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シカゴ裁判所での陳述は間近に控え、陳凱倫地元マスコミに迫害の真相を伝える

 【明慧ネット2004年5月11日】(翻訳及び編集:明慧記者劉東)アメリカ・メーン州のMagic City Morning Star新聞は5月8日、10歳の小学生の陳凱倫から送ってきた手紙を掲載した。手紙には「私にはとても幸せな家庭がありました。法輪功の修練で私は良い人になりました。しかし、中国では子供たちがあらゆる迫害を受けています。」と、「5月27日、この迫害を引き起こした前中国国家主席の江沢民に対する起訴において、法輪功学習者はシカゴ裁判所で陳述を行う予定です。そのため、すべての人にこの法輪功に対する迫害の真相を伝えるために、6人の少年は首都ワシントンを出発し、シカゴに向かって自転車の旅を行う予定です。」と書いた。

 陳凱倫の紹介によると、この旅の全行程は700マイルで、およそ1100キロだということである。

 また、陳凱倫は手紙に法度の物語を語った。法度はオーストラリア住民、3歳の女の子のことである。法度の父は一種の「真・善・忍」を原則とする法輪功という平和な修練法を練習し続ける故に、中国大陸で拷問と虐待で亡くなった。当時、法度は生まれて何カ月間しか経ってなかった。

 また、陳凱倫は手紙で「中国の子供たちがあらゆる迫害を受けています。小法輪功学習者の親たちは労働改造営や刑務所に入れられ、それゆえ彼らの面倒を見る人がいなくなりました。そして、たくさんの子供たちが飢えと孤独に強いられました。学校の子どもたちは親が刑務所にいる生徒のことが嫌いなはずです。そうではありませんか?もしその学校の校長に状況を気づかれたら、すぐその子は退学処分されます。すでにたくさんの子供たちが退学になりました。中国では、多くの子供たちはまだ直接迫害を受けています。中国の警察はこれらの子供たちの家に乱入し、『あなたの親はどこにいますか?あなたは法輪功を修練していますか?あなたの親は法輪功学習者ですか?』と、このような問題を詰問します。もし小法輪功学習者が答えることを拒否すれば、警察は場合によって彼たちを殴ったり、蹴ったりします。あるいは彼たちを立たせないようにします。このすべては一体何のためでしょうか?理由がまったくないのです。中国はすべてのこれらの法輪功学習者を釈放し、同時に法輪功に対する迫害を終らせるべきです。」と伝えた。

 「親は1996年から法輪功を修練し始め、当時私は2歳でしかなかったです。法輪功は私を良い人であるようにさせたのです。私は学校でもよい学生です。他の学生にいじめられる時にもやり返さないのです。罵られたり悪口を言われたりしても、あまり気にしないのです。なぜならば、私は法輪功学習者なのです。法輪功は私の一家を助けてくれました。私の父は以前に乙型肝炎を抱えており、床についたきり起きられなかったのです。しかし彼は法輪功を修練し、病気が治ったのです。両親は口論することもなくなり、私たちの家庭は非常に幸せになりました。法輪功は人々に真実と善良、忍耐を教えています。法輪功はとても平和な修練法です。

 「5年前に私は中国にいた時、中国のテレビ番組は一日中法輪功を誹謗し、攻撃していました。私も子供に対する迫害を経験しました。私の祖母も法輪功学習者で、彼女は去年在宅中に連行されました。警察は祖母を逮捕し、2カ月間も拘禁しました。その間はいかなる人も彼女に面会することを許されなかったのです。当局は彼女のパスポートを取り上げ、アメリカへの親族訪問を許可しないと通告しました。このことを聞いたとき、私は非常に驚愕して、ほんとうに悲しかったのです。あれほどやさしい祖母がまさか連行されるとは思っていませんでした。本当に祖母のことが恋しいです。一日も早く彼女に会いたいです。すべての母親、父親、親友と子供たちが安全になり、再びどんな迫害も受けないため、一日も早く迫害が終るように願います。」

 陳凱倫は手紙にメーン州Magic City Morning Star新聞の編集長にこのように伝えた。「現在、法輪功学習者への迫害は依然として続いています。」

 5月27日、この迫害を引き起こした前中国国家主席の江沢民に対する起訴において、法輪功学習者はシカゴ裁判所で陳述を行う予定である。そのため、すべての人にこの法輪功に対する迫害の真相を伝えるために、6人の少年は首都ワシントンを出発し、シカゴに向かって、自転車の旅を行う予定だという。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/5/11/74334.html