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文/海外大法弟子 【明慧ネット2004年5月14日】これまで私は自分の修煉がよくできてないと思い、今まで修煉体験を書こうとはしませんでした。考えてみれば、この考え方の中にも取り除くべき私心が隠されていることに気づきました。そしてお互いの修煉の精進を励まし合うために、勇気を持って自分の修煉体験を書くことにします。 私は大学でコンピュータの専門でした。将来この技術に頼って出世できればと思い、ずっと精力を注ぎ勉強してきました。法を得てからは、この技術を利用して洪法の写真を作ったり、大法のホームページ開設に技術指導と仕事の協調を担当してきました。今振りかえてみれば、自分が歩んできた路は、すべて事前に按配されたような気がします。師父は『ワシントンDC国際交流会での説法』の中に言われたように“……あなたがここで法を得て修煉するように按配しているのです。非常に多くの弟子が非常に高い学歴を持っており、海外の弟子にあっては高学歴の人が絶対多数を占めています。なぜでしょうか? この肝要な時期に常人の中で身につけた知識を十分発揮させ、大法が昔世の人々のために造成した常人の技能を利用して法を証明させるためです。”大法を実証している大法弟子にとっては、常人社会で取得した技能は、すべて大法を実証し、衆生を済度するために使うものである。 私の常人社会での仕事は会社のインターネットホームページの管理である。会社で使っている技術設計を大法のホームページの管理に使えるし、大法ホームページを作成するために開発したシステムが会社の仕事にも利用できる。これによって、会社での仕事を効率的にこなすことができる。大法弟子として今やっているすべてのことは全部大法に関係していることを実感している。 昨年、アメリカ・シカゴの中国領事館の前で学習者たちは「普く済度する」という舞踊を演出した。演じている学習者は個人を目立たせるような表現はまったくなく、チームの一員として一生懸命に自分の役を務めていた。これを見た私は、各分野で様々な方法で大法を実証している大法弟子が一つのチームであることを思った。テレビを担当する学習者、ネットサイトを担当する学習者、チラシを配る学習者など、まるで一つの舞台に演出しているようである。この歴史の大舞台の上に、我々すべての大法弟子は共同で歴史上に最も素晴らしい演出を行っている。もし誰かが勤めるべき役をきちんと演出できなかったら、この歴史の大舞台に遺憾が残されてしまう。 大法の仕事の中に心を修する 私は本来かなりの恥ずかしがり屋で、インターネット上で真相を伝える活動の初期に専門の技術者が少なかった為、私は率先して、他の学習者に技術を教えたり、故障したパソコンを修理したり、チームの協調を担当したりしていた。その間にいろいろな人に出合って随分鍛えられ、恥ずかしい気持ちは徐々に無くなって、逆に知らないうちに偉そうな気持ちが生じてきた。学習者に技術問題を指導している時、あれこれと、命令のような口調で話すようになり、ある日、学習者から“あなたのしゃべり方はまるで偉いボスみたいですね”と言われた。この話は私に大きな衝撃を与えた。考えてみたら、確かに自分も自分がどこかおかしくなっていると思った。完成した仕事の量が増えると共に自分の名利心が次第に目立ってきて、責任を持つ仕事が増えると共に、自分に偉そうな気持ちが生じてきた。このような心は学習者と会話する時に次第に表面化してきた。学習者からの率直な指摘は夢の中の私を目覚めさせた。本当に心から感謝している。 長い間、大法の仕事を、常人の仕事と同じように自分の任務としてやっていた。仕事の完成度を一番気にして、完成した結果に自己満足し、衆生を済度することや、学習者の間に励まし合って共同精進することをあまり意識しなかった。この様な不純の心を持って大法の仕事をやっているうちに、心身の疲れが徐々に強く感じてきて、更にその間に法の勉強もおろかにしていたので、担当している大法の仕事もうまく行かなくなった。今考えてみれば、このような状態を招いた原因は、やはり自分の修煉がよくできてないことによるものだった。仕事が忙しいことを理由に、静かに法を学ぶことができず、問題があったら、内に向かって自分の執着心を探すことも忘れた。 困っている時に、一人の学習者が私の担当しているネット上で真相説明グループの協調仕事を受け取った。この学習者によりグループ成員の分担役を理路整然に整理されてから、あっという間に私たちの地域のネット上で真相説明の仕事がうまく進めるようになった。これを見て、私はより自分の修煉不足をはっきり認識できるようになった。 それから、静かに法を学ぶ時間を増やしてから、自分の修煉の状態が徐々に良くなってきた。自分の状況変化と共に、周りの環境も次第に変わってきた。緊張していた家庭関係が知らないうちに和やかになり、両親に真相を説明する時、以前より真剣に聞いてくれるようになった。 この交流の機会を与えてくれた皆さんに心から感謝している。今後、皆さんと協力して更にネット上の真相説明の仕事を推進し、より多くの衆生を救い済度できるように努力していきたい。 (本文はインタネットで真相説明グループのニューヨーク交流会での発言原稿である) (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/14/74597.html) |