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安徽省阜陽市の梁献森さん迫害により亡くなった

 【明慧ネット2004年7月7日】安徽省阜陽市の定年退職された元幹部梁献森さんは法輪功の信仰のため、中国当局の法輪功対策本部(以下610)により不法に監禁され、精神的迫害を受け、そして2003年9月27日に無実が晴れぬまま亡くなった。

 梁献森さん、70歳位になる男性で、元安徽省阜陽市のある農業機械の会社の課長であった。梁さんは1940年代には中国国内のワイ海戦役や渡江戦役、また1950年代には中国の西南部で掃討作戦や、朝鮮戦争に参加したことがある共産党の老幹部であった。彼は多くの戦役で功績をあげ、賞を受けていた。

 梁さんは晩年法輪大法を学びたいへん喜んでいた。法輪大法の修練のおかげで梁さんは心身共にいつも元気であった。1999年7月20日以降、江氏をはじめとする政治集団は全国で法輪功に対して狂気じみた弾圧と迫害を始めた。しかし梁さんは法輪大法の真理をあくまで守っていた。

 2002年11月に、安徽省阜陽市の610は梁さんの家を不法に捜査した。そのため梁さんは自宅に戻ることができなかった。阜陽市の610のリーダである戚成剛は仕事を解雇させると言い、梁さんの息子と嫁を脅かし、梁さんの家族に大きな圧力を加えた。こうした状態で梁さんはしかたなく、阜陽市の610に直接事情を説明しようとしたが、その結果彼は不法に連行され監禁された。拘束された間、70歳の梁さんはあらゆる苦しみ、特に精神的な迫害を受けた。610の職員は不法に梁さんを法輪大法と師父を汚す資料を書かせようと強制したが、彼は頑として従わなかった。彼らはまた梁さんの子供を解雇するといって彼にそれを強要した。このような高圧的な手段により梁さんは本心に逆らい、610の職員が書いた資料に拇印を押すことを強いられた。

 梁さんは自宅に帰ったが心身を大きく傷つけられた。彼は自分の崇高な信仰を守れず、李先生に対して、また大法に対してあわせる顔がないと感じていた。彼は自分の一生、死を恐れず、真理を探究する気高い節操を汚したと思い、自らを恥じ、心にやましさを感じ、安心することができなかった。毎日うつうつとしたまま、2003年9月27日に亡くなった。

 老幹部梁献森さんは生命の危険を冒し、砲煙弾雨の中では倒れなかったが、江氏集団による法輪功に対しての迫害で死亡した。実際には、梁さんは中国大陸の大勢の法輪功修練者と同じように、何も過ちを犯していないのにもかかわらずである。信仰の自由は憲法があらゆる公民に与える基本的な権利であるが、江沢民氏と彼の共犯者は陰謀と嘘で法輪功の真相を知らない人々を煽り立て、“真善忍”に対して、敵視させ、恨ませる。この根本的な本質はあらゆる社会や、人類のすべての道徳、良知、と善良の本性を踏みにじることである。


 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/7/7/78859.html