ヨーロッパ法輪功学習者は平和的請願で人権犯罪者薄煕来の追放を求めました(写真)

　【明慧ネット2004年5月8日】2004年5月5日、中国総理の温家宝がベルギーを訪問する際に、ベルギー、オランダ、ドイツとフランスからの法輪功学習者達は、ベルギー首都のブリュッセルで平和的請願を行い、法輪功に対する迫害を停止するよう呼びかけました。　　　もと大連市市長、遼寧省の省長、就任したばかりの中国通産部長の薄煕来も温家宝についてヨーロッパ5国を訪問していました。法輪功は、温家宝のドイツ訪問の初日の請願活動の中で「温家宝を歓迎する、江沢民を法律によって処罰しよう、人権犯罪者薄煕来を追放する」などの横幕を打ち出しました。

　法輪功学習者の紹介によると、「人権犯罪者薄煕来を追放する」との横幕は、警察側の関心を集めました。ドイツ警察側は、法輪功学習者に中国代表団の中のある人が、この横幕は名誉毀損であって警察側に措置を取るよう求めてきたと教えました。警察側は法輪功の説明を聞いた後、横幕の内容には別に問題がないと認めました。ある警官は、中国の官吏は他人の批判を受け入れるのに慣れるべきであり、これらは西方では普通のことであると言いました。
翌日、中独ハイテクのフォーラムが始まる前に法輪功学習者達は、薄煕来が乗った車が法輪功横幕の前を通るのを見て、フォーラム会場に入りました。　

　聞くところによると、2003年11月ドイツの40人の法輪功学習者達は、ドイツ連邦最高検察院に刑事告発を提出して、ドイツ連邦最高検察院に手渡した訴状の中に薄煕来も被告訴人列に入っていました。告発された罪名は：種類絶滅罪、反人類罪と残酷な刑罰罪です。

　薄煕来は中国通産部長に就任して、以前ドイツ経済界の招待を受けました。もともとは3月25日ドイツを訪問する計画でした。当時、ドイツの人権団体と法輪功学習者達は次から次へと薄煕来の人権侵害に対して抗議し、厳しく非難しました。同時にドイツ政府に彼のドイツへの入国停止を求めていました。薄煕来の非常に光栄ではない人権犯罪記録は、しばらくドイツ社会で幅広い関心を引きました。その後、ドイツ政府は、中国側が今回の薄煕来の訪問を延期したと明らかにしました。

　大法明慧ネットの報道によると、薄煕来は大連市市長を勤めていた長期間、大連市は全国の中でも法輪功に対する迫害が最も深刻な都市の一つでした。すでに迫害されて死に至った法輪功学習者は15人に達していることが確認されました。市労働教養院は、それによって全国の「教育転化」工作「模範集団」に選ばれました。大連市の政治と法律部門は、積極的に江沢民に追随して法輪功に対して全面的な迫害を実施しました。公安部はまた大連市公安局のために集団一等功を取りました。彼が悪人を助長し悪事を働いて、「一歩一歩とへばりついて」鎮圧を行ったため、江沢民は自ら彼を遼寧省の省長に昇格させました。

　彼が遼寧省の省長を勤めていた時、遼寧省は法輪功に対する迫害が最も深刻な省の一つになった。2003年12月1日にすでに迫害されて死に至った法輪功学習者が90人にまで達していることが確認されました。これは全国第4位であります。省の中の多くの労動教養所、例えば労働馬三家教養院、大北刑務所、大連教養院などは法輪功に対する迫害手段においてきわめて残酷で、情況はきわめて深刻です。遼寧省にはまだ少なくとも三つの精神病院が法輪功学習者迫害に参与していることが確認されました。それらは遼寧鞍山市唐家房精神病院、営口精神病院、凌源市某精神病院です。

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/8/74116.html）