オーストラリアの学習者がシドニーで大規模なパレードを行い、
世界法輪大法の日を祝った(写真)
【明慧ネット2004年5月10日】5月8日、オーストラリアの法輪功学習者を代表する500数名がシドニーに集まり、共に5月13日の“世界法輪大法の日”を祝い、法輪大法洪伝(編集者注:洪伝とは、広く伝わる、の意)12周年を記念した。8日の午後、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニーなどの地区からやってきたオーストラリア法輪功学習者を代表する人たちが、シドニーのチャイナタウンと市の中心部で盛大なパレードと集会を行うことで、法輪功の平和にして、偉大なる道のりを記念し、5.13世界法輪大法の日を祝ったのである。
第五チーム「佛光があまねく照らせば儀礼は圓明となる」
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大法洪伝12周年を記念する行進
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パレード、トラック上での残虐な刑の演技紹介
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第三チーム「残虐な刑で弾圧することは天理にも許されぬことである」の、死をいたみ悲しむ行列 |
法輪功のパレード、チャイナタウンでくりひろげられる
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中国で拘禁されている法輪功学習者を緊急救援するよう呼びかける
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法輪功のパレードはハイド公園まで進んだ
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明慧学校のパレードの列
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五つのチームが順番に列を組み行進し、500数名の学習者が参加した。各チームのテーマはそれぞれ“世界は‘真、善、忍’を必要としている”、“法輪大法が世界に広く伝わる”、“残虐な刑で弾圧することは天理にも許されぬことである”、“全世界が江沢民に審判を下す”、“佛光があまねく照らせば儀礼は圓明となる”というものだ。花で飾りつけした車、歌と舞、ドラと太鼓、色あざやかな旗に横断幕、そして大きな写真が、法輪大法の素晴らしさと、人々にもたらした大いなる心身の変化、江グループの法輪功への迫害の残虐さを世の人に表した。同時に凶悪な首領は必ずや正義の裁きを受け、“真、善、忍”の素晴らしさが永遠に世に存在することの予兆を人々に示していた。
クイーンズランドからやって来たエミーさんはインタービューの中で次のように語った。「これは5.13世界法輪大法の日を祝うためにオーストラリアの学習者が行った大規模なパレードです。今回の活動で、より多くの世人に中国で起きている法輪功への残酷な迫害を知らせることができます。人々が真相を理解した時、より多くの善良な人々が法輪功の学習者を助け、一早く江沢民を国際法廷と歴史の裁きの台へと送ることができ、そうして法輪功への迫害が幕を閉じるのです」
午後1時頃、チームはチャイナタウンの娯楽センターより出発し、シドニーの商業密集地域と、にぎやかな埠頭センターを通って、市の中心部、ハイド公園でパレードを終えた。その場面は壮観で、大変エネルギッシュなものであった。ちょうど土曜日のショッピング・タイムで、通行人と観光客は強く心ふるわされ、足を止めては眺めていた。多くの人が撮影しつつ、チームについて行進していたのだ。
世界は‘真,善,忍’を必要としている
行列の先頭の“法輪功”と書かれた額の後ろに続くのは、腰に結んだ小太鼓を天まで響かせるチームであった。そのあとには、蓮の花の踊りを踊る“仙女”と“飛天”が軽快に行進していた。そのあとに続いたのは《轉法輪》という本の大きな模型である。飾り立てた車の上では、チャイナ服を着た学習者が5セットの功法を行っていた。しばらくの間、太鼓の音と音楽が一緒に響き渡り、通行人からは喝采を受けていた。第一チームは、世の人に大法の素晴らしさと大法学習者の優れた精神状態を表した。1992年に法輪大法が伝わってから、“真、善、忍”は世界各地に広まり、より多くの人々に認知され、称賛されるようになった。
2004年2月中旬までに、法輪大法の主要な著作である《轉法輪》はすでに25種類の言語に翻訳されている。《法輪功》はすでに30種類の言語に翻訳され、世界各地で発行されているのだ。
法輪大法は世界に広く伝わっている
大法は広く伝わり、人の心を正している。12年来、全世界60余りの国と地域で、すでに一億人を超える人々が学んでいるのである。異なる人種、異なる文化の背景、異なる階層の人々が法輪大法の博大さ、奥深い内涵に揺り動かされ、法輪大法は世界各国の人々に好まれている。法輪大法の煉功站(編集者注:れんこうてん。気功動作を行う場所のこと)はオーストラリアの主要な都市と地区の至る所にあり、次第に多くの人々に知られるようになっている(編集者注:日本にも煉功站は多くある。以下※印参照)。オーストラリアは多文化国家であるが、異なる地区の、異なる民族的背景を持つ学習者が、色あざやかな美しい民族衣装を身にまとい、チームの中でゆっくりと行進していた。明慧学校の小さな友人(編集者注:幼少の大法弟子)もチームの中で紙で作られた蓮の花を手にかかげ、行進していた。
※日本の煉功站(気功動作を教えている場所。すべて無料)
http://www.falundafa-jp.net/renraku/index.htm
リチャードさんは西洋人の法輪功学習者である。彼は法輪功を好み、実践を通じて、法輪大法の素晴らしさ、勉強や仕事や心身の面での非常に大きな恩恵を感じていた。彼は次のように表明している。「法輪功を迫害するのはまったくの誤りで、江沢民は自分の犯した犯罪に対し、必ずや責任を負わなければなりません。パレードを通じ、真相を知った人々は、法輪功に対する迫害の制止を助けることができるのです」
残虐な刑で弾圧することは天理にも許されぬことである
1999年7月、江沢民は独断専行し、中国大陸で法輪功に対する狂気の弾圧を開始した。数十万人が不法に逮捕され、拘禁され、労働による再教育(編集者注:ここでいう“教育”とは、人を善に導く法輪功を放棄させ、敵視させるよう仕向けること)を受けさせられ、洗脳クラスに送り込まれ、はなはだしきに至っては精神病院に入れられたのである。そのうえ善良な法輪功学習者に対して、40数種類の刑具を使用しているのだ。
第三チームによる残虐な刑の演技紹介は真に迫り、労動教養所と拘禁センターでの出来事を上演した一幕一幕は、人々にこの世の惨事を知らしめた。その場面を目にしてショックを受け、居合わせた通行人はみなこの場面に震撼させられたのである。見ていた群衆の中にいた、2人の西洋人女性が非常に興味深く法輪功が中国で弾圧されている情況を詳細に尋ねていた。非常に誠意ある彼女たちは「弾圧されている学習者のため、何かしら助けることはできますか」と聞いていたのだ。
一人の中年女性はその上演を見ながら、こう独り言をつぶやいた。「こんな弾圧は本当に何の意味もないことだわ……」
彼女は目を赤くして、
絶えず頭をふってはため息をついていたのだ。
今もなお実証されている迫害によって死亡した法輪功学習者は、すでに955人にまでのぼっている。学習者は花輪と迫害されて死亡した学習者の写真を手にして厳かに歩んでいたが、そのシーンは悲壮なものであった。
車の上で残虐な刑をこうむる法輪功学習者を実演した潘さんは、次のように語った。「残虐な刑を演技により紹介することで、より多くの人々に中国で起きている法輪功への迫害を知ってもらうことができます。道具の制限があり、お見せできるのはただ、ほんの少しのものですが」
「『真、善、忍』を信ずる法輪功学習者への弾圧は、全人類の良知と道徳への蹂躙であり、皆さんのため、必ずや法輪功への迫害を停止しなければなりません」 潘さんは99年12月に中国で法輪功のために陳情に行った際、不法に拘禁され、その間に、4万ボルトの電気棒で敏感な部分に電気ショックを加えられたことがあるのだ。
大法を迫害することは天理にも許されぬことである。現在、全世界の多くの国家が、公の場で江グループの法輪功への迫害を非難するとともに、千回以上、法輪功に奨励を与えているのだが、このことは社会と人類にもたらされた積極的にして巨大なるメリットを肯定していることなのである。オーストラリア政府の参議院は数ヶ月前、中国大陸で迫害を受けているオーストラリア法輪功学習者の親族救出に関する704号動議案を決議し、手を尽くしてオーストラリア学習者の家族救出を助けている。
全世界が公開法廷の場で江沢民に審判を下す
第四チームは公開法廷の場で江沢民に審判を下す様子をシミュレートしていた。江沢民は法輪功を迫害する元凶で、彼はこの弾圧に対し逃れられない責任を持っている。2002年、法輪功学習者により、シカゴ米国法廷で群体絶滅罪として江沢民が告発されてから、相前後し、法輪功学習者は米国、ベルギー、スペイン、ドイツ、韓国、台湾、スイスなどの地区で訴訟を起こした。2004年4月7日、オーストラリア公民の章翠英さんは、国連で訴状を手渡し、群体絶滅罪、残虐な体刑罪、反人類罪で江沢民を起訴している。
シドニーからやって来た顔さんは次のように語った。「大規模なパレードの行進は、世界法輪大法の日を祝し、世の人に大法の素晴らしさを伝えるためのものですが、中国では法輪功への迫害がいまだ続いているのです」 96年に広州で法を得た情景を振り返り、顔さんは感無量であった。彼がその時に知った法輪功の友人が、今、数多く中国で不法に拘禁されているからである。彼のお姉さんはかつて4回に渡り不法に拘禁され、労働による再教育を3年余りこうむったことがある。顔さんは次のように表明している。「法輪功学習者は、海外で効き目ある訴訟手続を通じて江沢民を告訴し、公判を通じて世の人々に江グループが法輪功に対して犯した罪悪行為を知ってもらうのです」
[法輪功への迫害を追及する国際組織]
のオーストラリア・スポークスマン、劉博士は、インタビューの中でこう表明している。「江沢民が法輪功を迫害するのは不法行為であり、虚言と欺瞞(ぎまん)に基づくものです。彼は中国でにせのニュースをねつ造するのみならず、人々が法輪功を憎むよう扇動し、中国人民をだましています。彼はまた海外で外交の仕組みを利用してデマを広め、華人の地域社会で法輪功を誹謗する宣伝を行い、法輪功を迫害する事実を覆い隠そうと企みました」
劉博士は次のようにも表明している。「中国で迫害が起きていることで、法輪功学習者は法律を通じて自己弁護をする権利を失っていますが、ならば、海外にいる(特に残酷な迫害を受けたことのある)法輪功学習者は法律を通じて自らの権利を弁護すべきであり、できるだけ早く江沢民を国際法廷に送るべきです」
佛光があまねく照らせば儀礼は圓明となる
第五チームの中には扇の舞いがあり、唐朝の衣装での出演と飾り立てた車があった。法輪功学習者が苦難を経験したあとに、世をあげて共にたたえ、あまねく天も共に喜び祝う、その日が必ずややってくることを人々に表したのだ。そのシーンは喜びにあふれ、晴れやかで、多くの通行人が声をそろえて喝采していた。
人間性の素晴らしさと善良性は、いかに強い権力であろうとも剥奪することはできない。中国で江グループは法輪功への迫害をすでに5年継続しているが、暴虐な脅しに直面し、法輪功学習者は依然として彼らの善良性と何ものにも屈しない堅忍不抜の精神をもって、広大なる世の人々に法輪功が迫害されている真相をはっきりと説明すると共に、“真、善、忍”を実践しながら大法の素晴らしさを表している。彼らは平和的に、理性に富んだ行動を取っているが、生命を犠牲にすることで真理を守り虚言を暴き出しさえしているのだ。彼らは理由なき苦難に耐えると同時に、法輪大法と未来の素晴らしさを全世界の善良な市民に与えたのである。
オーストラリアテレビ局9号 (チャンネル9)はパレードの現場で取材報道をし、夜のゴールデンタイムに放送した。新唐人テレビ局、
大紀元時報の記者と希望の声ラジオ放送局なども、同時に現地で詳細な取材を行っていた。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/10/74310.html)
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