先生の経文「修正」を読んでの感想
文/徐声遠
【明慧ネット2004年5月5日】漢字は、神が創った言語表現の中で最も美しく、奥深いものではないかと思っています。漢字の構造は、音や形で意味が統一されており、法輪大法が世に伝わるための主要な媒体となっています。中国政府は1950-60年代、大規模な漢字の簡単化に着手し、現在使用している簡体字となりました。香港や台湾などでは、依然として繁体の漢字を使用しています。
現在大陸の中国人の多くは繁体字を知らず、古典書籍を読むことが出来ません。歴史書の中には、神や神による奇跡についての記録があるということも、ほとんど分かりませんし、伝統的な道徳的規範を知るすべもなくなっています。文化大革命では、“四旧”を破り、“迷信”を潰し、“全てを疑え”、“全てを打倒せよ”など、伝統文化の根絶を図りました。
当時紅衛兵らは“頭には角が生え、体にはとげが生え”、といった有様で完全に豹変していました。これは旧勢力によるものでしょうし、この安排がいかに全面的かということが分かります。正法修煉過程中にある学習者は、常に冷静であるべきでしょうし、法理をもって世の出来事を分析し、法理で自分を計るべきであると思います。
かつて人類は、年の初めと終わりに、重要な節目のとき、祭事活動を行ってきました。神様に、この一年の“仕事”を報告し、自分の誤りを正そうとし、天地や神に人のために福を請うてきました。祭事における各種の文は、詩や文章の源であったことと思います。もし、文化大革命のような安排と破壊がなければ、今日法を学ぶときに使っている言語は、より内包のある深い意味を表明できるものであったことでしょう。
真相の資料は、この邪悪なる迫害を暴露し、人の正念を呼び起こす大切なものであると思います。作成する際には、再度読み直し、もう一度文章を考え直し、誤字脱字が無いか確認し、不明な単語は辞書を調べてみるなり、他人の意見を聞いてみるなりするのが良いと思います。法を正す中、資料が最大限の効力を発揮するよう努めましょう。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/5/73896.html)
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