すれ違いざまに善い縁を結ぶ

文/大陸大法弟子

【明慧ネット2004年6月11日】

真相が迷いを破り、本性現わる

　ある法輪功学習者が知人に真相を伝えようとした時、その人はすぐに「しばらく前、ある人が真相の小冊子を一冊私にくれました。それを読んですべて分りました。法輪功は本当に素晴らしい、法輪功を学ぶ人はすべて福運があります。読めば読むほどなるほど道理があると思い、読めば読むほど奥深いものを感じます。新聞やラジオ放送の宣伝こそが邪なものです。私は『大法はよい』と言うのは心から法輪大法がよいと思うからであり、他の雑念はありません。」といいました。

　拘禁されている大法弟子の信念に動揺がないことを示す事例を彼が耳にした時、彼は「私は本当に感動しました。あなた達は本当にすごいです。」と言いました。彼自身は他の党派の人で、いっしょにいる人たちの中に、もし誰か真相をはっきり知らない人がいれば、彼は直接その人たちに対して「あなた達は何もご存知ないのですね。あなた方は大法の真相を見たことがありますか？××党こそが邪なものなのです。しかし彼らは逆に法輪功が邪であると言いふらしています。」と言いました。彼はその人たちに大法の真相を伝えて、多くの人の偏見をなくしました。

真相を伝え、店主と気心知る朋友となっても喜ぶことなく、自分が修練者であることを常に忘れない

　ある日、贈り物として三葉虫の化石を買いにある燕子石工芸品の店に行った時、店主の名刺の裏側に書かれた三葉虫の紹介を見て、私は店主に「『転法輪』の中の『先史文化』で三葉虫の化石のことが書かれていますよ。」と言いました。彼は法輪功のことかと尋ねたので、私はそうだと答え、引き続き迫害の真相を言いました。彼は私が立っていることに気づき、しっかり教えてほしいと、私を座らせました。それから彼は「どうして彼らは『焼身自殺』を利用して法輪功に罪をなすりつけるんですか？」と、疑問を一つ持ち出しました。私は「すべての人は自分の命を大切にしています。このような自らの命を滅ぼす行為によって、人に恐怖心を植え付けることができます。しかし法輪功学習者は善を修め、生命に対する慈悲心を持っています。だから、逆にそれらのような罪を着せる手段は手抜かりだらけで、上手にやろうとして逆に失敗して、しかもそれらの陰謀の画策を直接暴露しました。」と言いました。話しているうちに、もうすぐ出勤する時刻となりました。翌日また買いにくることを約束しました。別れる際に、彼はずっと私を遠くまで見送っていました。帰り道でさきほどの一コマを思い出して、私は思わず涙を流し、本当に至る所で縁がある人に出会うものだと感心しました。

　翌日再び店に行き、三葉虫の化石の工芸品の価格を尋ねた時、彼はあなたが望む値段でいいですよと言いました。出した値段に彼の妻と姪は驚きました。彼は「彼は私の友達です。」と言いました。そして私も考え始めました。私達は修練者で、真相を順調に伝えましたが、それによって心が揺れてはいけません。領収書を書くとき、彼はどうしても私のために多めにつけようとしていました。これは更に私が法を広めるよい機会であると思い、法輪功は修練者に対して厳しく心性を守ることを要求していますと、はっきり説明しました。

すれ違いざまに善い縁を結ぶ

　「がちゃん」という音とともに、一人の女性が自転車と一緒に私の前で転びました。かごに入ったすべてのものが転がって出て来ました。私は「大丈夫ですよ、大丈夫ですよ。」と言い、彼女が拾うのを手伝いながら、物事は自分の一念次第ですよと言うと、彼女はとても感動しました。私は真相を書いた自作の小さいカードを彼女にプレゼントして、「善き縁を結びましょう」と言いました。彼女も「私達は本当に縁がありますね」と答えました。

　私が交差点を過ぎてから後ろに振り向いて彼女を見た時、彼女はすでに自転車に乗り、私に手を振っていました。私は急いで返礼しました。このようにして、私達はすれ違いざまに善い縁を結びました。

　同じような出来ことがとても多くありました。大法が作り出した生命だからこそ、言動一つ一つが表す純然たる善だからこそ、世間の人を感動させることができ、世間の人に中国大陸メディアのうそを見破らせることができ、それによって大法と縁を結ぶことができるのです。

 （中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/6/11/76849.html）