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ドイツ人権弁護士はシカゴの江沢民訴訟案を支持する祝辞を送った
─ 即刻法輪功に対する弾圧を停止させ、犯罪事実を明らかにし、責任者を法廷に送る

 【明慧ネット2004年5月27日】2002年10月18日、アメリカ人権弁護士のTerri Marsh博士は六名の迫害された法輪功学習者を代表して、江沢民元中国国家主席および彼が計画し設立した法輪功を迫害する特別機構とする『610事務室』に対する告訴状をアメリカのイリノイ州北区法院に提出した。告訴状の中で、江沢民は中国で法輪功を迫害する運動を起こして指揮していたため、拷問、大量虐殺および非人道的犯罪を犯したことを指摘した。 

 2003年9月、アメリカイリノイ州北区法院では、被告に国家元首免除権があると言う理由で手続きの上に告訴を弁駁された。ところが、2003年3月15日から江沢民はすでに国家の職位を下り、ただ "元国家主席"となっている。 

 2004年1月12日、Terri Marsh弁護士は原告を代表して、アメリカイリノイ州第七巡回上訴法院に上訴を提出した。国家元首免除権を受けても在職の国家元首しか免除されず、国家元首が刑罰を受けないことを保証できない、在職しない時に在職当時犯した罪が刑罰を受けないことを保証できないと思われる。 

 5月27日、原告弁護士は法廷の誘いを受けて、イリノイ州第七巡回上?法院に弁護を行なう予定になっている。これに対してドイツ人権弁護士のWolfgang Kaleck氏が支持の祝辞を出し、同時に今の世界中の多くの国で提出している江沢民及び他の中国官員に対する告訴は、人々に法輪功修煉者に対する人権迫害の真相を認識させ、すぐにこの弾圧を止めさせるために重要な意味があること指摘した。Wolfgang Kaleck弁護士はアルゼンチン軍事独裁迫害にされたドイツ被害者のための弁護に成功したことがあるため有名になった。彼は2003年11月に、40名の法輪功学習者を代表してドイツ連邦検察院に江沢民及び他の法輪功に迫害をする主な責任者を拷問、大量虐殺および非人道的犯罪として刑事的に非難告発を提出した。 

 Wolfgang Kaleck弁護士が5月27日の江沢民を告訴するために法廷弁護の言葉: 

 "もし、人間の基本権益、生存、自由などの事に触れれば、酷刑を避けるように、自由が奪われないように、差別をされないように、これらの '公正之路'の基礎に触れれば、何者も妥協や優柔不断はいらないはずだ。" と。

 この言葉はRauドイツ大統領が2003年9月12日に南京大学で "法制国家の原則-現代化社会の前提"というタイトルの、中国の人権に関する演説中の文章だった。 

 2003年11月21日、ドイツ、中国、アイランド、カナダ、オーストラリアとアメリカの40人の公民がKarlsruheにあるドイツ連邦検察院に告訴状を提出し、1999年から2003年にかけて中国法輪功学習者に対する殺人、拷問、大量虐殺、重大な肉体の害および他の犯罪を犯した、江沢民元中国国家主席および他に主な責任を持っている中国官員を告訴した。 その後ドイツ連邦裁判所はずっとこの案件を審査していた。

 中国大陸で起こっていることは、法律を経由して酷刑及び迫害して死亡する案例を解決できればもちろん一番理想的だ。しかし、過去のことと同じで、犯罪証人と家族が脅かされて、中国の法廷に政府官員の犯罪行為を暴きだすことは不可能だ。人権組織でも中国に仕事を施行することも不可能だ。いろいろな法律方面の原因で、新しく成立したHague法廷もこのことに対して仕方がなかった。 

 そのため、今は欧米とアジアにあるいくつかの国家で行なっている刑事、民事告訴案件は、中国での人権侵害を制止することを促進している。これらの案件の調査人は皆証拠を集め、第三国ひいては将来において中国で人権侵害を犯した人が法律に問われることが可能になる。今の状況を見ると、あらゆる刑事的な非難告発、告訴と法律手続きは既に重要な作用を発揮している。全世界の人々に人権侵害の事実を知らせたと同時に、中国の人権を守る者の力を強め、中国の各機構に圧力を加えた。早速、法輪功修煉者に対する人権迫害を止めさせることにおいて、過去の犯罪事実を明らかにし、責任者を法廷に送るために役立つと思われる。

 (中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/5/27/75667.html