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シドニーの学習者が南アフリカの銃撃事件に関して記者会見を(写真)

 【明慧ネット2004年7月1日】2004年6月30日午前10時、シドニーの中国領事館前に、法輪功学員と今回銃撃された学員の家族が共同で記者会見を行い、マスコミにオーストラリア法輪功学員が南アフリカに銃撃された詳細を披露した。

シドニーの中国領事館前に、法輪功学員と今回銃撃された学員の家族が共同で記者会見を行った
記者会見上法輪功スポークマンJohn Dellerさん銃撃詳細を披露した David Liangさんと一緒に南アフリカにいった李さんの奥さん、李迎さんは取材を受けている

 記者会見上法輪功スポークマンJohn Dellerさんの紹介によると、曽慶紅、薄煕来が6月27日から6月29日の間、南アフリカを訪問するのを知り、オーストラリアの9名の法輪功学員が自ら南アフリカに行って、平和的に上申、さらに法律で曽慶紅を起訴することを求めた。彼らは6月28日午後南アフリカの首都空港に着き、二台の車に分乗し、首都の大統領ホテルに向った。途中、午後8時半前後、一台の白い車が後ろ斜めから法輪功学員が乗っている後方の車に銃撃し、少なくとも5発が車に命中し、車が傷つき、タイヤが破損した。

 John Dellerさんはさらに、中国領事館前で記者会見の目的は、今回の法輪功学員へのテロ襲撃を暴露し、中国政府を譴責して、全世界の正義と良知のある政府、マスコミ及び民衆に中国政府による法輪功学員に対する不法迫害を譴責することである。

法輪功学員は様々な色の旗を揚げて:”オーストラリアの法輪功学員は江沢民審判を支持します。”、”みんな力を合わせて今のような虐殺を止めよう”、”正義を守り、政治には関与しない”、”江沢民の全世界テロ政治をやめさせよう”など、彼らの本意を表明した。

 今回の銃撃事件は普通の刑事事件ではなく、政治色が非常に濃く、きめ細かく企画した策略である。まず、オーストラリア法輪功の学員は南アフリカにおいて知り合いもなく、地理にも詳しくないので、そこに仇をもつ者はいないと思われる。第二、現場目撃証言によると、犯人は軍用のAK47を使い射撃し、普通の犯人と異なって、強盗がなく、銃撃してすぐ逃げた。第三、David Liangさんは当時唯一、法輪大法と書いてあるジャケットを着ていた人である。第四、犯人は短い間に5発連続銃撃でき、プロの銃撃者を思われる。犯人の動機から合理的な判断として:曽慶紅、薄煕来一行が法輪功の彼らへの訴訟を阻止するため、当地の暴力団を買収し、或は曽慶紅のボディガードが出てきて、法輪功の学員を暗殺しようとした。これは法輪功が中国大陸以外で初めて海外の法輪功の学員が銃撃された事件である。John Dellerさんが記者会見上、最後に各国政府とマスコミに正義と良知を守り、江沢民とその追随者が法輪功に対する不法な迫害、さらにテロ行動の全面調査を呼びかけた。

 《法輪功迫害を追査する国際組織》は法輪功の学員が銃撃された事件に対して、29日夜声明文を出し、これは初めて中国大陸以外で起きた法輪功の学員への銃撃事件である。これはあきらかに人類及び民主への挑戦で、《法輪功迫害を追査する国際組織》に保存されている資料からわかるように、江沢民集団は海外で平和的な法輪功の学員に対するストーカー、脅迫、暴力など決してめずらしいことではない。さらに中国大陸において、2002年初め、江沢民集団は法輪功の学員に対する銃撃可の命令を下した。その後、中国各地で多数の警察による法輪功の学員に対する銃撃事件がおきた。迫害され死亡した長春市法輪功真相テレビ信号ジャックの発起人の一人、劉成軍さんも逮捕されたとき、足を打たれ重傷を負った。

 今回銃撃され怪我したDavid Liangさんの仕事仲間のローさんは、マスコミに取材されたとき、”David Liangさんは長年の知り合いで、彼は現在このようなことが起きて、私も心配している。彼には両親や子供がおり、彼の母親は体の不自由な方で、彼は私と同じタクシードライバーで、手が止まれば収入がなくなる、彼の経済状況については多くの仲間と友達が心配している問題。社会といろんな面々が彼に関心をもってほしい。”

 David Liangさんのもう一人の女友達の許さんによると:”私はLiangさんと知り合いになって2年以上になった、彼は非常に正直な人で、心がやさしく、彼の友達はみんな彼が面倒見のいい人と知っている。家においても親孝行で、彼にこんなことが起きて、みんなショックをうけた、彼に早く回復してほしい。”

 David Liangさんと一緒に南アフリカにいった李さんの奥さん、李迎さんは、記者会見でマスコミに答えた:”私は仕事中に、私の夫らが危険にあったという電話をうけた。私は信じられなかった。私は非常に心配で、彼らの命に別状はないか、ただ彼らは法輪功修煉者だけにこのような危険に晒されて、彼らには不公平だと思う。みなさん、ご存知と思うが、法輪功は 真、善、忍を修煉の元にしている。しかし、このようなテロ襲撃は最初ではなかった。私の夫がシドニーにいたとき、彼の車には法輪功の写真を乗せていたため、タイヤが破損され、スプレーされた。彼が南アフリカに出かける2日前、身元のわからない人から脅迫電話をうけた。連続2回の脅迫電話で、たとえオーストラリアのような自由な社会でも、本当の安全がないような感じだった。彼は法輪功の修煉者で、そのような脅迫をうけた。私はすべての人と、オーストラリア政府にこのようなテロ政治が世界中での蔓延を制止してほしい。”

 今回のテロ事件で、中国共産党の江沢民政治集団は、世界60カ国法輪功の学員の5年近く平和的な抗議、世界中の平和をもとめる善良な人々や各正義なる民主国家の呼びかけと譴責を無視し、引き続き中国大陸での法輪功を迫害し、暴力団的な暗殺、脅迫手段を海外まで蔓延させていること物語っている。彼らは暴力で、全世界の異なる国家と地区の法輪功学員の彼らに対する”群体虐殺罪”、”酷刑罪”、”反人類罪”の起訴や世界中での暴露を阻止しようとした。法輪功学員は各種平和正義、迫害反対の行動で、必ず国際社会に認められ、支持を得ている。

 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/7/1/78416.html