日本明慧


「中国で迫害を受ける子供を救出」 小さい弟子の自転車の旅(写真)
─ 小さなカナダの法輪功弟子がトロント〜ワシントン自転車の旅に出発 

 文/トロントの大法弟子

 【明慧ネット2004年7月3日】子供達が楽しい夏休みを迎えている時、カナダの小さな法輪功弟子、つまりカナダ明慧学校の学生達が、この期間を利用して正義の活動を行うことを決めた。それは自転車でのトロントからワシントンD.Cまでの旅である。その行動を通して、中国で行われている法輪功を修煉している子供達に対する迫害を広く伝えるためである。

市政庁前で記者会見を行う

 *小さい弟子達は自発的に「中国で迫害を受ける子供を救出」自転車の旅を計画

 2004年6月29日、トロントの市政庁の前で、10数名のカナダ法輪大法の小さい弟子は記者会見を行った。彼らはその日中国駐トロント総領事館を出発、全行程1200キロメートルを走り、7月20日、つまり中国政府が弾圧を始めた丁度5年目のこの日ワシントンに到着する予定である。彼らは自分達の資金で、全ての善良な人々に中国で行われている法輪功に対する迫害の停止を呼びかける。中国で、数千万の子供は彼らあるいは彼らの両親が自分の信条を放棄しないという理由で、否応なく勉学の機会を失ってしまった。ある子どもは孤児になり、ある子どもは路頭に迷い落ち着く所がない。またある子どもはは残虐な体罰に苦しめられて、甚だしきに至っては迫害されて死に至った。

 現地のメディアTV Ontarioは記者会見を催しKellyさん と Kevinさんを現地で取材した。彼らが取材した法輪功の映像を青少年のための専門番組の中で放送する予定で、現地の青少年に自転車の旅と法輪功への理解を深めるのがねらいである。小さい弟子の純真な心と正義感溢れる行動は市政庁に働く警官にも感動を与えた。警官達は自らの意志で自転車に乗って、自転車の隊列を中国駐トロント総領事館へ平和な請願に行けるよう先導した。

 *江氏グループのテロリズムの迫害は子供さえ見逃さない

 過去5年間、江沢民グループは中国で法輪功に対する残酷な迫害の中で、数千万の子供もこのテロリズムの被害者になった。多くの子供は自分あるいは身内が法輪功の修煉を堅持したため迫害を受け、学校から除名され、勉学の機会を失ってしまった。身内が拘禁され、甚だしきに至っては迫害によって死に至ったため、一家が離散し肉親を失い、独りぼっちで身よりもなく路頭に迷い、甚だしきに至っては飢えと寒さで死んでしまった。

 両親が法輪功を修煉したため迫害を受け、たくさんの幼い子供は両親を失い、甚だしきに至っては孤児になった。

 3歳の融融さんは父と母を失ってしまった。3歳の子供はすでに何度も永遠の別れを経験した。融融さんの父、法輪功学習者の鄒松涛さんは労動教養所の警官に体罰を受け死に至った。母の張雲鶴さんは路頭に迷い、現在行方不明になったままだ。助け合って生活している母方の祖母も極度な悲しみのためこの世を去った。父、母、祖母、融融さんは続けざまに最も彼女を愛する三人の肉親を失ってしまった。融融さんが身内を恋しく思う時は、父の骨箱にちょっと頬ずりをすると言う。

 4歳の法度さんの父親陳承勇さんは2001年に広東で迫害されて死に至った。法度さんの母親戴志珍女史は私は娘の当たり前のの願いに応える事ができない。「お母さん、私はお父さんがほしい。」

 更にひどいことには、江沢民グループの法輪功への迫害、この国家テロリズム政策は、多くの子供さえ見逃さない。小学校から、中学(高校)、大学まで、全国各地の学校は学生と教師に法輪功を摘発して批判する文章を書かせ、反法輪功の署名を求めた。子供の幼い心は憎しみと嘘に害されている。

 カナダ明慧学校の法輪大法の小さい弟子はこれらの被害者を目にして非常に悲しみ、何かをしてこの子供達を助けたいと考えた。今日小さい弟子達はついに自分で計画したこの自転車の旅を始めた。これは大陸の子供達を助けるために、子供達が踏み出した第1歩である。17歳の小さい弟子Kevin Kooさんの提案によって、彼らが自発的に「中国で迫害を受ける子供を救出」自転車の旅を計画した。この夏休みの期間を利用して、トロントからワシントンまで自転車に乗って、そして7月20日まで到着するように計画した。Kevinさんは「法輪功を修煉する子供達が中国の警官に残虐な手段で苦しめられるストーリは、私の心を本当に動かした。いっそう努力して、この自転車の旅を完結させるのだ。」と述べた。

融融さん:私はパパがほしい、私はママがほしい 鄒松涛さんと張雲鶴さん
王麗萱さんと彼女の八ヶ月の息子孟昊ちゃん 迫害されて死亡した高校生陳英さん

 *子供達は南アフリカの銃撃事件を厳しく非難する

 江氏グループの幹部曾慶紅など一行が南アフリカを訪問する時、元気で手先を雇って平和な請願に行く法輪功学習者を銃撃したことを知った後に、自転車の旅に参加する小さい弟子達はわざわざ出発時間を遅らせて、他の大法弟子と一緒に中国領事館の前で江氏グループの南アフリカの銃撃事件を非難する記者会見に参加した。

 発表の前、小さい弟子達は中国領事館に手紙を手渡そうとした。中国の小さい友達も彼らのように自由に煉功でき、迫害を停止することを望んでいる。しかも請願の手紙の中で、小さい弟子は曾慶紅が南アフリカを訪問時に、手先を雇って請願に行く法輪功学習者を銃撃し、海外で公然とテロリズムを行使する悪質な事件に対して激しく非難した。中国領事館の職員も真相を理解し、1人のよい人になり、自分の未来のために考えたいと思っている。しかし領事館の職員は子供達の請願の手紙を受け取ることを拒絶した。17歳の葉謹さんはこれはまだたくさんの人が法輪功の真相を知らないまるで領事館の職員のようで、これは彼女に自転車の旅は更に意義があると感じさせた。

 小さい弟子達は銃撃事件を聞いた後、皆とても驚いた。更に彼ら自身で自発的に組織した今度の活動の意義も感じた。更に多くの人に中国で行われている罪のない法輪功学習者に対する迫害を理解して欲しい。更に多くの国家の政府と人民が皆立ち上がって、この国家テロリズムが海外の自由な世界へ手を伸ばしていくことを厳しく非難し、防ぎ止め、できるだけ早くこの迫害を制止するよう助けてほしいと思っている。過去5年間の迫害の中で、数千万の子供と家庭は大きな損害を受けた。今日、江、曾グループが手先を雇って暗殺という恐怖の行為は海外の国家(-南アフリカ)で起こったが、明日は、カナダあるいは世界の他の自由な地域に起こることがありえないだろうか?小さい弟子達が、自分の資金で、中国の子供を少しでも助けることが出来たら、全世界の子供達と善良な人々に嘘と、憎みと暴力によって推し進められた迫害による被害を避けることができたらうれしいと述べた。記者会見が終わった後、10数人の小さい弟子はみなさんの拍手と応援を受け出発した。

 参加する小さい弟子は10数人で、年齢は13歳から17歳まで。その中の3〜4名の「年齢の大きい」小さい弟子は単独で全行程を走りきり、他はリレーで完走する。今年15歳のKevinさんは今度の活動のスポークスマンとしての責任を負う。Kevinさんが今度の活動はメディア、税関、警官と政府などの各方面の理解と支持を得て、多くの親友の嬉しい資金援助をも得たと記者に伝えた。

 *小さい弟子達心の声

 一部分の自転車の旅を参加する小さい弟子

私はいつも「真善忍」の基準に基づいて自分を要求する。 1999年7月20日に法輪功への全面的な弾圧が始まった時、人々は非常に驚いた。 普通の未成年者はただテレビに注目するだけだが、法輪大法はこれらの未成年者に大きな変化をもたらした。
私達は未成年者チームで、中国で法輪功への弾圧を停止させるために、自転車でトロントからワシントンD.Cまで行く。 私は法輪大法を八年間修煉してきて、とても有益だ。 真相を私の回りの人に教えたい、地球の反対側でどんなことが起こっているのかを彼らに知らせる。



 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/7/3/78524.html