国際宗教自由自由委員会の報告で、中国が宗教自由をさらに大規模に侵害を続けていると批判
【明慧ネット2004年5月13日】アメリカの国際宗教自由委員会は水曜日に年度報告を発表し、過去の一年間、中国政府は宗教信仰自由を極大的に侵害するということを続けていると指摘した。以下は自由アジア放送局の記者、江楠さんが5月12日に報道したことである。
アメリカの“国際宗教自由委員会”はアメリカ国会の1998年で策定した《国際宗教自由法案》によって成立った独立な連邦機構であり、職責はアメリカ政府に政策の提案を出し全世界中に宗教自由を促進することを含んでいる。この委員会は水曜日にアメリカ記者クラブで年度報告の発表会を開催した。 「世界では宗教信仰自由を侵害する、もっとも重大な国は中国である」と委員会主席のマイクル・ヨーさんは発表会で紹介した。
マイクルさんは「中国はやはり我々が重大に注目する国である。過去の5年中、アメリカ国際宗教自由委員会がアメリカの国務長官に提案し、中国を特別注目の国と指定した。アメリカ国会は過去の5年中我々の提案を喜んで受け取った。それにしても、中国での宗教信仰自由は過去の一年中で今だもっと悪化してきている。」と話した。
アメリカ国際宗教自由委員会の年度報告では、中国政府が国家安全を保護するなどの名義で各種の宗教活動に対して制限と弾圧を行い、やったことはすでに公共安全などの正当な需要を超え、国際法に違反していると指摘した。委員会主席のマイクル・ヨーさんは「1999年以来、中国政府は法輪功を邪教と認定し、法輪功を残酷に弾圧するための理由を探す。チベットで、中国政府はチベットの僧侶に対してコントロールと抑圧を行い、政府側さえ100名以上のチベット僧侶と尼僧が監禁されていると認めた。新疆で、ウイグル族の回教の宗教師と学生はいわゆる「違法行為」なるもので獄に収監され、ある回教寺院が閉じられた。」と言った。
委員会の報告では、中国のローマカトリック教の信者はまだ政府側からの撹乱と拘置を受けられている。マイクル・ヨーさんは「過去の一年中、少なくとも17人のカトリック教の神父と研修者が逮捕され、10人のローマカトリック教の司教が監禁されている。いろいろな省のキリスト教新教の家庭教会も警察からの襲撃に遭った。家庭教会のメンバーが拘置され、罰金された。」と話した。
年度報告を発表する二日前、国際宗教自由委員会はアメリカの国務長官のPowellに提案し、11個の国を宗教自由に違反する、特別に重大な“特別注目国”と指定した。中国のほか、指名された国はミャンマー、北朝鮮、エリトリア、インド、イラン、パキスタン、サウジアラビア、スーダン、トルクメニスタンとベトナムである。
北朝鮮の宗教自由状況を話すと、マイクル・ヨーさんは、「約10万〜30万の北朝鮮難民が饑饉と政治迫害を避けるために中国に逃がれた。彼らはもし中国の警察に捕まれ再び北朝鮮に送還されると、苦しめられ拘置される。それらのキリスト教慈善機構と関係を持つ難民はしばしば処刑される。」と言った。
以上は自由アジアラジオ放送局記者の江楠さんによる報道である。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/13/74554.html)
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