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米国ワルプテレビはG8サミット開催中、法輪功学習者の酷刑実演を報道

 【明慧ネットの2004年6月15日】(明慧記者張穎の報道)米国国営放送局NBCのブランチ、ジョージア州のワルプテレビは、6月9日に法輪功学習者のG8サミット開催中の請願活動と残虐な酷刑デモンストレーションに対して取材を行い、当日の国際ニュース番組の中で放送した。

 レポーターのドーン・ホッベイはインタビューを行った。 彼女のレポートは以下のようにまとめられた。

 G8サミットが公衆から相当な注目を引き付けており、多くのデモ参加者と活動家は、認識と関心を高めるためにジョージア州の沿岸の都市に集まった。 

 サバンナルノー広場で座禅を組んで煉功している人々は、1人の米国国家警備員の注意を引かなかった。しかし、もしこの人たちが中国でこのようにしたならば、彼らは残虐な迫害に遭って苦しめられ虐殺される可能性がある。法輪功は、アジア発祥の気功である。 「それには、2つの部分があります。」と、法輪功の学習者ダナ・チェンは言う。「 一つは煉功で、これは5セットの動作からなる功法です。それと同時に、学習者達は真、善、忍の基準によって心性を高めます。」しかし、これらの学習者にとって、中国政府は、脅威と見なしており、また許容性もない。 

 程女史はこの場面を見て言った。「この功法が人々の歓迎を受けたため、中国の独裁者の江沢民氏はかなり嫉妬している。江氏は選出されたものではなく、人々に歓迎されていない。しかも、彼は人々の思想を制御することに慣れているので、いかなる共産主義のイデオロギー以外の理論を我慢することができない。そのため彼は法輪功を根絶すると言い、そして迫害を始める命令を下した。」

 

 この時テレビで法輪功学習者が酷刑を実演している画面が現れた。1999年から、1500名以上の法輪功学習者が法輪功を修煉したために迫害されて死に至った、あるいは虐殺されたと報道された。

 呂朝輝の新婚3ヶ月の妻は法輪功の真相の資料を配ったため、中国の強制労働収容所で3年の冷酷な拷問に苦しめられた。「彼女は3日3晩も睡眠を剥奪されたことがある。警官は電撃棒を使って彼女を電撃し、彼女に真、善、忍に対する信念の放棄を強制しようとした。」と呂さんは記者に告げた。呂さんとほかの法輪功学習者はサバンナに来て世間にこの迫害の真相を伝えて、そして中国にいる法輪功学習者が耐えている残虐な酷刑の苦難を実演でやって見せた。

 「私たちがここに示していることは本当に中国で起こっていることと比較するレベルではありません。」と、呂さんはレポーターに言った。 「中国での本当の拷問は想像を絶するほど残酷です。」

 彼らはこのG8サミットサイトに近い場所を選んだ。 「私たちは、この迫害に対して呼びかけ、そしてこの迫害を制止することを助けることはすべての政府と国際社会に責任があると信じています。」と、呂さんは述べた。 歴史的な悲劇は繰り返される。ユダヤ人の大虐殺と同様、法輪功学習者は中国で殺されている。 「私たちは、人々が、殺害を止めることを助ける必要があります。」

 報道は、呂さんの妻は現在すでに労働教養所から釈放されたが、しかし彼らはまだ会っていないと最後に言った。このように“真理と迫害”の残虐な酷刑展をテーマとして木曜日にサバンナルノー広場で引き続き行う予定である。

 (中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/6/15/77142.html