日本明慧


CDを見て真相を知り、修煉を始め、
真実を語り、良い人間になろうとするのに拘束される

 文/河北滄州大法弟子

 【明慧ネット2004年6月4日】「王さんが唐山労教所に送られた!」

 「ただ法輪功を煉功するだけなのになぜ懲役まで科せられるのですか? 工場で長い間勤務して、親のような先輩から、子のような後輩まで皆よく知っているのに、何のため禄でもないことをするのですか? 父もいない子供と親はかわいそうです! ただ真実を言うだけで懲役を受けるなんて! これはどこの国の法律なのですか? もうやめましょう! これからは黙っておきます。いつかは上の偉い人が機嫌の悪い時私も拉致されるかもしれません・・・」

 最近、滄州市の通用機械工場の職員と家族は皆大騒ぎになり、怒りを抑えられないほど王偉華さんのことについて議論している。

 王偉華さんは42歳で、滄州市の機械工場の会社員で、正直者で、善良な人である。人々に対して親切で家でも親孝行をしているよいお嫁さんであった。2002年のある日、王偉華さんは一枚の真相CDを拾って、中の“天安門焼身自殺”事件の真相と法輪大法が全世界に広がっている事実を見て、自分が騙されていたことに気が付いた。テレビや新聞に載ってある法輪功のニュースは全てでっち上げで、全て中傷であった。彼女はそこで法輪功の修煉を始めて、間もなく昔の心臓病が治り、太り過ぎの体重も20キロ減って普通の体型に戻り、歩く時も体が軽くなった。

 王偉華さんは喜びを押さえ切れなくて、工場内で人と会う度に「テレビの天安門焼身自殺事件はでっち上げで、全く無実よ。法輪大法は素晴らしい。奇跡的に私の心臓病を治した」と言って、会社員皆がそれを聞いた。彼女は自らが受けた奇跡を工場の幹部に伝えたが、逆に酷く責められ、もし彼女がまたこんなことを言うなら“610”(法輪功を迫害する専門組織で,国際世論の圧力により今は名前だけを変えている)に通報すると脅し、彼女に真相を言わせなかった。王偉華は「私が言うのは全て真実だ」と言っても、あの幹部は「それでもだめだ、言いたかったら家に帰って言え、言うと会社は首だ」と言った。それで、王偉華さんは失業してしまった。

 彼女は自力で生活するしかなかったので、三輪車にガスボンベを乗せて真冬でも道路の横でボップコーンを売ったり、アワのお粥を売ったり、揚げもちを揚げて売ったりした。北風は骨を刺すように冷たく、風当てもないストーブは火も点けられなかった。また揚げもちの生地も丸めた途端、凍って割れてしまった。彼女はこういうふうにどれだけ苦しみにこらえ、涙を流したか、その様子は誰がみても心が痛まるものだった。

 今年の4月1日に、王偉華さんは会社の上司を探して仕事の復帰を求めたところ、その幹部に法輪功を放棄する保証書を書くように強いられた。彼女は同意せず法輪功の真相を伝えた。その幹部は南環派出所に電話して警察を呼んで、王さんの家を家宅捜査し、白日の下で彼女に手錠をかけて運河区の支局まで拉致した。彼女は、そこで2日間留置されてから滄州市の第二刑務所に移され、不法に一ヶ月間監禁された後、5月11日に唐山労働教養所に移されて、強制労働教養1年半を言い渡された。家には10代の子供が残され、お年寄りの祖父母が世話することとなり、二人のお年よりは巨大な精神的な打撃を受け、また経済的にも大きな損失を被っている。


 (中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/6/4/76319.html