかった。列車が止まるとみな下車した。小さい駅だった。待合室で、同行の一人のやせっぽちで小柄な男子が治安を叫んで呼んだ。治安の人は私達に対して言った「自分の姓名と住所を言えば行ってもよい。」私は派出所でも言っていなかったのに、ここで言えない、と思った。その時、おばあさんは便所に行きたいといい、治安は誰か彼女を連れて行くように言い、私はその同修がとても苦痛そうだったので、おばあさんを支え、ちょうど外に出て彼女私に言った。「ここにスパイがいる、私達はすぐに逃げよう」そして私たち二人は一緒に逃げ出した。この時後からオートバイの音が聞こえ、私たち二人は壊れた庭院中の便所に隠れた。彼女はまた私にどこから来たのかと聞いた。この時私は彼女がとても怪しいと感じた。北京語だから北京の人だろう、また私の住所をたずねた。そして、私は引き続き前に向かって走った。いくつかの平屋の民家を通って道路の方に走った。少し走ると後から車の音が聞こえた。私は急いでれんが塀の後に隠れた。車が止まった。20、30分後、私は人の話声と車が発車する音を聞いた。車が行き、私はやっとほっとした。とても危なかった!外はやっとぼんやりと明るくなってきた。前に向かって歩いていくとそこは休暇村で、私はまだ戻った。道が空いており小さいれんがの塀しかなくて、心の中で先生を思い出すと、ひとしきりの暖かいものが全身に湧き、たちまち元気になった。それから順調に家に帰った。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/4/73823.html