日本明慧

未払い給料が取り戻されたことから考えたこと
─常人の観念を破り、自分の道を正しく歩みましょう

文/吉林省法輪功学習者

【明彗ネット2004年6月14日】二週間前に、ある同修の会社の「法輪功を修煉している」という理由で未払いの32ヶ月分の給料が、真相が伝えられたことにより取り戻されたと聞きました。元気づけられたほかに、反省もさせられました。

一人の修煉者として、私たちが問題を見る基点と目的は常人と違います。一人の良い人の給料−基本的な生活費が、どうして邪悪に不正な理由で3年近くも未払いにされたのでしょうか?そして聞くところによると、それを取り戻したのは結局この同修の娘さんでした。(彼女も修煉者です。)この会社は何回もこの同修に会社に出頭するように要求していたようですが、もちろんこの同修を迫害しようと企んでいた可能性もあるかもしれません。しかし、法を証明する基点から問題を考えれば、これはちょうど衆生を救う良いチャンスではないでしょうか? このことから、同修間の全体と協力の問題について考えてみようと思いました。同修のある人に問題が現れたら、どのように問題を取り扱うべきでしょうか?ここで幾つかの例を挙げましょう。

一人の学習者に病業の状態が現れ、腹部に体液が溜まって四年にもなりました。ある法理上の認識がはっきりとしないために、病気の状態が未だに続いています。彼女の家族も同修なので、多くの同修に正念を発するように頼みました。しかし、この学習者の体調はますます悪くなり、この状態を見ている常人もなかなか理解できないようです。実は真の修煉者として、本当に魔難に陥っている人のためを思うのであれば、心の底から彼女に自分の根本的な執着を認識させなければならないと思います。そして真の修煉者は大法の基準に従って自分に厳しく要求し、旧勢力が押しつけた大きな魔難をはっきりと認識すべきだと思います。真相をはっきりと伝え、衆生を済度する中で自己の観念を放棄すれば、同様に旧勢力の按配も打ち破ります。

もう一人の同修は比較的よくやりました。彼女は労働教養所で断食をし、真相を伝えることによって、労働教養所の手続きを拒否し、元の会社に戻りました。その後また会社で610事務所に「洗脳クラス」に連行されました。この同修は決して協力せず、絶食して修煉者の非凡な状態で再度魔窟から出てきました。そして自分を連行した邪悪に真相を伝え、再び元の会社に戻りました。真相を伝え続けることで、仕事の環境はますますよくなり、賃金もますます上がり、周囲の人々に法輪功学習者の正しい行いと崇高な境地を見せました。この間、同じ修煉者である彼女の家族はずっと彼女を支持し理解し、協力して正念を発してきました。彼女の状態が良くない時には、正しく行うように激励してきました。彼女自身も自分を正すように努力してきました。ある人は彼女に「あなたは魔窟から出て、邪悪に再び捕えられるのが怖くないですか?」と聞くと、彼女は言いました、「時々怖くなることもありますが、会社に戻ったばかりの頃は恐れていました。しかし、宇宙の正しい法理に従い正しく行えば、行っていいのだと思います。」

 私は現在正しく行われているすべてが未来の人の参照になると思います。彼女の正念正行は周囲の同修を向上させました。

 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/6/14/77030.html