日本明慧


女性修煉者が受けた迫害(写真)(下)

 【明慧ネット2004年5月21日】迫害を受けた女性学習者の中には年配の方はもちろん、幼児、妊婦、哺乳期の母親までも含まれる。

 以下は各地で起きた代表的な事例である。

 強制堕胎:陝西の法輪功学習者の張漢雲さんは臨月にもかかわらず、漢中市の610事務室に連行され洗脳班に送られた。そのご、病院に連れて行かれ、吸引で無理やり赤ん坊を取り出されたのである。シンセンの 法輪功学習者の王少娜さんはご主人と一緒に北京に陳情に行ったため連行され、蛇口看守所に拘留された。王さんはそのときすでに妊娠6ヶ月だったが、“合法的”に彼女を拘禁するため、警察側は彼女に堕胎するように強要した。

 妊婦に極刑を加える:29歳の広州天河区のエンジニアの羅織湘さんは妊娠3ヶ月のとき、610事務室の悪人に拉致され黄埔麻薬中毒回復所に連行され、迫害の末2002年12月4日亡くなった。淑萍さんは法輪功の修練を放棄しなかったため、河北省の高陽労動教養所に監禁された。彼女は当時妊娠4ヶ月だったにもかかわらず、看守は電気棒で彼女の両足と口を感電させた後、両腕を体の外側に伸ばして腰を曲げた姿勢のままで20数時間たたせた。その結果、彼女は嘔吐と同時に、後背部と腹部が激しく痛みだした。彼女が看守に「妊婦に対しどうしてこんなことができるのか」と抗議をすると、看守は「お前が妊娠しているのを誰が証明できる?お前が死んでしまえばわれわれはお前を火葬し、お前の家族はその灰しか見る事ができないぞ」といったそうだ。

 哺乳期の女性と児童に対する迫害:2000年10月21日、北京の中央政府に法輪功への迫害停止を呼びかけるため陳情に行く途中、山東省陽泰市の栖霞寺口鎮南溝村民の王麗萱と8ヶ月になる息子の孟昊は二人とも拉致され、その後北京の団河労動教養所に監禁された。11月7日、母子とも労動教養所の中で虐待をうけ死に至る。

王麗萱と8ヶ月になる息子が虐殺された

 27歳の河北保定の幼稚園教師顧朋さんは2001年1月、政府に法輪功への弾圧停止を呼びかけたため、彼女とご主人、6ヶ月の赤ちゃんは北京で拉致された。警察側は何度も何度も電気棒で彼女を打った。保中市に帰った後も現地の610 事務室によって精神病院に入れられ、毎日めった打ちされ、そして智能と理性を弱める薬物を服用するよう強要されたので、彼女は心身知力とも大きな損傷を受けた。薬物の服用で彼女の意識はいつもぼんやりとしており、ふらふらとあてどもなくうろつくようになった。彼女は精神病院で受けた虐待と苦難のせいで、自分の赤ん坊の世話することもできず、赤ん坊は母親の愛情を受けることさえできなかったのである。

 李明さんはもともと中国広州の優秀なデザイナーで、以前は、幸せな家庭を持っていた。法輪功が迫害されてから、李明さんは広州で数回私服警察に拉致され、娘の豆豆ちゃんも何度も拘禁されてのべ24時間を上回る。二度とお母さんに会えなくなることを恐れて、娘はお母さんといる時は一時も離れようとしなくなり、トイレにさえ一人で行くことができなかった。豆豆ちゃんは毎回お母さんが私服警察に連れていかれるのを見ると、激しく泣き叫んだ。良心に背かないため、李明さんはしかたなく愛娘と別れて、故郷を離れて米国に来たのである。米国政府は2002年に豆豆ちゃんの渡米ビザを許可したが、広州市公安局東山支局は“法輪功の家族は出国させない”との理由でずっと旅券の発行を拒んだ。いろいろと努力の末、2003年11月8日、豆豆ちゃんはやっと中国大陸からニューヨークに飛び、再び母親と会うことができた。 

暴行を受けた後の女性学習者

 暴行:ある北京の法輪功女性学習者(被害者保護のため匿名)は法輪功の真相のチラシを配っている途中パトロール中の私服警察に見つかった。私服警察は公衆の前で彼女を打ちにしながら叫んだ:“この女は法輪功の反政府者だ、たとえ私がこの女を殴り殺してもなんの罪にもならない。”めった打ちしたあと、この警察は彼女を橋の下に引きずっていき、彼女のズボンを引き裂いて、そして彼女を強姦した。その後彼は更に彼女の身に跨って、全力を使い尽くしてプラスチックの警棒を彼女の腟の中に突っ込んだ。…… 

 2003年5月13日の夜、重慶大学の女子大学院生の魏星艶さんは鶴林看守所で警官のひとりにみんなの前で強姦された。事件が暴露された後、重慶大学は警察の責任を追及しなかっただけではなくて、ぎゃくに、魏星艶さんが重慶大学の学生であることを否定し、なんと彼女が在籍中の「高圧直流送電とシミュレーション技術」の専攻を大学紹介のパンフレットから削除したのである。魏星艶さん本人は今なお行方が分からないままである……

 集団で受けた性的虐待:2000年6月瀋陽の馬三家労動教養所で、18人の女性学習者は全員衣服を剥ぎ取られ裸にされ、凶暴な男子囚人たちの監房に放り込まれた。男子囚人たちは看守らにそそのかされ無残にも彼女たちを暴行し、蹂躙したのである。法輪功学習者たちは裸にされたまま撮影機の前に立たされ辱められるだけでなく、長時間にわたって素っ裸のまま雪の上に立たされ、凍えさせれたりもする。馬三家労動教養所では女性学習者が裸にされ下半身を電気棒で電撃されることは日常茶飯事である。彼女たちは取り調べを受けるだけでなく、更に性的虐待と辱めを受ける−−これらはすべて彼女たちに法輪功への信念を放棄するよう強要するためだった。

 老年の女性に対する性的虐待:2000年8 月、4人の年配の女性学習者(皆55歳を上回る)—劉加明さん、王如蘭さん、陳麗華さんと氏名不明のもう一人の女性学習者は、逮捕された後に北京市大興県の派遣所へ送りこまれる。彼女たちがそこに着くやいなや、警察は彼女たちのすべての所持品を調べた。家族から持ち込まれた布団の中に何か隠してないかと布団を裂いて中までに調べた。続いて彼女たちは全身衣服を脱ぐように強いられた。すべての調べが終わった後、警察は4名の年配の女性を全身裸のまま中庭の追い込み、裂かれた布団を縫うように命じた。その当時中庭には男性の警察が中庭でパトロールをしていて、男性の囚人たちもこの素っ裸にされた女性を見ることができた。 

 海外の女性学習者に対する迫害:明慧ネットの報道によると、2004年4月6日午前、現在日本在住の法輪功学習者金子容子さんはジュネーブ国連の人権大会で女性人権の特別テーマで発言し、北京の女子労動教養所で受けた残酷な迫害の経歴を述べた:公安病院で、警官は私に私の信条を放棄するよう強要した。彼らは手錠で私の両手と両足をベッドに固定した。手錠はとてもきつくはめられ手首からは血が流れ出した。鼻には食物注入用に管を通され、下半身には尿管が通され、トイレに行くことも許されなかった。当時ちょうど私は生理中で、彼らは布団をよごさせないために、私の下半身をはだかにして、体の下にはビニールシートを敷いた……6月の北京の気温は35、36度にも上り、身の下は汗水、おり物でべとべとになっていた。強制的に食物を注入した後は、管も抜かずそのままにしていたため、胃の中に注ぎ込んだものが逆流して首、肩のところまで流れ出し、体中が汚物だらけになった。このような状態で20日近くも彼らに縛られていた。それから彼らは私の手錠をはずしたが、そのときの私はすでにベッドから起き上がることができなくなっていた。背中の肉は腐ってぼろぼろになり、私は歩くこともできなくなっていた。

 女性法輪功学習者対する迫害は組織的、系統的ものである

 魏星艶さんが強姦された事件から、江沢民が全ての国家機関を操縦して迫害に巻き込んだ規模と程度の深さを見通すことができる。この暴行事件が海外で暴露されても、中央から地方にいたるまで、すべての地方政府が正義を守るどころか犯人を処罰していない。あらゆるメディアが悪行を厳しく非難することもなく、真実を報道することもなかった。逆に、司法部門はメディア、教育部門を総動員して、中国ゲシュタポにあたる610事務室に協力してこのニュースを封鎖して、罪を犯した人を転勤させた。そして被害者、事情を知っている者と被害者と同じ宿舎の学生はみな強制的に隔離されたのである。重慶大学当局は3回にわたって“厳正な”虚言声明を発表して、被害者と該当する専攻は存在ないと公言した。さらに江沢民集団は“610”事務室の秘密警察を派遣して、公然と法輪功学習者と情報を提供した人に対して追跡逮捕を行い、暴力団・マフィアに劣らないごろつきぶりを暴露している。

 迫害が始まって以来、各地の婦女連合会、婦女工作委員会は“610”事務室と互いに結託し、メディアに協力してデマを飛ばし、法輪功に対する国民の憎しみを煽る宣伝を積極的に広め、家族を扇動して法輪功学習者に精神的プレッシャーを与えるようそそのかし、迫害の手を海外にまで伸ばした。 

 2001年1月20日、江沢民集団が“天安門焼身自殺”のペテン劇を上演する前夜、新華社報道によると、全国婦女連合会は全国的な活動を展開して全国の女性と2億7千万の家庭をあおって、家族の情と絆を利用して法輪功学習者に対し“徹底的に法輪功から離れる”ことを強制した。報道によると、北京、天津、河北、安徽、ハルビン、吉林、山東などではいわゆる“百万家庭が承諾”の署名活動をして、憎しみの宣伝が国民に対する毒害は全国てき規模に達した。“焼身自殺”のペテン劇が発生した後、“人権の悪人”として有名な江沢民すぐに婦人連合会の名義で人権に関心を持ちはじめる、“法輪功が児童を生存と発展させる権利を侵害した”を言って、泥棒が先に叫ぶようなごろつきの手段で国民に対する詐欺を働いている。

 江沢民集団は婦人連合会を利用して国内で波風を起こすだけではなくて、また政府の“民間組織”の看板を掲げて、迫害の魔手を海外にまで伸ばした:2002年全国婦女連合会は全国の各家庭に海外にいる身内や友達に法輪功から遠ざかるよう手紙を出す、電話をかける、といった恨み宣伝をするよう告知を出した。全国婦女連合会責任者の華福周は、内モンゴル自治区赤峰市の元宝山区だけでも、海外に身内や親友がいる家庭が212戸もあって、メールを出したり、お祝いカードを送ったり、手紙を出したりなどの形式を通じて告知したことを浸透させたと総括会議で語っていた。報告の中では“この活動は中央の610事務室に高く評価された。”と語っていた。

 道義のかけらもない江沢民集団は中華民族に限りない災難をもたらした 

 1つの社会が個人の犯罪に対する制約は3つの方面をもって表すことができる。つまり道徳、世論と法律である。しかし独裁者が国家権力を利用して時にその道に反して行動するとき、道徳喪失と同時に、うそと憎しみで世論を誘導し、更に法律などの国家機関を濫用して無実な国民を虐殺し、女性を強姦する時、民衆の生命、安全は保障がなくなり、女性の権利、尊厳はもう保護・維持ができなくなる

 全世界の賢明な方々、国を愛する方々に江沢民集団の国家テロリズムの犯罪を暴きだし、その罪状を天下に暴露し、みんなが糾弾し、中華民族を災難から救い出すよう願いたい。


 (中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/5/21/75217.html