日本明慧


「江氏告訴案」の周囲の深い霧をかき開く(上)

─「江氏告訴案」関連問題取材記録

【明慧ネット2004年5月25日】(報道に明慧記者古安如)法輪功迫害の元首江沢民告訴案が全世界規模での展開に直面して、一部のまだ法輪功真相を分かっていない人士に、あれこれの疑問が生じています。他に陰謀を企んでいる人達は人々のこれらの疑惑に意図的に工夫を凝らしています。ここで、明慧記者は二人の法輪功学習者——程清と黎中明を取材して、彼らにいわゆる“四大疑問”に対しての見方を述べてもらいました。

一、法輪功学習者の江沢民に対する告訴は“政治関与”ではないか?

二、法輪功学習者は世界各国で江沢民を起訴しているが、これは中国政府の顔を潰している行為ではなのか?

三、一部の西洋の人士は:法輪功に対する迫害は中国政府の誤りなのに、どうして法輪功は江沢民個人を起訴しているのか?彼を引っ込みにくくさせるためではないのか?:と、このような疑問を持っている

四、江氏告訴案は中米関係を損なうことになるのではないか?

本文は取材記録に基づいて整理したものです。

1)法輪功学習者の江沢民に対する告訴は“政治関与”ではないか?

程清:修練人は政治に関心を持たないということは誰もが知っていることです。法輪功のこの面においての教えは非常に明確であって、法輪功の主要な著作と李洪志先生の講法の中でも充分証明ができるものを述べています。実のところ、修練人は根本的に政治に興味がなくて、今日誰が政権を握って、明日は誰が失脚するか、また政治の新しい動向、新しい精神、またはある政策の良し悪しなどにすべて関心を持ちません。なぜなら、修練人はこれらのものを修練の向上に直接影響する要素と見なしているからです。彼らが関心を持っているのは修練であって、すべての執着を放棄する、その中には政治に対する熱意も含みます。

それでは法輪功学習者達は、どうして法輪功に対する江氏集団の中傷、“取り締まり”、鎮圧と絶滅に対してずっと沈黙を守らず、始終真相説明を貫いて、迫害に反対するのでしょうか。たとえ巨大な代価を尽くしてでも、生命を失おうが道義のために後に引かずこのように行っているのでしょうか?これこそが本当に最も本質的な問題に関わるものです——今回の迫害の根本的性質は一体何でしょう。

江沢民が犯した犯罪は、“名誉上で汚し、経済上で打ち切り、肉体上で消滅”するという迫害政策を通じて、幾重にも迫害専門機構610事務室をという不法組織を設置して、全面的に迫害を実行しました。これによって全中国人民はみな信条絶滅という絞首台に縛り付けられて、“真、善、忍”を信仰しながら“真、善、忍”の信奉と正常な生存の間で選択を強いられました。あるいはあなたが“真、善、忍”を放棄、または“真、善、忍”に対する憎しみを選択すれば正常な生存を許されます。さもなければ、あなたは失業、失学、あるいはかき乱し、監視抑制、洗脳“転化”、金のゆすり取り、甚だしきに至っては不法逮捕、刑罰、労働教養、精神病院行き、労役、監獄、残虐な体刑と死亡などといった酷い目に遭います……,これらの迫害の中で、江沢民はすべての人の意志を踏み躙って、徹底的に人間の良知を失わせました。

黎中明:このような大勢の人々に肉体と精神的な迫害の与えた絶滅性犯罪は、大昔ローマのアフガニ禄にしても、あるいは現代のヒトラー、アフリカルワンダの民族虐殺、東ヨーロッパの共産諸国の敵対者に対するはばかりのない殺戮にしても、さらには中国の“文化大革命”にしても、多くの教訓が歴史上に残っています。

今日、江沢民の群体絶滅は、地域の範囲と人口数にせよ、迫害の残酷さにせよ、すべて驚異なものでいまだかつてないものであります。全世界が一体化の進む中で、江氏は国家宣伝と外交手段を利用して、うそを輸出して迫害の手を海外にまで差し伸べました。迫害はすべての人類に対する影響と危害において、これまでのすべての犯罪実例をはるかに上回っています。

最も重要なのは、江沢民が狂気に打撃している“真、善、忍”は、日光、空気、土地と海洋のような人類が共有する精神的理念であって、彼は人類の信条と人間性良知を絶滅対象にしているということです。

程清:法輪功に対する江沢民の迫害の中で、どうしてそれがこれまでの歴史上の群体滅絶犯罪より邪悪で、より危害なものであるかを一緒に見てみましょう。

迫害の中で、百種に近い残虐な体刑の手段をのぞいても法輪功学習者に肉体的苦しみを与えて、人の意志をぶち壊して、人の肉体を消滅させて、それによって大勢の法輪功学習者が迫害を受けて死に至り、身体障害者になりました。また大量の様々な邪悪な“転化”手段を持って法輪功学習者を精神的にたたきつぶして、人の心を踏み躙って、人間の精神を消滅させた。大勢の法輪功学習者は深刻な精神的傷害を受けて、悲しみのあまり生きて生きれない窮地にまで追い込まれました。

迫害の中で様々な脅迫、巻き添えなどの原因によって迫害に参与して人を殴り、暴力を振る舞ったあれらの公安、国安、武装警察、悪人を助けて様々な悪事を働いて法輪功学習者及び親戚親友に迫害を与えた各級行政機関の幹部、党政府人員、文化、医療、教育、社会管理界人士、甚だしきに至っては普通の庶民および国家経済、外交官吏もこの前例のない邪悪の迫害中で精神を抜き出し、良知を破棄して、迫害の用心棒になってしまっただけではなく、同時にまた迫害の被害者にもなりました。

江沢民は、国家機関の力により迫害の中で巨大な恐怖、天を覆い隠すような嘘と仮装を作った。いわゆる経済“繁栄”は迫害真実を覆い隠す巨大な仮装であって、普通の民衆は誘導されて“金だけが最高”、“金のために身を滅ぼす”大きな流れの中に身を投げ込みました。

それによって、身辺で発生している残酷な迫害に関して、まだ分からないとかあるいは害毒にだまされている、あるいは心に憎しみが生じて悪人を助けて悪事を働く、あるいは遠く避ける、あるいは感覚が麻痺してしまうなど様々でした。いかなる人であろうとも今回の迫害の黒幕から逃れることができず、江氏集団は“一人ひとりが態度を表明し、一人ひとりが関門を乗り越える”、“百万人署名”などなどの“大衆活動”を大いに引き起こした。この中で民衆をこの迫害を推し進めて“支持”する巨大な分子数にならせました。何も分かっていない中で民衆は貴い人間性を失わせられました。

江氏が引き起こした今回の“群体絶滅”性民族大災害と“反人類”の世界性信奉迫害は、その邪悪な性質はとっくに“政治”が覆い隠せる内包を遥かに越えています。

黎中明:実のところ、ここにまた一つ明らかにすべき概念があります。ほかでもなく迫害に反対することは“政治関与”ではないということです。江沢民の“群体絶滅”は“真、善、忍”を重んじる修練を選び、最も報復の心配のない一億を超える善良な民衆に大に手を出しました。江氏本人の言葉で言うと“法輪功は真、善、忍を言っている。私達の打撃工作は思いっきりやり尽せる”ということです。迫害を開始してここ数年の間、江沢民は確かに彼個人の卑劣な目的——個人権力を高めて、“敵対者”を殺害する目的に達成しました。法輪功学習者は、法輪功の真相を広範で伝えて、平和で理性的に迫害を反対しました。決して政治を訴えるのではなく、迫害を制止して、法によって犯人を処罰するためです。法輪功学習者の反迫害は、決してあなたが私を迫害したから、私もあなたに報復の機会を狙って賠償請求をするなどの狭い事情ではありません。

法輪功学習者達が尽くした巨大な代価とたゆまぬ努力は、世の中の全ての人が当たり前に持つべきである正しい信仰の選択、良心道徳の保守、“真善忍”に順応または同化して、良い人間になって、返本帰真といったもともと与えられている人権を維持するためです。どの意義上から言おうとも世界範囲内の国家関係、国際公徳、法律規範、生存環境、イデオロギー、もともと与えられた人権の意義上から言おうとも、一つの国家の歴史、文化、政治、経済、法律、生活様式、精神構成などから言おうがいかなる意義上から言おうが、現代の最大の人類犯人江沢民を法廷に送り出し、法律に基づいて処罰すべきです。

程清:私は中明の説法(言い方)に賛成です。修練は環境を選ぶ必要がありません。どのような環境でも修練することができます。それでは法輪功学習者は、どうして巨大な努力を尽くしながらこれらの事をしなければならないのでしょうか?法輪功学習者が行っていることは、世の中すべての人がもともと持っている人権、人類の公徳、道義、正直と公正な環境と“真善忍”が一人ひとりに与えた生命の向上の選択機会と権利のためです。法輪大法は、修練人に無私無我になって他人を思いやって、善を持ってすべての生命に接するように教えています。法輪功学習者は巨大な苦難に耐える中でも、私を忘れて代価を尽くして、世間の人々のために生命の最もすばらしいものに出会う機縁を創出し、敬虔でしっかりとして“真善忍”を実践しています。

他人を思いやることは、今の社会の人々の中で、特に中国といったこの土地の人々の中ですでに不思議なものとなっていますが今日の法輪功学習者がやっていることは、確かにこのようなことです。あなたは今日の法輪功学習者がやっている全てを“政治関与”の定義で片付けて良いと思いますか?

2)法輪功学習者は世界各国で江沢民を起訴しているが、これは中国政府の顔を潰している行為ではなのか?

黎中明:アメリカはアメリカ軍兵士がイラク捕虜を虐待した事件に対して、政府が調査に乗り出して、国防部長は国会の質疑案を受け入れて、大統領は自ら謝りに出ました。アメリカ国民はアメリカの顔をつぶしたと感じていないし、政府も公で謝ることはそれほど難しいことだとは思っていません。かえって、正確で公正に法律にもとづいて処理することは、世界に向けてアメリカが人権を守って、生命を尊重して、法制の厳守な国家精神を持っていることの実証になりました。

江沢民一群が巻き起こした“真善忍”に対する憎しみと修練者達に対する殺戮は、実際上絶滅したのは全民族の人間性なのです。このように波及は一人ひとりに及び、民族全体の険しい犯罪を脅していますがそれを覆い隠して、その猛威を黙認して良いのでしょうか?このような民族体への脅し、甚だしきに至っては人類の未来の毒癌を徹底的に取り除くべきではないでしょうか?一体どのようにすれば本当に社会、人民、国家と人類に対する利益になるのでしょうか、またどのようにすれば、中国の顔をつぶすことになって、中国の国際社会の中での面目を失うだけではなく、さらには国家の尊厳を失うことになるのでようか?

もし、人々が正しい正しくない、するべきであるするべきではないとかのこれらの問題に関して冷静な思考力をもてば、必ず答えを見つけるはずです。もし“恥をさらす”という言葉を持って言いますと、恥をさらしたのはどん顔なのでしょうか?江沢民は、鮮血いっぱいの棍棒を振り回して“真善忍”に対する人々の信奉を徹底的に打ち切って、民族全体の人間性と良知を押しつぶして、罪のない善良な民衆を殺戮しました。このような人権の悪漢と下手人の醜い顔つきが果たして中国政府と中国人民を代表できる顔なのでしょう?

程清:また、このような話しを言っている人がどんな人間であるかを聞くべきではないでしょうか?彼は中国政府を代表することができるのでしょうか?彼は中国人民に聞いたことがあったのでしょうか?彼は10億の中国人民と中国政府の中でまだ良知を持っている官吏達が一旦本当の法輪功真相{1億を超える善良な同胞を迫害と殺戮した江沢民の犯罪事実が明白になる}をわかるとなれば果たして彼と同じような目で問題を見ると思いますか?明らかに、いわゆる“恥をさらす”という論議は、実のところ迫害元凶の江沢民の“面目”を保護維持して、民族全体を投げ捨てることのさらなる陰謀なのです。

世界群体が公認している全体の利益の道義と法律の保護維持、その公正で合理的な法理性、諸法律を訴えるやり方を通じて、現在中国自身のまだ無力で解決に直面できない情況で国家全体が脅かされる民族の重大な犯罪を制止して、極悪非道の“群体絶滅”と“反人類”の犯人に対して厳重な懲罰を与えるべきです。これこそが守るべき中国の国家尊厳と人民の権利であるだけではなく、世界全体の大局と人類の文明の需要に合うものなのです。

黎中明:また、江氏告訴案は、法輪功学習者に対する江沢民と610事務室の残虐な体刑と虐殺を狙ったものです。したがって告訴しているのは迫害元凶のであって、中国政府ではありません。罪の責任は自分で負うべきであって、いかなる個人の犯罪であろうがすべて法律上の責任をとらなければなりません。どれだけ大きな罪を犯したらそれだけの責任を負うべきです。これは人類の公理です。江沢民は中国政府という隠れ傘の下でその罪の責任から逃れることは絶対にできません。

(続く)


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/25/75585.html