日本明慧


耳目を惑わす言い逃れと善悪が転倒する悪口雑言
—駐南アフリカの中国大使館による銃撃事件の言い逃れを裁く

 文/華雲

 【明慧ネット2004年7月2日】中国大陸の独裁者江沢民の腹心である曾慶紅が南アフリカを訪問する期間中に、オーストラリア籍の法輪功の学習者が車で空港を離れる際に、銃撃による謀殺未遂事件が発生した。David 

 Liangさん等9名のオーストラリア籍の法輪功の学習者たちが南アフリカに来たのは、曾慶紅が法輪功を迫害する政治運動の中で犯した重罪を起訴するためである。彼らには南アフリカにて恨みを持たれるようなことはなく、銃撃され、金品を奪われるような強盗にあったわけでもない。銃撃の唯一の可能な動機とは、江沢民政権が海外で起訴されるのを阻止するために、人を雇って発砲したことしか考えられない。

 中国在南アフリカ大使館のスポークスマンが6月30日に、曾慶紅が言い逃れるための声明を慌てて発表した。当該の声明は二つの理由を打ち出した、その一つは曾慶紅が南アフリカを訪問する期間中の安全配備は南アフリカ政府の全権責任である。もう一つは即ち南アフリカ、および、中国側の警備員が法輪功学習者とはなんの接触もなかったと主張している。しかし、明らかにも、この二つの理由は全く的を外れている。江沢民政権が今回の銃撃事件とは何の関係もないことを証明することはできないのであり、耳目を惑わす言い逃れを通して、銃撃事件での騒音および煙幕を隠そうとしているのである。

 声明の冒頭で、“中国政府は今回の事件とは全く関係ない”ことを主張しているが、これは明らかに、概念を密かに換えているのである。江沢民および曾慶紅らのような“国を盗む”反逆者たちが中国政府を代表することは到底、認められることはできない。彼らはただ無害な人民を迫害し、惨殺するような犯罪者である。今ではこの反逆者グループはすでに海外で法廷に上告された。彼らの行為、そして今回の殺人雇用をも含めたすべては、ただこれらの上告された個人の犯罪行為であり、政府の行為とは到底いえないのである。中国大使館のスポークスマンの声明のなかで“中国政府”を入れることは、全く、耳目を惑わす、“政府”の見せ掛けで個人の犯罪を覆い隠そうとしたのである。

 中国大使館のスポークスマンが続けて法輪功の学習者に対して文化大革命式の批判を繰り返して、再び“反華”のレッテルを打ち出した。法輪功の学習者が反対しているのは迫害を進行させた江沢民、曾慶紅グループの犯罪者であり、彼らは中国政府をも代表することができないのに、まさか中華民族を代表することができようか?中国大使館のスポークスマンが人民を残害する共犯を中華と混同することこそ、中華人民への侮辱ではないだろうか?江沢民政権の法輪功学習者に対する血なまぐさい迫害によって、少なくとも997名もの無害な人々は死亡した。しかし、迫害に遭った大陸の法輪功の学習者は皆 真、善、忍を信仰している善良な人民であり、中華民族の最も善良な一部である。この数人の権力を握っている反逆者たちの法輪功への迫害こそが本当の反華であり、華人の印象を損害するものである。

 このことにとどまらず、江沢民政権はまたキリスト教の地下教会、冤罪の案件のために陳情しに来た、か弱い民衆たち、そして国家の命運を関心し、人民のために立ち上がる政治異見家をも迫害した。それと同時に江沢民政権および、彼らに寄りかり賄賂を貪り、不法に働く官僚どもが、ほしいままに国家の財産および、人民の財産を横領している。江沢民の息子こそがこの過程の中で億万長者となったものである。これらの賄賂を貪り不法に働く官吏こそが本当の反華、華人の名誉を破壊するものであり、江沢民政権こそがまさに反華勢力そのものである。

 銃撃に遭ったDavid Liangさんおよび、その他の海外の法輪功学習者たちが法輪功を迫害する江沢民政権の反逆者たちを“残酷刑罰罪”、“反人類罪”、“大量虐殺罪”などの諸罪名をもって法廷へ上告した。最終的に彼らを法に依って裁くことを期待することこそが、中華人民に有益なことである。中国在南アフリカ大使館は海外の同胞が銃撃される中でも、同情および慰問なくして、却って罪人の言い逃れのために、被害の同胞に対して罵ることは、実に儀を外して、賢い行動とはいえないものである。


 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/7/2/78526.html