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南アフリカの首都プレトリアの新聞社は曾慶虹に抗議するオーストラリア人が銃撃されたと報道

 【明慧ネット2004年7月1日】(明慧記者唐麗の報道)6月28日、九名のオーストラリア法輪功学習者は南アフリカのヨハネスバーグ国際空港に到着後、首都のプレトリア(Pretoria)へ車を走らせた。今回の目的は来訪中の中国副主席の曾慶虹と商務部長の薄熙による法輪功の迫害に抗議することだった。しかし、途中で他の車から何者かに突然の銃撃を浴びせられ、運転手は両足が打たれた。南アフリカの警察はこの銃撃事件の取調べを取り組んでいる。

 南アフリカの首都プレトリアの新聞社(Pretoria News)は、6月30日中国で禁止された法輪功の学習者がヨハネスバーグで銃撃されたと報道した。法輪功の団体は中国政府に銃撃事件の責任を追及した。

 九名のオーストラリア法輪功学習者が南アフリカに着いた時、ちょうど中国副主席の曾慶虹と商務部長の薄熙らは南アフリカ政府を公式訪問していた。学習者らは開催される会議場の場外で請願活動を行うほか、江氏政府の下で法輪功学習者の人権侵害や酷刑虐待の行使に対して、国際人権法における告訴も求めるという予定であった。このようにして全世界の法輪功団体は弾圧に抗議しているからだ。

 報道では皮肉な意味合いを込めて、曾慶虹は、前日に両国でいくつかの協議が合意した後、国連による中国人権の記録についての討議を阻止したことで南アフリカ政府に感謝を表したとしている。

 今回の事件の経緯について、報道が伝えるところでは、その中の五名の法輪功学習者が日曜日プレトリアに向かう途中で道に迷った。その後N1南行きのブロフンテン(Bloemfontein)方面に国道を走った。ナスライカ(Nasrec)の付近を走っていた時、突然銃撃を浴びせられた。運転手である梁大衛の両足が負傷した。法輪功のスポークスマンである王利昂は「一つは彼の左足を貫通し、もう一つは右足の踵に当たり粉砕性骨折を負わせた」と訴えた。

 報道では、梁大衛のChris Hani Baragwanath病院のベッドでの話を引用している:「いきなり襲撃して来た。同じスピードで寄ってきた車を気にしていた」「スピードを落としたら向うも落とした」「相手の姿はよく見えなかったが、あの連中は中国副主席と商務部長が雇った殺し屋に違いない」「狙撃された後、強盗などをされておらず、相手の車は加速して逃走した。だから、それは絶対に中国政府の陰謀と?がっている」と話していると言う。

 法輪功側はさらにこう表明した。曾氏と薄氏らなどの中国の上級高官の指示で、法輪功学習者は中国で酷刑や虐待などの拷問を加えられて死に至っている。中国江氏政府による法輪功の迫害は五年近くになった。掻き乱しをはじめ、基本的人権の侵害、死をもっての脅迫、殴打、自宅に押し入る、などといった様々な迫害から今回の外国での銃撃までを引き起こした。

 南アフリカの国家警察局長Jackie Selebiのスポークスマンであるボカバ(Bokaba)の話では、現在、この殺人未遂事件と悪意による財産損害事件を調査を開始したが、今回の事件原因についての真相を推測するのは時期尚早であるとしている。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/7/1/78455.html