江氏集団の法輪功学習者に対する迫害は最初から法律に背いている
【明慧ネット2004年6月3日】江氏集団は法輪功学習者を迫害する中で、法律の名を盾に暗躍しているが、実際には法律を汚すような最悪な策動をしている。こういった行為はすなわち政治をごまかす無頼漢たちの陰謀です。
2003年4月8日に私の妻は彼ら(公安)に家から連行されました。彼等は何も法律の手続きを踏まない情況下でしたが、結局私の妻は“転化班”というところで強制的に洗脳されることになりました。早速、私はこの事について、中国政府の関係部門に手紙を出しました。彼等が不法に人を連行して、強制的に洗脳する行為は中国自らの憲法に背くことであり、法律に違反する行為だと明確に指摘した。そして、即時妻を無条件に解放すべきだと呼びかけました。しかし、今日に至るまで一年余りの歳月を経て、私は百通以上の手紙を書きました。それにも関わらず、まるで馬の耳に念仏であり、音信不通どころか、“お前を逮捕するゾ”と、“610事務室”の者から嚇かされました。このことに対して、私は国内の法律専門家にも手紙を出しました。手紙でこう質問しました。我が国は改革開放から既に20年余りにもなり、法に従って国を治めるといったスローガンを何十年も唱え続けました。しかしながら、現在の中国には文化大革命の時にあった組織と同じ形態の“610事務室”がなぜ未だに存在しているのか?またなぜ“610事務室”の指揮命令によって、中国の公安が中国の公民を不法に連行したりすることが許され、しかも中国の各地に文化大革命式の“学習班”が設けられているのか?いったい中国には法律というものの立場があるのだろうか?
ところが、法律専門家からは誰一人として返答はありませんでした。その後、私はある専門家に連絡が取れました。この専門家はこう答えてくれました。「我々専門家は学術の研究に過ぎないです。あなたの妻のことなら政府の役人にしか頼ることができません。中国における法輪功事件に手を出せるのは権力を持っている政府の役人しかできないのです。しかし彼等は政治の事しか見えていないので法律は逃げ口上にすぎないのです。法律の専門家たちは、彼等の本に法律があるが、手に権力がないのです。だから、江氏集団の法輪功学習者に対する迫害とは、法律すなわち政治家たちが手に握っている玩具みたいなもので、無頼の行為を勝手に振舞える手段に過ぎないのです。」
妻が不法に労働教養された後、私は市政府の法制事務室を見つけ、再審を申請しました。一ヵ月後、市政府からの再審申請の決定とは、確定判決による決定ということでした。
早速私は再審決定書を持って区の裁判所で処理してもらうことにしました。しかし、区の裁判所は“法輪功の問題については裁判所で受理しないことになっている”と言い渡しました。私は「なぜ受理しないのか?」と尋ねました。対応してくれた裁判官は「内部通達によって、法輪功学習者ならすべての告訴を受理しないことになっているのです。」と言いました。私は「法輪功学習者も人間だが、もし法輪功学習者が殴り殺されても、そちらの裁判所は放って置けるのですか!」と反駁しました。彼は「受理しないものは受理しないのだ、あなたがいくら言っても無駄なのだ。」と言いました。
しかたなく、私はまた“市労働教養委員会”の所在地にある区の裁判所を見つけて、告訴状を渡しました。しかし内容が法輪功に関することだと知った途端に、「ここじゃなくて、高等裁判所に行くのだ。」と言われました。私は「被告はこの区にある“市労働教養所”に収監されているので、最初は区の裁判所に審理してもらうはずです。ここに来なければ、どこに行くのですか?」と尋ねました。「法輪功からの告訴は受理できないが、上層部からの許可を得たうえでなら受理することができる。」と答えました。私は次にこう要求しました。「もし受理してもらえないなら、この告訴を受理しない証拠書類としての書証を書いて欲しい。」彼らは「このような書証は書けない、受理しないことに決まっているから、もうそんなことはやめてくれ。」と言い出しました。
それから、市の裁判所を尋ねて、区の裁判所が告訴を受けてくれないので、しかたなく市の裁判所に処理してもらいたい、と事情を告げました。対応してくれた裁判官は、法輪功のための告訴だと分かると、内部へ問い合わせました。彼は問い合わせた後、一応この告訴状を預かっておくと言った。更に会議をしてからどう処理するか決定するので、後日私に連絡すると言ってくれた。
中国において、人は生活の出来るところであり、国民も同じ青い空の下で生活を営んでおり、法律条令もちゃんとできています。しかし、中国の政権は無頼漢のような江氏集団に占領され、中国の法律は江氏の無頼漢集団に踏み荒らされました。そのため、法輪功学習者を含んだ多くの中国国民は江氏集団の残虐な恐怖の世界に置かれています。
善良を人々の心にまで及ばせ、悪党の悪事を露見させるように願います。中国の裁判官と警察の良心が咎めるように無知のどん底から救い出すようにしましょう!
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/3/76255.html) |