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米国中部の法輪功学習者が風雨の中、“4・25"平和陳情五周年を記念した(写真)

 【明慧ネット2004年4月26日】2004年4月24日朝、米国中部の百数名の法輪功学習者は再び中国の駐シカゴ領事館前に集まり、5年前に北京で発生した法輪功一万人平和陳情を記念した。 

 5年前の4月25日、一万以上の法輪功学習者が陳情する際、彼らが表した穏やかさに満ちた理性、厳格なる自己規律、高い社会道徳性は全世界を驚かせた。同年7月20日、江沢民集団は法輪功に対する鎮圧を始めた。それ以降、全世界の法輪功学習者は真相を伝え法を正すことを始めている。955名の法輪功学習者が中国大陸で残酷な迫害死をとげているが、これは、この5年間ですでに判明している事実なのだ。同時にこの5年間で、(法輪功の)“真、善、忍”は、すでに全世界に伝えられているのである。

 初春、シカゴの寒風は相も変わらずである。集まった法輪功学習者は、領事館前と中国城の二ヵ所のグループに分かれた。領事館前の法輪功学習者は“法輪功平和陳情五周年を記念する”、“法輪大法は素晴らしい”の大きな横断幕を広げ、寒風の中、煉功をおこなったり、正念を発したり、歩行者に真相資料を配っていた。午後、全世界共同で正念を発する時刻になると、すべての学習者が大使館前に集まった。シカゴでは大雨が降りはじめたが、風雨の中でも、法輪功学習者は相変わらず煉功したり、正念を発していた。他の空間の邪悪な生命を消滅させ、人々の心の深い所にある正義の良知を呼び覚まし、中国大陸で発生した法輪功に対する迫害を制止することを呼びかけていたのだ。

 現在、シカゴ在住の陸さんは、5年前に北京の4.25平和陳情に参加したことがある。彼は次のように回想しながら語っている。「私は5年前に法輪功を学びはじめたばかりの法輪功学習者です。その日の朝、私が普段通りに煉功場(編集部注:気功の動作をおこなう場所)へ通っている時のことでした。私は天津(の警察)が無実の40名以上の法輪功学習者を殴打・逮捕したことを知りました。多くの人はすでに信訪局(編集部注:国務院の陳情窓口)に向かい、政府に事の事情を伝えていました。私は法輪功を学びはじめたばかりでしたが、法輪功の素晴らしさをよく感じていました。なぜ、法輪功学習者にこのように対応できるのでしょうか? 私は妻と一緒に信訪局までおもむき、政府に私達の考えを伝えたく思いました。そこに着くと、すでに多くの法輪功学習者がいました。私を驚かせたのは、法輪功学習者が本当に秩序正しく、みな私語をすることなく静かに坐るか立っていたことでした。法輪功の本を手に各自読書をし、多くの人が経文を暗唱していました。たとえ警官が『君達の抗議の旗を見せてみろ』を言った時でも、法輪功学習者はそのことで動じることはありませんでした。彼らはただ静かに本を読んでいただけなのです。みなの願いは政府が正しく法輪功に対応できるよう要望することだったのです」 

 歴史は永遠に1999年4月25日という日をしっかりと記憶している。法輪功学習者は政府を信用し、平和的、理性的に政府へ大衆の心の声を伝えたのだ。時の首相は円満にこの事を処理した。しかし、嫉妬癖のある江沢民は一個人の私利を追求する想いから、法輪功を弾圧しようと考えた。そして同年7月、江沢民は「真・善・忍」に基づいて修練している民衆に対し、残酷な迫害を始めたのである。 

 世の正義を守り、邪悪な迫害を制止するため、各国の法輪功学習者は次々と江沢民、そして法輪功を迫害したすべての人を告訴している。江沢民集団が法輪功を弾圧しはじめてから3年目の2002年10月22日、江沢民は米国シカゴ滞在期間中、ついに法輪功学習者によって“残虐体刑罪”、“群体絶滅罪”、そして“人類反逆罪”で、米国イノリイ州北区の連邦裁判所において起訴された。2003年6月、38名の米国議員は“法廷の友”として、シカゴ連邦法廷に法律の論点を述べる書類を提出し、法輪功学習者の起訴を支持している。また、2004年1月20日には、米国第7巡回法廷が、シカゴで法輪功学習者が江沢民を告訴した資料を受理している。

 江が起こした事件で起訴することについて、法輪功学習者の徐さんは次のように語っている。「‘4.25’からはすでに5年が経ちましたが、迫害はまだ続いていて、ほぼ毎日、善良な法輪功学習者が撲殺されたというニュースが伝わってきています。ですから世界各地で江沢民を告訴する活動は、終わることを知らないのです。私達は江沢民を人心を有する法廷、道徳ある法廷の場で告訴します。江沢民を法のもとで裁き、迫害を終えるのです。」


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/4/26/73203.html