自我を放下し、世人と面と向かって真相を伝えよう
2004年5月19日 文/東北大法弟子 天清
【明慧ネット2004年5月19日】正法時期の大陸大法弟子としていかにして師父がわれわれに託した三つの事をより良くするのか、どのようにして貴重な中国人に真相を伝えるのか、でっち上げた嘘に騙された同胞たちを救うのは、非常に難度の大きいことではあるが、しかしわれわれにとって真相を伝えるのに有利な一面もある。
私たちは大陸に身を置き、私たちの生活、仕事、社会交流、親友、同級生、同僚たちなどのすべてが私たちの真相を伝える環境および済度する対象である。国外の同修たちが大陸の世人に対し真相を伝える時には電話、インターネット、電子メール、手紙などの方法でしか中国の人民たちを救うことができないのに対し、私たち大陸の大法弟子は彼らと面と向かって真相を伝えることができ、そして真相資料およびディスクを直接に世人の手の中に渡すことができる。そして済度される人の理解能力に応じて彼らに諸方面から真相を伝える事ができ、真相を聞いた人に短時間内にすぐに大法のすばらしさを知らせることができる。大法弟子たちが迫害を受けるのはただ真、善、忍を堅く信じ、あるべきのままの事実を言う勇気があったため江××グループの嫉妬、恐れを買い、そして不法な手段をもって大法弟子たちを迫害するに至ったのである。かつ、海外大法弟子たちはなんといっても私たち大陸の大法弟子たちを応援していて、大陸で真相を伝え、それから迫害に直接、平和的な手段をもって対抗するのはやはり大陸大法弟子たちのやるべきことである。これはまた正法時期に私たちが中国大陸にいる主要な原因および責任でもある。
私たちはただ平日において頻繁に明慧ネット、それからネットからダウンロードする真相を伝えるパンフレット、宣伝などを見るように心がけ、そして円滑にそれらを運用さえすればよい。世人を救うのは、心をもってやるときに初めてそのあるべき効果が生じるもので、ただ形式的なものに走ったり、あるいは常人の仕事のようなものではないこと、もし私たちが世人を救うことの深刻な内包を重視し、大陸にいるすべての大法弟子たちが一度に参加し、世人と面と向かって真相を伝えることさえできれば、大陸ではきっとより多くの嘘に騙された人々が覚醒し、彼らも身近にいる人に真相を伝え、真相関係のディスクを彼らの親友、同級生、および同僚たちに手渡すようになるでしょう。そのような効果というのは私たちがただ単一に真相資料を送るでは到底及ばないものでしょう。大法は一切の衆生を済度する。これより以下に書かれるのは私自身が世人と面と向かって真相を伝える過程である、みんなの参考になれることを願う。
ここ四年間、私と出会ったすべての縁のある人々について、私はそのすべてのチャンスを見逃すことのないように、妻と一緒に協力しながら何度となく見ず知らずの、あるいはあまり親しくない世人に対し真相を伝え、真相ディスク、真相資料を手渡した。
それは去年九月のことで、わたしたちが郊外のスーパーに米を売りにいくとき、ある十字路に来たところ、私は西南方面に向かって進もうかと考えていた。ちょうどそのとき、ある年上の農民が私に南にはいかない方が良い、そこには公安の警察が点検していて、やたらと罰金をしているので、西のほうに行ったほうがいいと言ってくれました。それにつづいて横にいる若い人が補足するように西の道は安全だと続けた。私はすぐに悟った:これは私に西には真相を待っている人がいると暗示しているのではないか。そして私は車を発進してから30分経ったことろで、ある村につくと二人の50歳すぎの農村の女性に出会った、私はそこでお米を売っていますよと呼びかけた。妻も車を降りて彼女たちと話を交わした。私は村の道を上がって米を売りに行った、そして私が戻ってきたときには車の止まっているところにもうすでに十人ほどが集まっていて妻が真相を伝えるのを聞いていた。
それからある蜂蜜を販売しているお爺さんが法輪功の真相を伝えているのを聞き、ぶつぶつと聞き入れ難い話を言い始めた。私は彼に、「よく聞いてください、私たちが法輪大法の中で修煉し、みな心身とも受益したことは事実です。大法は人々に善人になるように教えています、私たちすべての大法弟子がみな必ず大法の真、善、忍を持って自己を要求していて、修煉人の基準に達しています。私たち煉功人がどんな仕事をするときでも、必ず先に他人のためになるように考え、まさに本当の無我のようになっています。人に殴られても打ち返すことなく、人にののしられても言い返すこともない。」と言った。私は彼に法輪功学習者とはこのような良い人であると告げ、「こんなにすばらしい大法および人々に善に赴くように教えた師父がかえって罪に落としいれられ、迫害を受け、そして何十万もの大法弟子たちが不法に労働を強要され、刑を下され、そしておよそ千人が警察に殴り殺された。その最終的な目的というのは人に真、善、忍を信じることを許さず、良い人になれないことである。」と言った。
これらの話を聞き、蜂蜜を販売しているお爺さんが、「わしはこれでやっとすべてが分った、なるほどあなたたちが修煉している法輪功ほ良いものだな、あなたたちみんな良い人です、わしがどこにいってもわしの様に騙されている人に言うよ、彼らにわしの聞いたすべてを伝える。」と言ってくれた。彼は私に私たちの師父が彼が以前に大法に不敬な態度および不正確な認識を罪にしないだろうと聞いたが、私は彼に対して、「あなたおよびもっと多くの人々がテレビの放送されている嘘に騙されている、みな無辜な人ばかりだ、私たちの師父は一切の衆生を慈悲し、大法弟子に真相を伝えるように世人を救うように教えたから、ただあなたの認識が変わり、心の中では大法を抵触することなく、大法のすばらしさを知っていれば、あなたも大法に済度されますよ。」と話した。彼が聞いてから大変感動した。このような真相を知らない世人たちがもうすでに20人ほど私たちを囲んで大法のすばらしわを聞いていた;大法弟子たちが監獄で迫害される事実。江××が国外のたくさんの国々で起訴されていること、天安門焼身自殺事件の真実、北京一家殺害事件の真実などの真相を二時間かけて民衆に伝えた。人々は、聞いてみな理解できた。このとき米を買いにくる人がだんだん多くなり、30分も経たないうちに四袋の米を売り出した。真相を伝える時間は米を売ることにすこしも影響しなかった(当時では米を売り出すのは難しい、平均して一日に1,2袋しか売れないことがしばしばあった)。私たちが真相を伝える最中に、真相を聞きに来た人々の中には80パーセントの人が文字が読めないことを知った。彼女たちは私たちにたとえ真相資料をわたされても読めないので、これでは何ももらってないに等しい。このように私たち二人が面と向かって伝えることですべてがわかった。これらの話を聞いててとてもうれしい、時間があったらまたきてくださいと言ってくれた。彼らの真相を知った後のうれしそうな表情を見て、私と妻もほっとして、これらの真相を聞いた人々はみな救われたと実感した。しかし中国大陸ではこのように真相を伝えるのを待っていて、そして大法に済度される人々がまだ一体どれほどあるのだろう?私たちはどんな機会をも失うわけにはいかない、外に出て、このような嘘に騙された世人たちを救いましょう。彼らは本当に私たちが真相を伝える機縁を待ち遠しく待っている。
それから、また、たくさんの人と面と向かって真相を伝え、真相ディスクおよび真相資料を手渡すような事例があるが、ここでは割愛させてもらい、二例だけを挙げておくことにします。毎回面と向かって真相を伝え、真相ディスク、真相資料を手渡す機会がみな一つの物語であり、自己を高めるチャンスでもある。それでより多くの人々が救われ、と同時により多くの真相を知った世人たちが正念を持つようになった。面と向かって真相を伝えるときに相手方の受け入れる度合いに調整し、彼らの執着に沿って伝え、そして時機が熟してから、私たちの正念が彼らの思想を制約することができ、できるだけ早く彼らの認識を変え、彼らを引導し、彼らを正す。そのため真相を伝える質が高く、真相を聞いた人が100パーセント救われることができる。それに面と向かって真相を伝えるときには制限を受けることなく、真相資料では伝えられない部分を円滑に把握し、そのためたくさんの資金、材料を省くことができる。資料作成の同修により多くの学法の時間、発正念および煉功の時間をつくることもできる。もし本当にうまくできたら、それは本当に半分の労力で倍の成果を上げることができる。もし大陸すべての大法弟子がみな面と向かって真相を伝えることができたら、邪悪には足の立つところもないでしょう。
実は面と向かって真相を伝えることも大陸大法弟子が人間から離脱するための珍しいチャンスでもある。世人を済度するための一種の方法でもある。私たちは自分たちの根本的な部分から常人の観念を変えねばならない。しかしこのような変化というのはそれなりの環境を必要としている。慈悲なる偉大な師尊が私たちにこのような環境を作り出したのは真相を伝えるためである。私たち正法時期大法弟子がいかにしてよりうまく真相を伝えることができ、いかにして大法を実証し、維持しそして守ることができるのかは、私たちへの生か死かの試練となり、また人か神かの区別でもある。私たちが宇宙の中でも最もすばらしいことに参加し,師父と一緒に法を正し、衆生を済度する。どうして外に出ることだけで迫害され、捕まるなどのように恐れるのだろうか?この種の考え自体が旧勢力が配置した爛鬼、黒い手に利用されているのではないか?それで私たちを迫害する本当の目的のために至る。この中にはやはり私のため、自我のための一面の良くない作用および妨害が働いている。修煉自体が大法をもって私たちの思想の深層にある汚れを洗い落とすためであり、正々堂々と私たちのなすべきことをし、師父の私たちに教えた“三大事”をすることができたら、誰が迫害することなどできようか?爛鬼、黒い手が私たちに試練を与えるにふさわしいものか?このものたちと世間の悪い働きをする警察および邪悪な輩などがすぐにでも解体し、滅び尽くすことだろう。
私たちがまず親戚、友人、同僚、同級生からはじめ、そして見知らない世人まで、すべての大法弟子が面と向かって真相を伝えてから、済度された人がまた彼らの親戚、友人、同僚、そして同級生たちに真相を伝えることができたら、その倍増するスピードは私たちの予想できないすさまじいものでしょう。大法が人から人へ心から心へと全世界に普く伝えられ、大陸の大法弟子たちがすべて外に出で世人に対して面と向かって真相を伝えることができたら、中国大陸の嘘に騙されたより多くの人々が大法に救われることでしょう。
この文章を書きだして同修たちとの交流を図り、不当の部分は慈悲なる指導を願う。レンガをなげて玉を引き寄せるのに本意がある。すべての同修たちと一緒に真相を伝える事に励み、みなさんも面と向かって伝える事がうまくできることを願う。それはとても大事で、とても必要なことである。私は私たちの地区にもまだたくさんの同修たちが出できていないことを知っている。なかにはまるで仕事をしているような、まるで地下で秘密に活動するような者もいる、僥倖なきもちで正法のことをしている。同修たちよ、時間を大事にし、師父が私たちに教えた三つのことをよりうまくやりましょう、人心をもって正法をはかるることなかれ、正法を理解し、そして自分および正法とのすべてを正すこと。常人の心を放下し、すべての執着を放下し、一切の自我を放下してから、正念をもって正行を行い、正々堂々と正法時期大法弟子としてやるにふさわしいことをうまくやりましょう。
ここで常に大法の中で精進している同修たちが、法会、投稿、および交流を利用して私たちの地区の全体の正法の進み具合をより前に押し進め全体の調和、全体の向上をはかり、正法の列に遅れている同修が追いかけるように支援する。これは私たちの責任であり、私たちのなすべきことである。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/19/74985.html)
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