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陳子秀の甥である李建剛さんは結婚直前に拉致された

 【明慧ネット5月31日】虐殺された、山東省維坊市の住民陳子秀さんの甥である陳建剛さんは、結婚直前に公安に拉致され、現在奎文区看守所に監禁されている。ウォール街日報は2004年4月20日にかつて“彼女は生命の最後の日に法輪功を修煉するのは権利であると言った”と題して、陳子秀さんが当地の警察に虐殺されたことについて詳細な報道を行い、しかも国際社会に大きな反響を呼んだ。この報道で著者は2004年度の「新聞賞」を受賞した。

 5月13日は李建剛さんの結婚式である。結婚の準備を行っていた4月24日に車を運転していた時、当地の公安に止められ、その場で拉致された。翌日の4月25日、李さんの婚約者の家を取り囲み、李さんの婚約者をも拉致しようとしたが、李さんの婚約者は不自然に叩く音で起こされ、迫害を避けるため、やむを得ず壁を乗り越えて家を離れて行った。結局、結婚のために用意された物品と金は公安に剥奪された。

 李建剛の父親は維坊市政府の退職者であり、母親は当地企業の退職者である。二人は息子を戻すと公安局に求め、しかもなぜ息子を拉致するか、結婚の金と物品も罪証となるかと公安に質問したが、公安は最初に金と物品の剥奪を言い逃れようとしたが、証拠の前に作った言い訳は成り立たなかった。結局、公安は二人の老人を追い出した。そして、二人は奎文警察署に行き、釈放するよう求め、しかも息子はいったい何の罪を犯したかと詰問したが、“お前たち二人、ここから出て行け。また来たらお前たち二人を一緒に捕まえるぞ”と脅かされた。

 李建剛の従姉妹、陳子秀の娘である張学玲さんは母親の罪を晴らし、迫害を暴き出すために数回にわたって上申したが、結局2001年4月24日法的な手続きのない下で三年の労働強制を言い渡された。

 法輪功を修煉することで、李建剛さんは不良青年から正義感、責任感のある好青年となった。修煉する前に、李さんは親と家族を困らせる人であり、彼は喧嘩、大酒をむさぼり、タバコを吸い、ギャンブルをするなどの悪い習慣が皆身についていた。26歳の時、彼は「転法輪」を読んだ。その後、彼は悪い習慣をやめ、しかも積極的に他人を助ける正直・善良な人間となり、全く別人のようになった。彼は寛容な、度量の大きい人間となり、昔踏み倒した金を全部返した。貸主は彼の報復を恐れるため、返した金を受け取る勇気がなかった。彼は「私は現在法輪功を修煉しているから、昔と違いますよ。真善忍の原則に従って良い人間にならなければならないと李洪志先生が教えてくださったから、私は本気でお金を返したいのです。」と説明した。

 1999年7.20以降、彼は法輪功のために、数回にわたって北京に上申に行き、自分の体験を用いて法輪功の真相を伝えようとした。しかし、上申するたび、必ず捕まり、監禁され、殴打され、僅か一年で彼は10回ほど不法監禁され、3回ほど拘留され、1万2千元(この金額は一年半の収入に相当する)の罰金を科された。
 不完全な統計によれば、いままで山東省維坊市において、30名あまりの法輪功学習者が迫害によって死亡した。不法に家財を差し押さえられ、罰金され、監禁され、労働矯正された法輪功学習者は数え切れないほど多い。


 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/5/31/76031.html