牢屋で大法と出会い、刑事犯が生まれ変わった
【明慧ネット2004年5月24日】私は趙洪利で、元紡績工場の職員であった。私は先天性心臓病患者であり、
幼い頃から両親に可愛がられ、両親は私を叱ったり、叩いたりしなかった。なぜなら、私の気が立てば生命が危篤になる可能性があるからである。わがままで放縦された私は、小学校四年生のときに学校から厳重な処分を受けたことがある。大きくなってからも、物欲を追求し、腐敗した道徳の下でたくさんの悪事を働いた。しかも絶えず低下した道徳規準で自分の行動を判断し、他人よりましだと思っていた。ついに1992年刑事犯罪で懲役刑10年を言い渡された。しかも家の財産を裁判所と検察院に騙し取られてしまった。誤りを改めようともせず、絶望の中、強烈な復讐意欲が生まれ、捨て鉢になる一方であった。このような極端な心理の下で、牢屋の暗い環境も加わり、私はなかなか自ら抜け出すことができなかった。
1996年、一人の刑事犯は私に法輪功を紹介してくれた。当時は聞き入れず、かえって彼を馬鹿にした。半年後、何らかのきっかけで私は真剣に「転法輪」を読み始めた。かつて気功の愛好者であった私は「修煉」に対して全く知らなかった。「転法輪」には、人々がその「煉」しか重視せず、「修」をおろそかにしていることが明確に書いてある。本当の功は「修」によって得るものである。煉功者としては、殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない。まず一人の良い人間になるように努力し、更により良い人間になるように努力する。数年間気功をやって、今日になって初めて煉功者が徳を重んじ、心性を修めるべきであることを知った。この本は本当に不思議で、この上なく奥深い法理は私の心の中にあるしこりを解かしていった。この数年間私の振るった行為は私の家庭や社会に大きなダメージを与え、これこそ私が難儀にあった理由であり、これこそが因果応酬ではないかと思った。
法輪功の修煉を通して、私はタバコ、お酒、喧嘩の悪い慣習を直し、日頃頭によどんでいた良くない考えや思想を取り除き、完全に立ち直るようになった。修煉後に心性が高まると共に、利益上において他人と争わないようになり、どんなことにおいても他人を先に考慮するようにし、数回ほど周りの犯人や看守に褒められた。知らないうちに自分の先天性心臓病が完全に治った。これは全く奇跡である。監獄の強制的な矯正では私を変えられず、「転法輪」というこの本が私を徹底的に変えた!
私は「転法輪」を写し始めた。既に地獄に落ちた私は師父の慈悲なる済度を得て本当に幸せに感じる。体が良くなっただけでなく、私の周りの環境も大きく変わった。犯人と看守は皆私と接触したくなり、また、心性を高めた後に現れた高い境地で私は四年連続して三回も減刑された。
1999年7.20以降、江沢民が法輪功への弾圧をはじめてから、監獄の看守は数回にわたって「法輪功は素晴らしいものだと知っている、あなたは法輪功を修煉した後に確かに良い人間になった。これらの事実はよく知っている。しかし、上からの圧力がかなりあるから・・・」と、私に言った。減刑しないということで私に法輪功への信仰を放棄させる看守がいた。また、私の両親も面会の時に「法輪功を放棄しないと、減刑されないから、まず放棄して家に戻ったらまた修煉すればいい」と私を説得しようとした。しかしその場で、私は「私が修めているのは“真善忍”であり、不本意な言葉を絶対口にしない、減刑されなくても、法輪功の修煉を絶対に放棄しない」と両親に本音を打ちあけた。
2000年末、監獄の減刑議案は全て封印され、減刑はもう不可能となった。師父の加護の下で、私は監獄の看守の命を救ったため、再び減刑され、早めに釈放された。釈放される前に、同室の犯人は「法輪功を修煉する者は本当に天地を感動させるよ」と感心した言葉を口にした。
投稿者注:この文章の著者は、法輪功学習者の趙洪利で、2004年4月3日に警察に拉致され、目下朝陽市呉家窪?看守所で迫害を受けており、生命は危篤となっている。
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/5/24/75478.html) |