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台北市で2004年シルバー運動会を開催(写真)

 文/陳佳郁 

 【明慧ネット2004年6月13日】6月12日台北市立体育館で2004年台北市シルバー運動会が開催された。主催者の台北シルバー基金に招かれ、年寄りのアウトドア活動を奨励している台北政府に協力して、千名の法輪功学習者が運動会に参加した。また、参加した学習者に100元相当のチケットが配られたが、学習者はそれを断った。学習者のボランティア精神は主催者を感動させた。

 主催者は打ち合わせをした時、この数年法輪功を練習する人がますます多くなり、中正記念堂で行われた大型煉功活動にいつも千名以上の学習者が参加しているのを見て、法輪功学習者がきっと心身共に受益しているに違いないと思い、今回のシルバー運動会にも是非参加して、ますます多くの人に法輪大法を認識してもらいたいと語ったという。

学習者の洪吉弘は台湾法輪大法学会の代表として台北市長馬英九から表彰状をいただいた


 運動会の始めには、台北市長の馬英九が大会に参加した運動団体を表彰した。あわせて八つの団体がパフォーマンスを披露した。黄色いトレーナーを着ている千名の学習者の画一の動作が非常に目立った。司会は功法のパフォーマンスを見て、年齢も関係なく皆学ぶことができることを知って非常に驚いたという。一列目に立っているのが皆子供で、最年少の子供はまだ2歳で、その動作は他の学習者とまったく同じで少しの違いもなかった。司会はこれを見て感心したという。そして、彼女は法輪大法の精神を全ての参加者に伝えるようにと代表者の洪吉弘にお願いした。法輪大法は心性と体を共に修煉する功法であり、心性の修煉を大事にし、完全にボランティアで教えているので、是非ご参加ください、と洪さんは参加者にアピールした。

 今回の活動に参加した修煉者の多くは家族そろって来た。最年長の学習者は80歳を超えており、最年少まだ生後七ヶ月の赤ちゃんである。この赤ちゃんはご両親と祖父、祖母と一緒に三世代そろっての参加となった。他の赤ちゃんと違っているのは、両親が法輪功を修煉しているため、あまり泣かないことである。今日のようなにぎやかな場面でも、大変落ち着いており、周りの人を興味津々に見ていた。

 お年寄りがかかっているのは長年の慢性疾病であり、なかなか治らない。多くの台湾の年配の方が法輪功を学んで健康を手に入れ、穏やかになったという。次は今回の功法のパフォーマンスに参加した年配の方の修煉体験である。

 台北大安森林公園煉功点から来た74歳の呉お婆さんは年のせいで、体中病気ばかりで、少なくとも十数種類の持病がある。例えば、皮膚病、便秘、白内障、気管支炎などなど。修煉後、体の病気が徐々になくなり、今は何の病気もなくなり、体がとても軽くなった。二人の娘も修煉を始めたので、健康保険カードはまったく使わなくなった。以前子供が実家に帰ってこないことに不満があったが、修煉をしてから相手の立場に立って物事を考えるようになり、子供が親不孝ではなく、仕事が忙しいからだと思えるようになった。

 修煉後、明るくなり、顔に赤みが差しており、若々しい肌をしている陳お婆さんは、見た目では40歳だが、すでに60歳を超えている。若いころから運動が好きで、法輪功を学ぶ前、10年間も太極拳の先生をしていた。しかし、体の病気が治らず、水に触れると手の皮が剥けてしまい、医者にもさじを投げられていた。料理をする時の蒸気で手が痛んだりして、家事をすることもできなかった。33年間ずっと手袋していたが、法輪功を始めて半年で手の病気が治り、家事をする時も手袋をはめなくてもよくなった。心身ともに多く受益したので、家の近くの政治大学で煉功場を設け、九日間の講習班を開催し、それによって多くの大学生が法を得ることができた。学生たちが煉功をしてから、体力が向上し、心性も高まり、勉強にも集中できるようになった。成績が優秀で海外留学に行った学生もいる。大法が本当に素晴らしいので、縁のある人に学んでもらいたいため、すべての洪法活動に参加している、と陳お婆さんは語ってくれた。

 76歳の励お爺さんは法輪功を修煉して8年が過ぎた。お爺さんは毎朝公園で二時間煉功し、これまでの多くの病気が全部治った。以前は体が非常に弱くて、バスの乗車と下車さえ大変だった。また、ひどい猫背をしており、五回もの胃出血を経験し、何度も入院した。修煉の後、歯の治療だけを受けたことがあり、他の病気は全部なくなった。現在階段を上るのも非常に楽である。また、猫背が直ったので、家族から背が伸びたと言われている。毎日煉功のほかに、『転法輪』を読んでおり、真善忍の法理に基づいて修煉し、日常生活の一言一行も修煉者の基準に合うようにしている。心性が高まり、以前の悪い性格を直し、今は本当に日々を楽しんでいる。

 法輪功を始めてわずか8ヶ月の陳お爺さんは、数年前に公園で多くの人が法輪功を練習しているのを見たが、普通の気功だと思って、更に知りたいとは思わなかったという。しかし、娘が数ヶ月の修煉で大きく変わり、性格も落ち着くようになり、娘の薦めもあって本を読んだら、この世にこんなに素晴らしい本があるのかと感じたほどだった。性命双修の功法は以前誰にも知られていないものである。名利は生まれる時も死ぬ時も持っていくことのできないものであり、全て意味のないものである。75年間も生きてきたが、本の中で説いた法理は私の心の奥底に伝わった。人生はすでに長くないと分かっており、放棄できないものを放棄しなければならないと思い、修煉することを決心した。すでに年を取っているので、煉功の中で多くの苦を舐めたが、強靭の意志で克服し、風雨にも負けず毎日煉功場に行っている。以前は毎月病院に行かなければならなかったが、今は全ての病気が治った。


 (中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/6/13/77016.html