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千名あまりの法輪功学習者がモントリオール市中心でパレード 観衆から絶大な反響(写真)

  【明慧ネット2004年6月20日】(明慧記者モントリオールの報道)

 6月19日(土曜日)午後、千名あまりの法輪功学習者がカナダモントリオール市中心の聖キャサリン大通りでパレードを行い、多くの通行人の注目を集めた。

人権弁護士は記者会見に発言 パレード パレード
虐殺され法輪功学習者を追悼 明慧学校 蓮の花を贈る
拷問の実演 拷問の実演 震わされた看取
舞踊 腰掛け太鼓 写真を撮る観光客

 パレードの隊列はパトカーが先導し、何組もの異なるテーマの隊列、或いは綺麗に飾り立てられた車、或いは秩序良く整列した歩行隊列が約2マイルの聖キャサリン大通りで行進した。隊列は主に功法実演、酷刑デモンストレーション、民族舞踊、腰掛太鼓と舞龍などの内容がある。功法実演者は白色の薄い絹織物で作られた洋服を着て、表情と動作は穏やかで法輪功を初めて聞いた観衆らにも注目された。美しい唐の時代の洋服を着た、清楚な舞台姿をした若い女性数人が手に花かごを持ち、温和に一つ一つの色蓮の花を沿道の観衆にプレゼントした。蓮の花を受け取った人々は紙で作られた蓮の花の精巧さに賛嘆しながら、蓮の花が引き出した迫害ストーリーを聞き、ため息をついた。

 およそ28歳の一人の若い華人女性は道の傍に静かに立って涙を拭っていた。記者が彼女の視線に沿って見ると、そこには “現在中国で発生している”と描いた大きな横断幕が掛けられている酷刑実演車と迫害で死亡された同修を哀悼する白色の洋服姿の歩行隊列がいた。

 一人の白人女性は手にチラシを持ち、喜びながら交差点に立っていた。彼女は通行人にたびたび大きな声で“素晴らしいでしょう?”と話しかけていた。記者が彼女の前に寄って話しかけたところ、この女性はモントリオール市で初めて法輪大法について聞き、また自らこれほど多くの法輪功学習者がパレードをする姿を見たという。彼女は興奮して、自分は今まで何種類かの気功と太極を習ったことがあるが、今“本当にこの功法[法輪功]をどのように煉るか知りたい。”と語った。

 多くの観衆は道の傍で長時間立ち、静かにパレード隊列の催すすべてを受け止め、感じ取っていた。

 中国大陸からやってきた一人の新移住者は記者に笑いながらこう語った。“このように多くの人がパレードを行う風景を見ると、法輪功は本当に力がありますね?おや?どうしてまた多くの西洋人もいるのか?…… 法輪功は香港にもありました。私は香港に行って、ビザを申請するとき、香港の公園でも彼らが煉功する姿を見ました。そこでは取り締まる人もなく、聞くところによるとオーストラリアにもたくさんの人が法輪功を学んでいるそうです。”

 記者が“あなたは大陸から来たばかりなのに、法輪功に対して結構知っていますよね?”と聞くと、彼はにこにこして答えた。実は98年にすでに法輪功について聞いたことがあります。その時は興味がなかったため、学びませんでした。しかし列車に乗って旅をする時、一人の法輪功学習者に会ったことがあり、彼は煉っているものは非常に良い感じました。それから間もなくして国内では禁止されました。

 記者が“米国では学ぶ人がとても多くて、重要な祝日にパレードがあると、いつも法輪功の人達が見られます。しかしこことは多少異なっていて、多くの功法の出演と民族舞踊もあり……”と語ると、新移住民はにこやかに言った。“今日もありますよ。後ろにあるから、しばらくしたらやってくるでしょう。そこを見て——”

 なんとパレード隊列が出発する前に、かれはすでに一通り全て見たのであった。現在は動いている隊列を見て、とても興味深い様子である。

 記者がパレード隊列の後尾から隊列の先頭に寄って行って見ると、道の両側の通行人とお店の客の大部分が法輪功学習者の配布するチラシや新聞などを受け取っていた。受け取ってからその場で細かく読む人もいれば、もっと多くの人は謝意を表してからハンドバックに入れたり、上着の裏側のポケットに入れたりして引き続き路を急ぎでいた。黄色のTシャツを着た数名の白人青年は、道の傍で歩きながら観衆らに親切に聞いた。“英語の資料が良いですか?それともフランスの資料ですか?”アジア系の顔をした人達が受け取るのは往々にして中国語のチラシだった。

 二人の白人の母と娘は道の傍で興味深く、一人の白人男性から彼が如何に煉功後一日以内でタバコを吸う悪い習慣を無くしたかを聞いていた。この母と娘は中国に対して非常に興味があって、北京に観光に行ったこともある。話している間、記者はこの母と娘がアイスランドから来たことを知った。娘は、“この功法はまさに素晴らしい、今回のパレードはまさに素晴らしい、弾圧はまさに恥ずかしい”と言った。アイスランドは小さい国であるのに、どうして江沢民を訪問に招き、良くないことに巻き込まれたのか分からない。当時また一部の法輪功学習者の入国を禁止したため、全アイスランドの多くの人の強烈な不満を引き起こした。この娘さんはまた真面目に記者とあの白人法輪功学習者に補足した。“私は私の国を代表して心から貴方たちに謝ります。わが国の政府はあのように貴方たちに対するべきではなかった。”これらの話を聞き、その母は娘に近づき、続けざまに法輪功学習者の方を向いて笑顔でうなずき、彼女の娘の話に賛同を表した。記者は思わずこの母と娘の善良な誠意に感動し、謝意を表した。

 今回のパレードに参加した法輪功学習者は主にカナダと米国から集まった。明慧学校の子供たちも年齢に関わらず皆艶やかな身なりをし、手にカラーの風船を持ち一緒に歩いた。観衆の子供達は特にこれらをうらやましく見ていた。間もなくして、“法輪大法は素晴らしい”と書かれた風船が路の傍にいる子供たちにプレゼントされた。

 パレード終了後、パレード隊列の法輪功学習者は晴れ渡った青空を背景に並び写真を取った。資料を配布する多くの学習者は善意の心を持って、まだ真相資料をもらってない人がいるか見ていた。一人の温和な華人女性学習者は、傍で笑顔でこれらを見ている記者を目にして、寄って話した。“子供が居るのであれば、この入れ物を子供に持って帰りませんか?”

 ホテルに戻って、記者が一人の若いウェイターに今日のパレードについて語ると、彼はまだ法輪功について聞いた事がなかったが、パレードの情況を聞くと、“明日の新聞に掲載されたら一番良い”と言った。

 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/20/77538.html