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ワシントン法輪功学習者らが第五回目の世界法輪大法日を祝う(写真)

 文/ワシントンDC法輪功学習者 

 【明慧ネット2004年5月11日】ニューヨーク地区の法輪功学習者たちは2004年5月7日、法輪大法が伝えだされた12周年と、第五回世界法輪大法日の前祝いとして、5月9日にワシントン法輪功学習者たちは米国国会ビルの前で“世界法輪大法日普天同慶”の横断幕を掲げ、集会を催した。多種にわたる演目を披露し、これをもって法輪大法の李洪志師父への崇高の敬意を表し、師父が“真・善・忍”をこの世界にもたらしたことに感謝した。

法輪功学習者たちが各種の演出で世界法輪大法日を祝う

新しい学習者が功法を習う 功法の実演 范ヤ姑さんが人々に彼女の母を救出するよう呼びかけている

 *李洪志先生が法輪大法を世界に伝えたことを感謝する

 司会者が述べたように、ここに座っているすべての人それぞれに自分の物語がある。たくさんの人たちは身に重病を患った後法輪功を学んでから健康な体を取り戻した。さらに重要なこととして、皆は人生の意義を知るようになり、“真・善・忍”の指導通りに自分の道徳を昇華させることができ、法輪大法のすばらしさが心の底および生命の本源からその人を良い人へ導いたのである。

 法輪功学習者たちは中、英の二ヶ国語で“あなたのためにやってきた”を合唱し、龍の舞、天女の舞および法輪功の五つの功法を通して披露した。数名の少弟子が笛の独奏、琵琶の独奏およびバイオリンの独奏を披露した。明慧学校の子供たちは“濁世清流”、“得度”などの歌曲を合唱した。

 数百枚の貴重な写真を含めた大型写真展“正法の道”が国会ビル前の芝生で演示された。今回の写真展では法輪大法が1992年に中国大陸から伝え出されてから全世界に普く伝えられ、それから中国大陸で受けた迫害および法輪功学習者たちが平和的な方法のもとに迫害に抵抗し、真相を伝えるなどの各種の歴史的瞬間を記録している。たくさんの通行人が足を止めて見るようになり、その中には数多くの中国大陸からの旅行客も含まれていた。

 *法輪大法が60カ国で伝わっている

 法輪大法は人から人へ、心から心へ、すでにヨーロッパ、アメリカ大陸、オーストリア、アジアなどの60カ国に伝えられている。『転法輪』は25ヶ国語に翻訳され、たくさんの国家各級の政府部門(中には弾圧前の中国の関連政府部門も含む)が法輪功に対し1200個の各種の褒賞を与えた。ある薛という苗字の女性が言うように、彼女は常に電話がかかってきたが、みな法輪功についての問い合わせでした。また、メリーランド州に在住している於という苗字の女性も、最近いくつもの煉功場でよく新しい学習者が功法を学ぶために来るようになっていて、みな学ぶのが速いうえに真面目であると言った。彼女の言った通り、法輪功の海外での広がりは非常に喜ばしいもので、より良くなっている。

 活動中において随所で見られる西洋人の顔つきは明晰に、法輪功はもうすでに中国だけのものではなく、全世界の人民たちのためにあるものだと表わしている。ある通りかかった西洋人は現場ですぐに功法を学んだ。

 *母の日に聞こえてくる子供たちの呼び声

 九日(日曜日)はちょうど“母の日”であった。この日になると父母と子供たちは本来団欒し合い楽しむときであるのに、メリーランド州の范ヤ姑さんは母親への思い、焦慮および不安の中でこの日を過ごすことしかできなかった。

 范ヤ姑さんは法輪功学習者ではないが、彼女の57歳の母は法輪功を修煉しているため三度も続けて捕らえられた。現在は未だに河南省鄧州市公安局第一看守所に監禁されている。生死の消息は未だ不明のままである。その状態がもうすでに五ヶ月も経っている。“母の日”に、范ヤ姑さんは車で一時間の道のりを経て法輪功学習者の祝賀活動に参加し、彼女の母を救出するためのパネルを立てて通行人にサインを求め集めた。彼女はあらためて自分の母が速く出獄することを支援するよう社会に呼びかけた。たくさんの通行人は大変同情の気持ちを表し、サインを書いて支持した。范ヤ姑さんの母の詳しい情報については明慧ネットの報道:“旅米華人の呼びかけ:どうか私の河南省に監禁され受難中の母の救出を支援してください”を参照。(http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/3/13/69790.html

 中国大陸において、范ヤ姑さんと同じ、ひいてはもっと悲惨な境遇に遭っている家庭はまだたくさんある。江沢民政権が意味もなく法輪功を迫害し、無数の一般家庭を分散させ、たくさんの父母たちが不法に逮捕された。まだ幼い子供は放置されたままで、心身ともに厳しい衝撃を受けている;たくさんの息子と娘たちが捕らえられ、年を取った父母たちは看護されることもなく、寂しい晩年を過ごしている。中には父母と幼い子供が一緒に迫害されるような悲劇もある。

 例として:−河北省秦皇島の大法弟子董俊明さんと王樹梅さんの子供が1999年5月に出生してから父母が拉致されて、行くべきところを失い、幼いこの子は祖父母と苦難に満ちた厳しい日々を過ごすようになった。

 −2000年7月21日に、山東省莱蕪市の法輪功学習者である王子等およびまだ二歳の息子と姪の一家六人が地元の公安局によって強引に留置所に連行された。家の電気、水道供給はみな絶たれ、その娘は高校を卒業して間もないのに卒業証書の授与が拒否された。一家すべての人が留置所に連行されてから、王子等の二歳の子供は鉄の柵に腹ばいになって、心が裂けるような泣き声で:家に帰りたい!家に帰りたい!…と叫んだ。

 −2003年9月1日夜九時頃、遼寧小撫順市安全局の数名の警察が朝鮮人大法弟子の羅京玉さんの家に入り、羅京玉さん及びまだ三歳でしかない娘の池星ちゃんと一緒に地元の洗脳班に拉致された。

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 今回の迫害の張本人である江沢民およびその悪行を補佐した罪人たちは今すでに世界十数カ国で起訴され、正義の審判に直面している。米国で江沢民が起訴される裁判は5月27日にシカゴの双方の弁護士が上訴法廷で口頭弁論を行い、それから裁判官のさらなる裁決が待ち構えている。最近では、前遼寧省長である薄熙来が法輪功を迫害したためワシントンDCおよびイギリスで起訴されている。

 *思いがけなく議員とめぐりあう

国会議員JIM MORANさんが法輪功学習者と交流している 国会議員JIM MORANさんが法輪功学習者と記念撮影

 今日、国会ビル前のもう一つの芝生で同時に百万母親パレードの集会活動を行った。たくさんの国会議員が会場に臨んでスピーチをした。法輪功学習者たちも思いがけなくメリーランドおよびバージニア州の国会議員とめぐり合えた。

 高校在学中の小弟子である(聶浩)が迫害を受けている児童たちを救出することをテーマとする“平和の花びら”自転車旅行に参加する予定を、バージニア州の国会議員JIMMORANに紹介した。この自転車の旅は5月13日にワシントンDCからスタートし、いくつもの州を横断し、最終的にはシカゴに到着する。石さんはJIM MORAN議員に自分が法輪功を修煉したためパスポートの延期が中国大使館に拒絶された経歴を告げた。MORAN議員は大変同情の意を示し、彼はたくさんの法輪功学習者が似たような境遇にあると述べた。

 范ヤ姑さんもメリーランド州の国会議員に会い、彼に自分の母の遭遇を述べたところ、この議員も彼女と自分のオフィスで会うことを告げ、さらに進んで救出の関連事項について話し合うと示した。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/11/74367.html