日本明慧


綜合報道:法輪功学習者は香港で中国政府の弾圧に抗議パレード

 【明慧ネット2004年5月4日】(明慧記者の総合媒体が報道)世界各地と香港から来た法輪功学習者数百人は、5月2日に“法輪功は平和的に反迫害を訴える”パレードを行い、中国政府の5年近くに及ぶ法輪功に対する弾圧に抗議した。


 5月3日自由アジアラジオ放送局は、法輪功学習者数百人は香港島の銅鑼湾からパレードを出発し、湾仔区など市街地区を通って、最後に香港に駐在する中央政府の連合事務所に到着したと報道した。AP通信はパレードに出た法輪功学習者は “中国で迫害を受けた法輪功修練者を救援する”と書かれた横断幕を手に持って市街地区をパレードしたが、全過程はとても平和的だったと報道した。

 報道は香港法輪功団体のスポークスマンである簡鴻章氏の話を引用して述べた。パレードに参加した人数は約700人で、10余りの国と地域から来た。簡鴻章氏は、パレードは事前に申請して許可を得た。活動の全過程で、香港の警察側は非常によく協力してくれ、いかなる不測の事態も起こらなかったと紹介した。

 10余りの国と地域から来た法輪功学習者は、すでに土曜日に香港で修煉体験交流会を行った。だから日曜日のパレードは二つ目の活動を行ったことになる。簡鴻章氏は更にこう言った:20数人の台湾とマカオから来た法輪功学習者が香港入国審査で入国を拒否されたが、彼らに対してとても残念に思う。

 台湾の高校教師である陳韻如氏は香港への入国を拒否された中の一人である。報道では、彼女は去年も香港に行ったが、今年は入国を拒否されたと話した。陳韻如氏は、台湾と香港でこれまでいかなる違法行為、犯罪行為もしていない、心の温和な教師だが、香港の当局は安全危害を理由に入国を拒否したと話した。

 2年前から、香港では海外の法輪功学習者が入国拒否された事件が何度も発生している。香港入国管理事務所の官吏は類似の事件に対してこれまで何の説明もしていない。

 フランス国際放送局の5月1日の報道は、世界各地から来た法輪功学習者700数人は"メーデー"のこの日、香港に集合し、2004年の香港の法輪大法修練体験交流会に参加したと言った。

 中央社の消息筋によると、これらの法輪功学習者はそれぞれ台湾、カナダ、オーストラリア、アメリカ、マレーシア、タイ、マカオ、及び香港本地から来た。その中で香港、台湾の法輪功学習者が最も多く、300人ずついた。香港法輪功連絡員黄潔儀氏は中央社の記者に一部の学習者は香港当局によりすでに入国を拒否されたと言った。

 アジア時報は5月3日にこう報道した。700数人の香港および外国の法輪功学習者は2日に香港の繁華街でパレードを行い、中国共産党が拘留している大陸の法輪功学習者の釈放を求めた。更に香港政府に20人の台湾の学習者と5人のマカオの学習者が入国を拒否されたため年次例会に出席出来なかった事に抗議した。

 香港法輪功協会のスポークスマンの簡鴻章氏は、先週からおとといまで、300数人の海外法輪功学者が相次いで香港に来て、おととい行った法輪功年次例会に出席した。ところが20数人は入国を拒否された。その中の台湾女性学習者は更に香港政府の官吏に不明の薬物を注射された。そのため香港政府に真相を調べて明らかにするとともに適切に処理することを求めた。

 700数人の法輪功学習者は2日に香港本島の銅鑼湾から出発し、中国連合事務所までパレードを行った。パレード以外は煉功して、パレード中は法輪功の音楽を流した。

 報道はまた、ちょうど大陸の"メーデーのゴールデンウィーク"と重なったため多くの大陸の旅行客が香港を訪ねていたが、パレードの行列が銅鑼湾のショッピングエリアを通りかかると彼等の多くは足を停めて見物していたと伝えた。



(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/5/4/73867.html