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法輪功学習者は国連の“中国における信仰の自由に関する問題”
のシンポジウムに招かれた (写真)

 文/ヨーロッパ法輪功学習者 

 【明慧ネット2004年4月15日】2004年4月13日、ジュネーブにける国連第60期・人権委員会の会期中、国際信仰組織が共同で、中国における信仰の自由に関する問題のシンポジウムを開催し、法輪功学習者の代表も招待され、江沢民政権が中国で残酷に法輪功を迫害する状況について述べた。

陳さんは親身に受けた迫害を述べている

 法輪功学習者の代表として陳さんが、中国で被った肉体と精神的な迫害を述べた。法輪功を修煉することで、二度も家財を差し押さえられた上、北京の団河労働教養所に収容され、18ヶ月もの間苦難を被った。団河労働教養所では、15昼夜も連続して眠ることを許されなかった。また、両手と両足が一緒に縛られ、ベッドの下に長時間放置されていた。このような拷問の連続により、半身不随状態に陥った。現在もその生々しい痕跡が残っている。

 そして、このような残忍悲道なことの連続に絶えきれず、やむなく屈した。これは彼の尊厳と自信を崩壊させた。自分に対する望みを失ったため、自殺も考えた。江沢民政権による人の信仰に対する蹂躪は残忍極まりない。しかし、絶望の縁から、法輪功は再度彼を救ってくれた。最後に、皆さんのためにも自分は全力を尽くす。正義は必ず勝つと述べた。

 法輪功修煉者の代表は、新唐人放送局が作成した“偽の火”を放映し、江沢民政権が、いかに天安門における自らその身を焼くという事件を捏造し、法輪功を罪に陥れるかについて明らかにした。
 
 司会の クラウス博士は、「なぜ中国で信仰自由に対する迫害が発生し、いかなる努力によって、このような迫害を制止することができるのであろうか」という2つの問題を討論してもらうことを提案した。
 
 デンマークの世界公民組織の人権担当者は、「中国は精神信仰のない国であり、非常に物質化された国家であり、権力者は物資の利益により人々に絶対的なコントロールに達成することを企てる。人々の精神的な信仰の追求は、政府よってコントロールされ、思うようにはならない」と述べた。

 法輪功学習者の陳師衆さんは、「中国の問題は反人間良知の問題である」と述べた。オーストラリア籍の学習者張翠英さんは、「国連で江沢民を訴えることである。これは法輪功学習者に対する迫害を制止する様になるだけでなく、その他の迫害を受けている団体と個人をも助けることができる」と述べた。
 
 国際キリスト教連盟の代表、チベット局代表、中国家庭教会(中国政府から非合法とされた)の関係者及びチベットのラマ僧らが、中国大陸における宗教への迫害について意見を述べた。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/4/15/72414.html