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ヒューストンの法輪功学習者は江沢民集団が殺し屋を雇って殺人をするテロ行為を厳しく非難した(図)

 【明慧ネット2004年6月30日】〔明慧記者舒静の米国ヒューストンでの報道〕2004年6月28日曾慶紅が南アフリカを訪問している際に、ヨハネスバーグに告訴をしに行ったオーストラリア籍の法輪功学習者の中の一人が受けた銃撃事件は、江沢民集団によるテロ行為そのものである。学習者たちは、中国領事館前で強く抗議し真相資料を配った。

       中国領事館前で抗議     真相資料を配る

 2004年6月29午前9時から午後1時半にかけて、ヒューストンの法輪功学習者は中国領事館の前で“江沢民集団のテロ行為を厳しく非難する”、“江沢民集団が殺し屋を雇って人を殺害することは道義上許されない”という横断幕を掲げて、市民、通行人、ビザを申請しに来た中国人に注意を喚起した。一部の人は法輪功学習者が銃撃された経緯を尋ね、自発的に資料を求めた。法輪功学習者は中国語と英語で声明文を読み上げ、江沢民集団の暴行を厳しく非難した。

 曾慶紅は元々上海市の官吏で、六・四学生運動の後江沢民に従って中南海に入り、江沢民の腹心となり、党内のスパイシステムを管理し、現在は国家の副主席である。曾慶紅は、江沢民と対立する党内のすべての政治家を一掃することに加勢し、中国共産党の内部で残忍な手段を用いる“黒面殺手”と称され、江沢民が法輪功を迫害する中で重要な役割を演じている。

 江沢民と追随者の曾慶紅、薄煕来等は中国国内で恐怖政治を行い、五年にわたる法輪功学習者に対する迫害は、警察・検察・裁判所などを操り、法律でもって法輪功学習者に対して凶暴残虐な迫害を加え、今までに少なくとも996人が死亡しており、不法に労働教養された人数は10万人を上回り、数千人が強制的に精神病院に送り込まれ中枢神経を破壊する薬物によって蹂躪され、更に多くの法輪功学習者が各地の洗脳クラスに連行され、精神的な苦難と残虐な体刑で虐待されている。江沢民集団は、その恐怖の行為を更に海外へと広げ、海外の法輪功学習者をかき乱しており、今回南アフリカで殺し屋を雇って人を殺害するテロ行為にそのすべてが表れている。 

 しかし真善忍を信仰する法輪功学習者は、五年に及ぶ迫害のなかで少しも恐れず平和、理性、非暴力の方法でごろつき政権の迫害を防ぎ、最近二年にわたって江沢民、羅幹、曾慶紅と薄煕来などの権力者を海外の法廷に訴え、罪のない民衆の鮮血が両手にいっぱい付いた凶悪犯達をびくびくさせている。江沢民が米国で“群体絶滅罪”、“残虐な体刑罪”、“反人類罪”で連邦の法廷に訴えられた後、この独裁者は絶えず裏で米国政府に圧力を加え、人に顔向けできない取引を画策し、米国の行政部門が司法部門の決定に干渉することを促している。しかし罪は罪で、江沢民、羅幹、曾慶紅、薄煕来などは絶対に法律の制裁を免れることはできない。

 これらの重罪を犯した意気地なしの人間が、今回南アフリカで殺し屋を雇って殺人を犯し、彼らを訴える法輪功学習者を恐喝したが、これは彼らが行った凶暴残虐な行為を世界の各国政府と民衆にあらためて暴露し、将来彼らが審判される時にまた一つの罪状を加えることにほかならない。法輪功学習者は彼らが自分たちの犯した凶悪犯罪を認めるまで、これまでと少しも変わりなく徹底的に訴訟を行うであろう。法輪功の信仰は“真、善、忍”で、江沢民集団の法輪功学習者に対する迫害は、罪がない人間に対するいわれのない脅しだけではなく、更に人類全体の道徳に向けられた脅しである。銃撃事件を通して我々はそれを見抜くことができた。このような脅しが中国で発生するだけではなく、ますます広範囲に世界に広がっていることを、ヒューストンの法輪功学習者は社会、メディア、良知ある人々に伝えて、江沢民集団のテロ行為を厳しく糾弾した。

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 この事件の背景は次の通りである。

 江沢民集団が法輪功に対して行う迫害の中で重要な役割をする曾慶紅が、6月27日〜29日に南アフリカを訪問するというニュースを知った9名のオーストラリアの法輪功学習者は、合法的に迫害を阻止するため、6月28日午後6時ごろ、南アフリカのヨハネスバーグ国際空港に到着した。このあと9名のオーストラリアの法輪功学習者は二台の車に乗って南アフリカ首都Pretoriaの大統領官邸ホテル(Presidential Guest House)に向かった。

 途中、午後8時半頃、一台の白色の乗用車が突然背後から近づきオーストラリアの法輪功学習者がリースした二番目の車のタイヤと運転手にむけて発砲し、少なくとも五発が車に命中した。この車を運転していたデビッド・リングさんはオーストラリア籍の法輪功学習者で、その時唯一人英文で“法輪大法”と書いてある青いジャケットを着ていた。デビッド・リングさんの両足に弾が命中し、車は損なわれて止まった。銃撃者はすぐに車を走らせて現場から逃げ去った。 デビッド・リングさんは、すぐに近くのChris Hani-Baragwanathという病院に運ばれて緊急措置を受けた。X線を撮ってみると、片足の骨はすでに粉砕骨折しており、病院は翌日午前中に手術すると決定した。

 家族と一緒に車を運転していて現場に遭遇した現地の人は、学習者が伝えた中国での法輪功に対する迫害真相を聞いた後で、この事件を“政治迫害”と表現した。
これは海外で法輪功学習者が五年来被った最も深刻な迫害事件で、これは殺し屋を雇った殺人行為そのものである。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/30/78324.html