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2004年5月4日 文/ドイツの法輪功学習者 【明慧ネット2004年5月4日】 *温家宝首相を歓迎し、江沢民を処罰する
午後一時半頃、温家宝首相を乗せた車が学習者らの前を通過し、続く二台の大型バスは、中国国旗を手に持つ若い中国人留学生らで満員となっていた。学習者の列の前を通過する際に、車中の一部の学生は手を振り、カメラを向けて学習者らを撮影した。農村を去るときにも、温家宝首相を乗せた車は、学習者らの前を通過し、車内の官員にも笑顔を見せるものがいた。 *公務員と警察官に真相を伝える 現場には10数名の警察官や公務員らが派遣されていた。警察官らは積極的に学習者らと交流し、請願の背景を知るようになった。フレイジン市警の責任者が、法輪功の発展と迫害の真相について理解した後、「私は法輪功が暴力に対して、このような平和的な請願をしていることを支持する。暴力を持って暴力に対抗しても良い結果は生まれない」と述べた。 市側は中国語に堪能なドイツ人通訳を派遣していたが、その通訳自身も法輪功に対し興味を示したため、多くの学習者が多角的に真相を伝えた。一部の警察官は、中国政府による報道管制の状況について、不明確であったため、その通訳は学習者から聞いた、江沢民の悪行及び焼身自殺事件の真相などを警察官らに説明していった。いつもの様に、警察官らは厳しい表情を浮かべていたが、多くの真相に触れ、徐々に表情も和らぎ、別れ際には皆笑顔を浮かべ、気さくに手を振りながら去っていった。 その後、学習者らはミュンヘンへ移動し、平和的請願を続けた。あるドイツ公安部の人は、2年前江沢民がベルリンを訪問する際、ベルリンで執務に服していたという。当時、ドイツ政府は中国政府の法輪功が、国事訪問を妨害するとの言い分に耳を傾けてしまったが、2年後の今日、もはやこのような虚言を信じる人は誰もいないと告げた。 近頃、連邦ドイツ刑事警察局は、2002年江沢民が訪独した際、その宿泊ホテルから法輪功学習者を退去させたことは違法な行為であったことを認めた。また「中国における法輪功への迫害に関する抗議行動を、中国からの国賓に対し行った場合も、ドイツ憲法の中で定めた言論及び表現の自由の規定に抵触はせず、その庇護範囲にある」と認めた。裁判官も、法輪功は常に平和的な方法を通して、抗議をしてきた。自分の知るかぎりでは、法輪功学習者は何人あるいは何物に対しても、暴力を行使したことはないと述べた。 *市民の支持 |