日本明慧

血を浴びた大地(一)(写真)
─黒龍江省における法輪功迫害のドキュメンタリー総合報道

 【明慧ネット2003年12月2日】黒龍江省は中国の東北の辺境に位置し、面積の45.39万平方km、人口3751万人、全省は3つの地区を管轄して、11の都市、18の県(訳者注:中国では県は市の下に属する)レベルの市、49の県、1つの自治県、省都のハルビン。4年余りの法輪功に対する迫害の中で、黒龍江省は迫害の被害が深刻な地区になって、黒龍江省の民衆は深刻な災難を受けた。

 ☆ 全国で首位——煉功(気功の動作をする事)の自由を主張するため、黒龍江省で迫害されて死に至った法輪功の学習者は132人に達する

 黒龍江省は全国において法輪功に対する迫害の最も深刻な省であり、2003年11月26日までに、中国全土ですでに迫害によって死に至った824人中、132名の法輪功学習者は黒龍江省籍です、死者総計の16%を占め、全国で首位です。その中でも最も若い人はわずか17歳の佳木斯市の樹人中学(高校も含む)の高校1年2組の女子学生の陳英で、最も年老いた人は68歳のハルビン市管理学院教授、周景森です。省都のハルビンで迫害されて死に至った人数は27人に達し、大慶市の21人が第2位、都市の中で上位に名を連ねるので有名です。 

死亡人数の省市分布 (区域図)(英文の図表)


 地名や亡人数をクリックすると各地で迫害されて死に至った方々の名簿が表示されます 

 ☆ 黒龍江省委員会、省政府において積極的に法輪功迫害に参与した主要官僚

 1999年 “7.20”の江氏政治集団が公然と法輪功を迫害してから、黒龍江省の官僚は江集団に従い、善良な法輪功学習者に対して“名誉を汚し、経済を遮断し、肉体を滅ぼす”、“殴り殺した場合は自殺と見なす” “身元確認せずに、直接火葬する” などの秘密指令を実施し、大勢の“真、善、忍”を信じる法輪功学習者が前例のない迫害を受けた。それらの官僚は江氏集団が法輪功学習者を迫害する先峰となった。 

 宋法棠:黒龍江省委員会の書記、元黒龍江省の省長。省長任期中に行った《政府活動報告》の中で、省の政法委員会会議の場において法輪功を誹謗中傷し、法輪功学習者を迫害するよう手配した。 

 楊光洪:黒龍江省委員会の副書記、省の紀律委員会書記。彼は会議で法輪功を攻撃し法輪功の出版物を廃棄するよう指揮し、反法輪功の展覧会でデマを飛ばして法輪功を中傷し、迫害の最も深刻な万家労動教養所を視察して直接法輪功学習者に対する洗脳にも参加した。

 王東華:副省長。黒龍江省の法輪功の“問題を処理”するリーダーグループの成員(具体的な職務が不明)。黒龍江省刑務所の労動教養する仕事を主管して、全省の法輪功迫害を指揮している。全省の迫害と刑務所や労動教養所で拷問により負傷し障害が残り、死に至った事件の発生に対して責任を負わなければない。

 唐憲強:省委員会の常務委員、省の政法委員会の書記(1998年3月-2002年4月? )。かつて法輪功学習者に対する洗脳の責任者を務めた。

 徐有芳:1997年〜2003年黒龍江省委員会の書記を担当する。2003年3月31日、中央に黒龍江省委員会の書記、常務委員、委員の職務を免除されて、聞くところによると北京に引き抜かれ、別に任用がある。この時から消息が途絶えた。1999年弾圧が始まってから積極的に法輪功に対する迫害を支持すると態度を表明し、そして自ら法輪功学習者に対する迫害を手配した。黒龍江省で迫害されて死に至った法輪功学習者のほとんどは徐の任期内に亡くなっている。徐は黒龍江省の法輪功への深刻な迫害に対し逃れられない責任がある。

 《明慧ネット》2001年1月23日のニュース:“先日、黒龍江省委員会の書記の徐有芳、自ら北京へ行って"江中央"に保証した:春節(旧のお正月)の時に、ハルビン市の法輪功学習者が天安門へ行って護法する事はない。徐有芳がハルビンに戻った後に、全市で全面的な法輪功学習者に対する迫害を展開した。彼らはそれぞれの下属する各部門に文書を伝達した、すべてのかつて法輪功学習者が必ず3書(保証書(法輪功をやめると保証する文書);反省文;法輪功と決別する)に署名させることを強制した。もし春節期間中に法輪功学習者が一人でも上京し、法輪大法はよいと主張すれば、管轄する各級の幹部は直ちにその場で免職する!同時に各管轄区域の派出所、街道弁事所にすべて春節の公休を停止するように命令して、24時間命令を待つ状態にし--いかなる代価をいとわないでいつでも上京する法輪功学習者を捕らえる。近日、各区の派出所の警官は住民委員会人員と共に昼夜をいとわず、法輪功学習者の家へ脅しに走り、法輪功学習者に3書を書くように強制し、もし書かないならば、すぐに労働教養所へ送る。”

 ☆ 黒龍江省の法輪功迫害に関与する主要な機関

 黒龍江省委員会の法輪功の“問題を処理”するリーダーグループと彼らが常設した事務機構“610事務室”(一部の地地域は依然として初期の名称“615事務室”を保留している)は法輪功を迫害する主要な機関である、それは直接中央の“610事務室”の管轄に属し、全省で具体的に迫害を実施する。 

 《明慧ネット》2002年4月28日のニュース:もっぱら法輪功を迫害している“6.10事務室”の責任者羅幹が近日黒龍江に着く、黒龍江省の政治・法律システムに直接命令を伝達した、3ヶ月の内で6000人の法輪功学習者を捕まえること。 

 調査によると、羅幹は今度黒龍江省の政治・法律システムの直接伝達した指標に:4月に2000人、5月に2000人、6月に2000人を捕まえる事。彼は公安の部門に人を殺して放火しても、刑事犯罪などすべて構わなくても良い、もっぱら法輪功学習者を捕まえるように命令した。黒龍江省各地ではばかりなく法輪功学習者を捕まえるニュースが伝わって来た、これらすべての行動はいかなる法的訴訟手続もない、現地の多くの刑務所はすでに何らの法的手段も採用せずに収監している。

 聞くところによると、黒龍江省において積極的に6000人を捕まえる指標を実施しているのは、2002年3月5日の長春有線テレビネットに挿し込み法輪功の真相を伝える映像を放送した後だと思われる、江沢民は法輪功学習者に対して “殺して良い”との命令を出した。これは、東北の3省で大規模に法輪功学習者を捕まえる計画中の1部分。 

 明慧ネット同日公表したニュースによれば、多くの法輪功学習者はすべてしかたなく家を離れた、なぜなら、服役中重病のため一時出所した者、絶食して抗議するため後で釈放された者、保証書を書かない者およびかつて陳情に行った法輪功学習者はすべて再び捕らえられる対象になった。ニュースによると、警官は戸籍簿をチェックするという名目で1軒ずつ捜査逮捕する、もしドアを開けない家にぶつかったら、強行して扉をこじ開けるか、クレーン車や消防車などで窓を破って入る。目撃者によると、“警官が民家に突入した後に先ず家を探して、もし法輪功の資料が見つからなければ法輪功を修練するかどうかを聞いて、修練すると言うと逮捕する。” 


 (中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2003/12/2/61680.html