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米国デラウェア州上院は決議を可決し、中国政府の法輪功への迫害を厳しく非難

 【明慧ネット2004年6月25日】2004年6月23日、デラウェア州上院は第86号決議を可決し、中国政府の法輪功への迫害を厳しく非難した。決議の全文は次の通り:

 デラウェア州衆議院の第142期の議会の86番決議

 決議の発起人:議員Valihura、Miro、DiPinto、Ennis、Lavelle

 当該決議は中国国内の法輪功学習者の悲惨な状況に関心を持って、米国の政府にすべての実行できる措置をとるように促し、すべて公あるいはひそやかに適切な機会を利用して、中華人民共和国政府に法輪功学習者を釈放するように促し、法輪功学習者に対する残虐な体刑と他の残忍、非人道的で、恥ずかしい蹂躪の方式を停止し、そして《公民の権利と政治上の権利の国際公約》と《世界人権宣言》を守って、法輪功学習者に信仰の自由を戻すよう求む。

 中国国内の法輪功学習者の悲惨な立場に関心を持って、米国の国会にすべての実行できる措置をとるように促し、すべて公あるいはひそかに適切な機会を利用して、法輪功学習者が受けた迫害の問題を出す。

 法輪功は、法輪大法とも呼ばれ、一種の平和的、かつ非暴力的信仰と修煉方法であり、中国および世界各地において数千万名の学習者がいることに鑑み、

 また、法輪功は“真善忍”を原則として修煉を行い、数千年来ずっと密かな伝わり方で伝授されており、1992年になってから、はじめて李洪志先生によって一般に公開した。現在世界50余りの国で数千万人以上の人々が自由に法輪功を修煉していることに鑑み、

 また、1999年7月、中国政府は法輪功を禁止し始め、しかも計画的に法輪功およびその学習者を根絶しようとし、これは中国憲法および《公民の権利と政治権利の国際公約》と《世界人権宣言》に背き、法輪大法の情報センターによると、幾千幾万の法輪功学習者は逮捕・拘留・監禁・拷問・虐待・虐殺され、女性法輪功学習者は強姦・強制中絶されるなど、平和的な法輪功学習者への残酷な弾圧および彼らの人権への公然たる侵害に鑑み、

 また、トーマス・ジェファーソン病院に勤めている医者楊景端の姉である法輪功学習者の楊景芳への迫害と、アメリカ公民のチャールズ・リーへの迫害および他数名のアメリカ公民と永住権を持つアメリカ公民のへの迫害に鑑み

 また、2002年7月24日、米国の上院が188号決議を可決し、中国政府の法輪功への迫害を停止するよう呼び声を表し、2004年3月3日、米国の衆議院は530号の修正決議を可決し、中国政府の法輪功学習者への人権侵害を停止するよう呼びかけ、直ちに大陸の法輪功学習者を迫害する誤りのやり方を正すようと促す動議を出すよう、および国連60目の人権会議に参加したアメリカ代表に促したことに鑑み、

 デラウェア州上院は本決議を可決し、上院の中国国内における法輪功学習者の悲惨な立場への関心を表し、また上院の決定によって、公の場所であれ、プライベートな場所であれ、あらゆる可能な措置を取り、中国当局の法輪功学習者を釈放し、法輪功学習者への拷問を停止し、および調印した《公民の権利と政治権利の国際公約》と《世界人権宣言》をしっかりと守るように、アメリカ国会を促すという。

 衆議院はさらに本決議の写しをアメリカ国会の各議院の議長、デラウェア州出身の国会議員および国務長官のパウエルへ送った。

 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/25/77940.html